2005年 09月 05日

バトンルージュの服部君を思い出せ

カトリーナ、おまえは罪なやつだ。しかしカトリーナ、おまえよりも罪なやつらを
みつけてしまった。

私が愛する、というよりも多くの人が愛するニューオリンズの街が
大変なことになっている。私は1991年に三日間、ニューオリンズに滞在して、
ニューオリンズの街の虜(とりこ)になってしまった。

見渡す限りライブハウスだらけのバーボンストリートはどうなってしまった
のだろうか。ニューオリンズといえばディキシーランド・ジャズというのは
有名だが、10年以上前のバーボン・ストリートはディキシーのみならず
ありとあらゆるジャンルのJAZZ、R&B、ロック、フォークなどなど、アメリカの
音に満ちあふれていた。その数多いライブハウスにも出演できないミュージシャン
たちがストリートや公園で演奏し、そのレベルの高さにもびっくりした。

物資の補給基地になっている同じルイジアナ州のバトンルージュという
街の名前に、私は行った覚えがないのに妙な聞き覚えがあった。なぜだろう?

どうも気になって調べてみれば、1992年、このルイジアナ州のバトンルージュで
服部君という留学生がハローウィンの夜に射殺されているではないか。
覚えている方は、あの「フリーズ事件」と言えばわかってもらえるだろうか。

そのバトンルージュを基地として、物資を届けにニューオリンズに行く
ヘリコプターに射撃する奴がいる。被災者救済のために向かう車両に発砲する
奴がいる。罪な大型ハリケーン、カトリーナよりもさらにどうしようもなく罪が深い。

結果、米軍が出動しても最大の仕事が救助活動よりも警備活動になる。

物理学者のホーキング博士が来日した時に、日本の小学生がいい質問をした。
「博士は、宇宙には地球以上の文明をもつ星があると思いますか」(小学生)
「いくつも存在する可能性が高いと思います」(博士)
「では、そういった星が地球を征服しに攻めてこないのはなぜですか」(小学生)
「他を侵略しようとする文明は、侵略を成功させる前に、それ自体が壊れて
しまう宿命的な法則がはたらいているからではないでしょうか」(博士)

アメリカという国、この博士の理論(物理学ではないけれどなぁ)によれば
今、いちばん危ういぞ!軍隊もそうだが、まず銃を捨てよう。な。


マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-09-05 23:55 | 草評


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