草仏教ブログ

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2006年 01月 14日

偏差値というものの本質

世の中は受験シーズンでもあった。

各予備校の東大模試を受ける人の数が9%から多いところでは
20%増えているという。

東京大学は初めて大学説明会などで大学のPRにのりだした成果で
あると胸を張るのかもしれないが、こういうものははた目から見ていれば
すぐにわかるが、東大受験をテーマにしたドラマの「ドラゴン桜」効果で
ある。

先日、はじめてコンビニで『コミックモーニング』を立ち読みしてわかったが、
ドラゴン桜のドラマ(例によって年末の再放送をまとめて録画してのCM飛ばし鑑賞)の
配役は極力原作の漫画のキャラに似せてあったということを発見して笑った。

さて、今から25年前の受験のシーズン時にはやはり当事者であったので
落ち着かない冬だった。偏差値というものにも、正直言って一喜一憂していた。

この偏差値というもののルーツは何か?多くの人は偏差値50がど真ん中、
ということぐらいは知っていると思うが、日本特有のこの複雑な方程式は
いつ、誰が、どうやって発案したのか。偏差値とは英語で何と言うのか?

確認のためにネット上で様々な検索ワードをとっかえひっかえして調べてみた。
東京大学で開発されただの、駿河台予備校で発案されただののガセ情報も見つけた。
(駿河台予備校でいちはやく採用された、というのなら正しい情報かもしれない)

おそらく、かなり以前に調べてみた記憶と照合して、はてなダイアリー
(はてなダイアリーはリンクすると文字化けしてしまうのです)の偏差値の
項目のところに小さく書いてある

 元々は、旧軍において砲撃の命中精度のデータを集計するために
 考案されたものといわれている


という記述が正しい偏差値の発祥であり本質であるとマーヒーは考える。
ついでに、名字しか思い出せないが、偏差値を求める方程式の発案者は
旧日本海軍の佐藤さん(日本でいちばん多い名字だ)だったと思う。

したがって今ではアジア各地や欧米の一部でも取り入れているところもある
というこの偏差値だが、(その場合、外国語で何と呼ばれているか是非ご存じの
方はご一報を)日本独自のものであり、元々の用途は軍事のための数値だ。

つまり、品質が決して一定ではなかった砲撃用のタマの一つ一つに、
おまえ(普通のタマ)が50とするとおまえ(いいタマ)は65でおまえ(悪いタマ)は42だな、
としてきたのが最初に偏差値なるものが活用されてきた歴史の最初であろう。

戦争が終わり、戦争にたとえられる受験において、志望する学校への命中率へと
転用されたわけだ。もちろん、本来は受験生がタマである。しかしまた、これが
さらにターゲットの方に転用されて「偏差値の高い学校」などという使い方がされる
ようになった。こうなってくると学校というものは私立公立問わずに学風なり歴史
なり業績なりを一切無視されて進路指導などで偏差値○○の学校と紋切り型の
ランク付けをされるようになった。

しかし、どうなんだろうか。大学受験であれば、志望する大学での出題傾向などと
いうものはかなり違っている。

受験生でこの草仏教ブログを読んでくれている人が一人でもいてくれているか
どうかは疑問だが、志望学校の過去5年分の入試問題(これは今でも書店で
売っているよね)は、入試の前の日に時間配分の練習で解いてみる、なんて
自分を過信したことをせずに今すぐに全部やっちゃいなさい!

そして、過去5年間の傾向というか雰囲気というか、そういう感触が頭に残って
いるうちうに残りの期間が1ヶ月か3週間か2週間かしらないけれど、その期間で
その雰囲気にマッチした事項を詰め込めるだけ詰め込んでしまいなさい。

そうすれば、少なくとも予備校とか受験出版社が決める偏差値という評価とは
別に志望する学校に入れる確立は非常にアップするのではないか、というのが
マーヒーの老婆心的なアドバイスである。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2006-01-14 21:59 | 草評


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