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2006年 04月 03日

七番目の方角

グレート・スピリット(偉大な魂)であるワカンタンカ(創造主)は、六つの方角を決めた。
すなわち、東、南、西、北、上、下である。
しかし、最後にもう一つ、七番目の方角を定めたのである。
この七番目の方角は、すべての方角のなかでもっとも力にあふれ、
もっとも偉大な知恵と強さを秘めている方角だったので、
グレート・スピリットであるワカンタンカは、
それを簡単には見つからない場所に置くことにした。
そしてそれは、人間が何かを求めて道を歩む時、いちばん最後になって
気がつく場所に隠されることになった。
それがどこであったかというと、ひとりひとりの心のなかだった。


これはネイティブ・アメリカンのラコタ(スー)族に伝わる「七番目の方角」のお話である。

私は毎日のように『仏説阿弥陀経』というお経を拝読しているのであるが、
そのなかの六方段(ろっぽうのだん)というところでは、阿弥陀如来の功徳が広大で
あることを東西南北上下の諸仏(しょぶつ)がほめたたえる。

ほめたたえられるという阿弥陀如来はどこにいるのか?
この「七番目の方角」の伝承に接するまで、そんなことも考えてみたこともなかった。

マーヒー加藤   草仏教ホームページ
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by kaneniwa | 2006-04-03 03:15 | 草仏教


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