2015年 05月 27日

コッヘル278番 米粉蒸し餃子

b0061413_23361550.jpg 横浜中華街の聘珍樓の点心部門などの、餃子の皮が半透明になっていて高級具材のフカヒレやらエビやらが透けて見える感じの高級餃子というものがあるけれども以前から「その皮は米粉か、米粉と小麦粉のブレンドではなかろうか?」と、常々推測してきた。地元は米どころであって、もちろん米を材料とする米粉も副産物であるということを越えて名物となりつつあり、その地元産の米粉で具材はいつもの焼き餃子と変わらないものの「高級感ある皮が半透明の餃子」というものを試作してみた。「使われているのは米粉に違いないだろう」という私の思い込みが正しいかどうか、ちゃんとしたせいろ蒸しではなくてダッチオーブンの底に鍋敷きを敷いたものでの蒸し作業の合間にネットで調べてみると、どうも米粉は主流ではなくて浮き粉(貫雪粉や浮粉とも言うみたい)に片栗粉をブレンドしているものが多いという感じがして、急に蒸している最中のものを不安視することになってしまった。そして恐る恐るダッチオーブンのリッド(ふた)を開けてみた。限りなく透明に近いホワイトを願っていたけれども実際には透明とはなかなか言えない状態だったので気分の方がややブルーになってしまった。形も少し崩れている。しかし、味の方では狙った方向とはちょっと違うもののいい感じだった。考えてみれば「餃子とライス」というのは合わないわけがないので美味しい。お茶碗とか丼に盛ったライスがなくとも、皮が米粉なのでそのまんま餃子ライスを食べている感じ。ただ、私の感覚では普通の焼き餃子の時の酢醤油とラー油という組み合わせより酢醤油にカラシの方が合う感じだった。いっそシュウマイを米粉を作って「それだけで崎陽軒のシュウマイ弁当風」にすればよかったか? 私の京都での学生生活の期間は「餃子の王将」がものすごい勢いで京都市内を中心にチェーン展開している時期だったのでしょっちゅう餃子の無料券をもらった。それでよく餃子ライスをしていたことを思い出した。最初は高級感あふれる餃子をイメージしていたら、かなり違うイメージが出てきたなぁ。それにしても王将本社前で大東隆行社長が射殺された事件の犯人はまだ特定されていないなぁ。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2015-05-27 23:59 | 草外道


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