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2014年 11月 04日

ニセ沖縄県人会の企画

b0061413_1452140.jpg 「僕は春は夏を待ち、夏は秋を待ち、秋は冬を待って冬は春を待つ生活をずっとしてる」とは、確かアンドレ・ジイド(André Paul Guillaume Gide)の言葉だったと思う。小説ではなくて手紙文だったかもしれないけれど、ヘタクソな検索ではわからないのでどなたか教えていただければ幸いだ。そんなジイドの本なんかもどこかに眠っている倉庫の整理をしなければ…と思いつつ春が過ぎ夏が過ぎ、秋も過ぎようとしている。ジイドほど深い文学的感情はなくても、誰しもふと真夏に真冬の温泉の露天風呂に浸かることを夢想したり真冬に真夏の海水浴が恋しくなるというようなことはあると思う。特に昨今のように一年の気候変動が激烈だとなおさらだ。夏に秋を待っていたということではなく、秋になってから夏を惜しむということもあった。考えようによっては秋にすでに冬と春を飛び越えて夏を待っているのかもしれない。 mixiというSNS(ショーシャルネットシステム)があって、人によっては「オワコン」(終わったコンテンツ)と呼ぶ人もいるけれども私はしぶとく活用をしている。そこで3年ほど前から「粒焼質問千本ノック」というコーナーをやっている。くだらない質問がほとんどであるが、読者に質問を投げかけてコメントを頂戴する。ごくたまに盛り上がる。文字通りに1000本の質問を投げかけたらやめようと思っていたが、私は本当にいいかげんな人間なのですでに1324本のノックを放っている。みんな難しいノックを見事に補給し、鋭い送球を返してくるのだ。 そのなかの1297本目のノックは過ぎ去ってしまった夏を惜しむ意味で9月18日に 粒焼質問千本ノック(1297) 来年の夏、近くの浜辺で「ニセ沖縄県人会バーベキューパーティー」を開催したいと思っております。(半分は本気)周囲の人を沖縄県人の集会であると勘違いさせることができるテクニック、小細工、演技指導などをよろしくお願いいたします という質問ノックを放った。すると、私も沖縄には4回行っているのだが「わははは、みんなスゴい観察力をもっているなぁ」と感心し敬服する返球が来た。それらをまとめつつ、来年の夏の 「第1回ニセ沖縄県人会バーベキューパーティ」の実際の開催までこぎつけたい。それではどなたからの投稿であるかということは失礼ながら割礼、いや違った、割愛させていただくことにして、ホンモノの沖縄県人と周囲の目に映り、耳に聞こえるポイントを箇条書きにしていきたい。 (1)バーベキュー開催の集合予定時刻には誰も集まらない。 シンプルながらしょっぱなから実に見事なポイントを突かれた。矛盾点としてどういう案内をしたらいいのか?とは思っちゃうけれども、確かにパンクチュアリティ(時間厳守)を重視しているようだと、最初っからニセモノであることがバレてしまう。(2)男はアロハを着用 これも実によく見ているなぁと感じた。かりゆしウエアというイメージもあろうが、それだと知事を筆頭に沖縄県庁の職員のクールビズか、鳩山由紀夫さんになってしまう。実際に法事など夏の正装として着用もされるけれども、この場合はニセ沖縄県人会のバーベキューパーティであるから、男性はアロハ。実に鋭いポイントだ。 (3)指笛を鳴らす 口笛のようには手軽にいい音を鳴らせないので冬の間に練習しておかなくちゃね。 (4)具志堅さん、喜屋武さん、喜納さん、山城さん、新垣さんなどの名前を呼び合い、たまにヤンバルさんなどのアダ名のメンバーも入れておく。 まさにプレイ(演劇)であるけれども実に大事なポイントを指摘してくれた。これで周囲の人はニセではない沖縄県人会のバーベキューパーティと思ってくれるはずだ。そして数時間の間、選手登録名ならぬ「沖縄バーベキューネーム」で呼び合うというところも何だか新鮮でパーティー気分が高まる。何と、ここまでアロハを持っていない男性を除いて小道具なし、経費ゼロのポイントばかりであところも素晴らしい。 (5)乾杯は延々と永久のように続く これもいいポイントだ。沖縄の居酒屋に入るとしょっちゅう「乾杯!」の声が耳に入る。私が考えたポイントを加えると、高校野球好きが多いので夏の甲子園大会の沖縄県代表の登場試合に合わせて(午前8時プレイボールだときついなぁ)バーベキューを開き、点が入るたびことはもちろんのこと、守備機会では1アウトごとに「乾杯!」つまりは、勝ち試合ならば最低でも27回は「乾杯!」 そして、ダミーの日本酒や洋酒も用意しておいてただ「酒!」と言われた時には迷わずに泡盛を出すのだ。 (6)三線(さんしん)を弾く時に正式な爪(ピック)は使わずにつまようじなどを使う  これは三線という小道具登場と併せてダメ押し的に沖縄県人感を醸し出す。このロコ感覚いっぱいのカジュアルさにニセ沖縄県人と疑う人はいなくなるだろう。ちなみに、誰が気付いてくれるのか?というポイントではあるけれども、おじいやおばあから三線の奏法を伝承されたかのように、弦を押さえる左手は「薬指をまったく使わない」という古来からの弾き方でいきたい。 これを書いていると、また沖縄に行きたくもなり、そして来夏の近くの浜辺で実際にニセ県人会を開催したくなってしまった。写真は、最近はiPadなどの待受け画面に使っているのだけれども満潮時には沈んでしまう浜島というところでお母さんとお姉ちゃんお兄ちゃんを必死で追いかける末娘の背中。私が用意する最後の演出は (7)バーベキューパーティにもついてくる3人以上の自分の子どもたち である。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2014-11-04 15:14 | 草評


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