2014年 11月 15日
学生時代は知り合いがいる店に入ると「う〜寒い寒い、あっ、アイスコーヒーをひとつ下さい」などということがあった。ギャクとしてというか、ウケ狙いもあったけれども若さゆえの冷え知らずというのか、けっこう本気で晩秋や冬でもアイスコーヒーを好んでいた時代もあったのだ。今は、冷たいビールだけはこれだけは例外で年中好んでいるけれども、それ以外は「冷たい飲み物をゴクゴク」ということは非常に少なくなってきている。(ゴクゴクではなくてチビチビなら、例外はまだまだある) その代わり、温かいものへの感動というものが年々高まってきている。寒いなかを帰宅してとん汁があるという時の感激度も年々高まりを見せている。秋冬シーズンの食卓は温かいものということでいえば中華や洋食だって大概は温かいし、和食は鍋物をはじめ汁物はほとんど熱々である。カロリーという概念までを含めた総熱量のようなものはチーズフォンデュの方が熱い(なんせアルコールの沸点は水よりも高い)はずなのだが感覚的な温まり具合に関してはとん汁の右に出てくるものはいない。今、思いついたが「右に出るものはいない」というのはインドで左手よりも右手に優位性をもたせるところから来ているとか、右に優位性をもたせる中国(漢朝)の文化の影響であるとか学術的に語られているようだけれども、確か左大臣の方が右大臣よりも偉かったはずなので、これはきっと言い回しとしてはけっこう新しくて相撲の番付表とか歌舞伎や寄席などのエンターテイメントの演者表なり名札から来ているように思った。「左遷」という言葉も、たぶんこれとセットだな。 ともかく、右も左も分からないけれども「とん汁は温かい!」ということだけはわかる。特にうちの家族の場合はシャラポア(妻・日本人)と長女をはじめ生姜が大好きな者が揃っているので、生姜がたっぷりと入り内側からジワジワと温まる。 マーヒー加藤 コッヘルバックナンバー
by kaneniwa
| 2014-11-15 23:24
| 草外道
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