2005年 08月 10日

中山文部科学大臣の甲子園でのあいさつに疑問

今、高校野球は夏の大会を迎え、大相撲と同じくスタンドの空白は
「かつてのパリーグよりもいい」という程度のお客さんの入り方であり、
NHKは高校野球と大相撲と受信料の空白の行方を心配しているのだろう。

さて、高校野球の夏の87回全国大会(甲子園球場)の開会式は、
車のなかのラジオで聞いていたのであるが、科学文部大臣は、あいさつの
最後を

「この大会は、国民的な行事として、発展してきたが、今、全国から選手を集める風潮があるが、
それぞれの郷土で、生まれ育ったその高校の代表として出場することで、地元の人が
応援することが出来る。高野連の前向きな取り組みを期待する。」(中山文部科学大臣)

と結んだ。特に、今大会では明徳義塾高校(高知)が大会直前に部員の暴力と
喫煙のために出場辞退ということがあり、この明徳義塾については文部科学大臣の
みならず高野連会長など各人が校名をあげて批判をくりかえしていた。

私は法事で新潟県内の、今は引退された何回も甲子園に出場した監督さんと同席した
ことがあるが、このSさんは中学生やリトルリーグの有望選手を集めて作った
チームに何度も当たって辛酸をなめてきた。抽選会で相手チームが新潟とわかると屈辱的
な拍手が巻き起こったという。だから、その立場に立てば、文部科学大臣の発言は
「よくぞ教育界のトップが言ってくれた!」ということであろうし、私もそういう気持ちは
少しある。

しかし、どうだろうか、個人スポーツの範囲では、たとえば卓球の福原愛ちゃんは
今大会にも出場している青森山田高校の高校生だが、あれれぐらいスポーツ活動
に理解というか寛容な高校でなければ中国のプロリーグに所属しながら高校生を
やるというのは無理だという感じだなぁ。

中山文部科学大臣の発言は、最初は「よくぞここまで言ったものだ」と思ったが、
大相撲で言うならば、外国人力士を締め出す考え方に、ちょっと似ているぞ。
じかに聞いた甲子園のグランド上の高校生にとっては、もっとわかりやすく
同感と反感が渦巻いていたことだろうと思う。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-08-10 07:11 | 草評


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