2006年 03月 09日

真空管は輝きを失うのか

電気用品安全法(PSE法)が、3月末で猶予期間が終わるために、
4月1日から施行される。具体的には、中古の電化製品の売買ができなくなる。
そこには、たとえば電子楽器やオーディオなども含まれてくる。

音響機材などは、ほとんどこの法律にひっかかってしまうので、プロであるか
アマチュアであるかは問わず、音楽活動をしている人にとっては死活問題だ。

3月5日の深夜にすでに締め切られているが、坂本龍一さんなどが呼びかけた
署名のお願いの文は こちら 


私も中古楽器を買って音楽に親しみを覚えた者である。
これから何かに影響を受けて音楽を始めたいが、新品は高すぎる、と
思っている人に手軽な中古楽器を選ぶ道が閉ざされてしまう。
音楽に関係なくても、学生時代には、下宿先の電化製品のほとんどは
中古品でまかなったのだが、これからの学生さんなり、新社会人は
リサイクルショップでそういった生活用品を売買できなくなってしまう。

私は古いオーディオ再生装置が好きで、それらは学生時代や社会人でも
憧れはしたが、とても買うことなどできなかったが、ようやく、中古品でなら
何とかなるか・・・という年代に入ってきたら、こういうことになる方向になってしまっている。
私ばかりでなく、リサイクルショップの専門家でさえ、このことをつい最近に
なって知らされたのだ。

それから環境問題では、リデュース(減らす)ことと同時にリユース(再使用)と
リサイクル(再利用)が大事な理念になっていて、ケニアのマータイさんなどは、
世界中で日本語の「もったいない」という言葉を素晴らしい文化として伝えて
くれているが、マータイさんに「もったいない」を教えたのはかつての日本の
文化であり、今の日本にはその資格はないと感じる。

5年以上使った電化製品は、壊れたら捨てなければならなくなってしまう。

マーヒー加藤  草仏教ホームページ
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by kaneniwa | 2006-03-09 19:03 | 草評


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