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2015年 01月 29日

コッヘル261番 芋棒(いもぼう)

b0061413_1275935.jpg というわけで、サントリーオールドとともに味わった今年のおせち、もうすぐ1月は終わってしまうので今年は芋棒(いもぼう)のみを紹介しておきたい。(それ以外を紹介することを11か月後に私が覚えているかどうかは定かではないけれども。) さて、日本酒を飲みつつお正月料理を食べていた間は気がつかなかったけれどもサントリーオールドを飲みつつそれらを味わっているといきなり「和食のおつまみ」としての風景となった。特にお重や華やかな皿の外からコッヘルというものに盛ってみればなおさらである。 芋棒の芋は八頭(やつがしら)というものも売ってはいたが普通の里芋を使用した。今年の芋棒はなかなかうまくいったと思っている。二晩かけてじっくりとタラの乾物を戻していったということの成果でもあるけれども、調理をする過程のなかで「味付け前にタラの乾物を煮る作業で、煮汁を2回捨ててみた」ということがよかったように思っている。これはインターネットなどで芋棒の作り方を検証してみたところ「どうも1回は煮汁を捨てている」というプロセスを経ている方々が多いというようなことに気がついた。従来の私は「すべて無駄にせずに活用したい」という考え方のもとで煮汁は捨てずに味付けをしてきた。これは善行(善い行い)に基づいたつもりであったけれども自己満足のようなものに囚われていたかもしれない。今年の芋棒を例年の仕上がりと比べると「拾うために捨てる」というようなことの大事さに気づきを与えられた。煮汁を捨てることによってタラをタラたらしめることができた。今までは煮汁も活かそうという考えのもので全体を殺してきたのかもしれない。活かすために捨てるとか大事なものを発見するために省略をしてみるということの大事さへの気づきとなった。 

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2015-01-29 02:01 | 草外道


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