2015年 10月 15日

名曲草観賞(49) Bob Marley の Buffalo Soldier

全日本のラグビーチームがワールドカップのイングランド大会で。
予選リーグを敗退して帰ってきたのであるが、
3勝1敗という好内容と好成績であって「凱旋帰国」という感じだった。

福山雅治の結婚にともなって福山ロス症候群に陥った女性が100万人いたとすれば、
そのうちの10万人は、全日本のスタンドオフの五郎丸歩選手に流れたのではないか。
あの忍者ニンニンのポーズによるルーティーンから繰り出されるキックは、
かなりの高確率でゴールをとらえたと同時に、かなりの数の女性のハートを射止めたはずだ。

キャプテンのリーチ・マイケル選手は日本人女性と結婚していて国籍は日本なのだが、
その国や地域に36ヶ月以上継続して居住していれば代表選手資格があるという
ラグビーの国際戦でのルール(国際ラグビーボードがそう定めている)により、
刺身が好物である関西弁のトンプソン・ルーク選手がいたり、
二人がかりでタックルされてもその二人をひきずって前進しちゃうという
快速の「フィジカルモンスター」であるマフィ選手がいたり、
南アフリカ戦の伝説的なトライを決めたカーン・ヘスケス選手がいたり、
グローバル企業では当たり前からもしれないけれども欠かせない外国人が何人もいた。

そんな選手たちが、最終戦の米国戦の後には勝って3勝1敗としながらも
次のステージは進めないという悔しい思いも重なりつつ涙しつつも、
精一杯やった仲間として全員で腕を組み、あげた「勝どき」に近いコールが

Woy, yoy, yoy, woy, yoy, yoy, yoy. Woy, yoy, yoy, yoy, yoy, yoy, yoy, yo.

であったのだ。間違いなく「Buffalo Soldier バッファロー・ソルジャー」のなかの掛け声。
しかも、キャプテン(マイケル選手)の発声から寸分のズレもなく声を合わせる様子に、
そのキャプテンに
「エディ(監督)はもうイヤ…きつすぎる」
と言わしめたほどの世界一厳しいトレーニングの合間にも、
この掛け声を合わせてきたことを感じ取れた。
そして、Bob Marleyが歌ったバッファロー・ソルジャーは南北戦争時代からすでに
駆りだされて戦わされていた黒人傭兵のことだけれども、
日本代表の外国人に対して
「誰も君らを傭兵だとは思わないよ」
と思った。

大相撲の方は、八百長事件から人気はV字回復しているけれども
この十数年間屋台骨を支えてきた白鵬ほどの大横綱であっても
日本人に帰化しなくては親方になって部屋をもつ権利がない。

バカな考えかもしれないけれども
ジャパンラグビートップリーグのなかに
トヨタ自動車、リコー、キャノン、ヤマハ発動機、
サントリー、Panasonic、近鉄、神戸製鋼などにまじって
「大相撲選抜」というものがあれば面白すぎるのではないかと考える。
プレシーズンマッチでいいので実現しないだろうか。

いかにタックル力で際立った大相撲選抜であろうと、ラグビーでは勝てないと思う。
それでも俊足で機敏なモンゴル出身力士数名をバックスに置けば
「あわや!」
という場面は続出するのではなかろうか。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2015-10-15 14:52 | 草評


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