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2006年 03月 02日

これも勉強なのだ

かなり以前のことなので、記憶はあやふやになっているが、
タレントの兵藤ゆきさんがお坊さんたちを相手に説法をするという
テレビ番組があった。学生時代のことなので関西限定の放送だったかもしれない。
兵藤さんのお話の内容は、たいへん失礼ながらすべて忘れた。
しかし、次のことだけは忘れない。

その兵藤ゆきさんのお話を聞いたお坊さんたちが口々に
  「引き合いに出された芸能人の名前を知らない」 とか
  「紹介された漫画がどんなストーリーか知らない」 などの感想を述べた。

その感想に反論するかのように、兵藤さんはこう言った。

 皆さんは普段、どんな高尚な学問をされているかはわからないけど、
 皆さんが教えを伝える相手は特別な人ではなくて普通の人が相手でしょ。
 普通の人が当たり前に知っていることを知らなくて、それでいいんですか?
 

これには多少の反感ももちつつも、心の深いところにガツンときた。

それ以来、最新のものでも共通の話題として語られるような小説、漫画などは、
ジャンルは問わずに読むようにした。

世間から、特に僧侶社会のなかからミーハーだ、と言われるようなこと、
たとえば話題になっているコマーシャルなどについて知らなかったなどと
いうことについて、それを恥だと言ってしまえば世の中に流され過ぎだが、
知らないことを威張ることは、何事についても変な姿勢だ。
私は勉強不足なのだ、と思うことにした。

よく、寺に若い人が来ないとボヤく僧侶がいるが、どこを見ているのか?
法事などの末席には、高校生などもいるではないか。
若者が来ないとボヤく人は、彼ら彼女らと対話をする気がまったくないので、
その存在が最初から目に映らないということがわかる。

青春アミーゴの修二と彰の見分け方でも、自分から若者に教えを授かればいい。
若者は、従順ではないが素直だから、耳をもってくれた者の言うことは、聞いてくれる。

マーヒー加藤  草仏教ホームページ
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by kaneniwa | 2006-03-02 23:12 | 草仏教


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