草仏教ブログ

kaneniwa.exblog.jp
ブログトップ
2005年 11月 08日

逆宣伝を考える(3)

逆宣伝を考える(2)は、ちょっと本筋を外してしまったので、書き直します。

解散後の衆議院議員選挙の小泉自民党の圧勝の原因として欠かせないのが、
またまた大きな逆宣伝で小泉さんの宣伝をしたあの前総理であります。

後で、うっかり口を滑らせてくれた前首相のコメントで分かったことですが、あの素晴らしい
本人の地もたっぷりと含まれた前首相の演技の脚本を書いたのは小泉首相だったのです。
そして、これまた演出効果抜群の小道具であったつぶれた缶ビールと固いチーズを
(こっちの方はたまたまかもしれないが)用意した演出も小泉首相だったのですね。

固いチーズとは、引っ越ししたばかりの総理官邸に、固くなったプロセスチーズが
あるとは思えませんね。あれは、たぶん、ミモレットなどの元々固いチーズだったはずです。

前総理は、「死んでもいい」という決意の言葉を宣伝する役目(これは小泉首相の脚本)
とともに、期待以上の逆宣伝による宣伝効果を発揮したのです。

それは、衆議院の解散を決めた後に、ミモレットを飲みながら缶ビールを飲んでいる
姿、という、本来は見えないはずの、見方によってはちょっとカッコいい姿を見せたのです。

そして、ミモレット(だと思うなぁ)を、「こんな固いチーズ」とけなし、
また、それを噛み切る力強さを失った前時代の権化(ごんげ)のような姿を
見事な映像で示したのが、今回の小泉自民党の圧勝の原因だったように思うのです。

小泉さんも、YKKと呼ばれた時代は、赤坂の料亭には頻繁に通っていたと
思うのですが、今回のこのケースでは、何といっても固いチーズと缶ビールをけなされる
という効果抜群の逆宣伝が、結果的にこれ以上ない宣伝になったと感じるのであります。

総理官邸の小泉さんの冷蔵庫に買い置きしてあったミモレットが、
日本の歴史を変えたのです。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
[PR]

by kaneniwa | 2005-11-08 23:47 | 草評


<< おかげさまでブログ開設から丸一...      逆宣伝を考える(2) >>