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2005年 08月 08日

名前じゃないけど名前は大事 (3)

 全国の「寺院名簿」というものがあって、私が属している宗派の場合、
8000ヵ寺以上の寺院の名簿になっているのですが、その膨大な数の寺院の名前の
多くは○○寺 ○○教会 あるいは○○○寺と、漢字2文字か3文字であらわされる名称が
ほとんどなのですが、やっぱり何でもないようで、ちゃんとその少ない文字数のなかで
ちゃんと私の属している宗派の思想のようなものをあらわそうとしていると、全体を
見ればそう思います。どうしても抽象的ながら確かにメッセージ性を託した文字が
選ばれているような気がします。

やっぱり悪人が救われていく教えだといっても 極悪寺 みたいな名前は
ありませんね。インターネット上ではありますけれども・・・

たとえば 「龍」(竜) とつく寺院は宗派を問わずに全国にたくさんありますが、
龍は仏法を守護していくものの象徴です。たとえばそういうものが、ここは
どういう場所であるかを抽象的ながらも示すために名前というものが
必然的に選ばれているという気がします。

私が気がついたのは、私の属する宗派では「船」という文字の入った寺の名前
(寺号といいます)がよくあります。やっぱり、この文字はお念仏をあらわして
いるのだなぁと実感します。他の宗派の寺号で「船」にはなかなか出会えません。

やっぱりお念仏というのは研ぎ澄まされた定員1名のFⅠレーシングカーみたいな
乗り物の対極にあって、みんなで大きな船に乗り込み、風まかせで進むという
ことみたいです。風まかせながら、本来は渡ることのできない海を渡るみたいです。

マーヒー加藤 http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-08-08 02:30 | 草仏教


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