2015年 01月 21日

コッヘル260番 焼きリンゴ

b0061413_23505374.jpg リンゴ・スターという名称はどうか?とも思ったが、 コッヘル162番にミック・ジャガーをもじったニック・ジャガーという料理を登場させているのに続いてコッヘル163番のアップルパイの「パイ抜き」にすでにリンゴ・スターと命名していた。であるから、普通に「焼きリンゴ」である。ただし「焼き」といってもダッチオーブンのなかでじっくりじっくりと蒸すように焼いたという時間だけをかけた(それでも30分程度かな?)ズボラな焼き方である。しかし、ズボラで単純極まりない調理であるのにも関わらず、デザートとしての完成度はなかなかに高い。シンプルであるけれどもディープなのだ。

b0061413_23511452.jpg 冬ではない季節の野外でのバーベキュー時の美味しいデザートとして、今までこのシリーズでもパイナップルを焼いたりバナナを皮付きのまま焼いたりしてきて、その美味しさに自分でビックリしてきた。その感覚を「こりゃ真冬も味わえるな」というしてやったり度も高い。砂糖など一粒たりとも添加していないのにも関わらずに軽い酸味とともに押し寄せてくる甘みは鮮烈である。干し柿などは「渋くてしょうがない柿ほど干し柿にすると甘みを出す」ということを教えられたのだが、じっくり加熱をしただけで「お前はそれほどの甘みをいったいどこに隠していたの?」と思うぐらいに甘い。そしてその甘さは干し柿同様に嫌な感じはまったくしない甘さなのである。合わせる飲み物はコーヒーもいいけれども、砂糖が入っていないストレートティー(紅茶)が口のなかでアップルティーとなってなかなかいい。


マーヒー加藤

コッヘルバックナンバー
[PR]

by kaneniwa | 2015-01-21 23:49 | 草外道


<< 福岡正信著 『わら一本の革命』      おっとり刀で駆けつける >>