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2006年 07月 12日

自分と同じ名前の人

マーヒーの本名は、加藤真人という。

加藤というのは、日本生命なんかの調査で、確か日本で10番目前後に多い名字だ。
マーヒーは戸籍上は養子というか、小学校時代前半の名字はベスト30にも入って
いない名字だった。とにかく、今の加藤という名字は、どちらかといえばメジャーである。
ただ、佐藤や鈴木ほどの圧倒的なメジャーではないので、スポーツ選手でも俳優でも、
加藤という名前だけで応援するということはないが、それだけでちょっとひいき目に
見るということはある。

真人という名前も、同年代を中心に、決してマイナーとはいえないぐらいのところというか、
まあたまにある名前なのではないかと思う。

したがって漢字で書くなら、マーヒーの本名と同姓同名の日本人は多くいると
思う。数千人か、まあ少なくても数百人はいることであろう。しかし、この真人は、
まさと とか まこと という読みではなく、 まひと と読むのである。
まだ、生まれてこのかた、自分以外のまひと という名前の人とじかに対面したことがない。

しかし、大石真人(おおいし まひと)という方がいらっしゃった。
今から12年ほど前に、ふとした気まぐれで
 大石真人著 『全国温泉ガイド200選』(実業之日本社) という本を買った。
買った場所は、定かな記憶はないが、関東のどこかに出張した帰りの駅のキオスク
ではなかったかと思っている。

こういう買い方をした本は、たいがいはすぐ読み捨てか古本屋直行なのだが、これは
それから12年経っても本棚のいつでも手にとりやすい位置にある。
まず温泉のベスト200の選び方が、いかにも「世間が何と言おうが自分で決断した」と
いう感が強く、そして、温泉の紹介文ひとつひとつが、10年以上読んでいても飽きない
名文なのである。

買ってから、電車の中で読んだ時の話だが、まず、よくある 「はじめに」 というところを
読んで、まずびっくりした。大石真人の真人に、まひとというルビがふってあった。
そして、最後のページには経歴が書いてあって、まず最初に
 「昭和13年より登山ジャーナリストとして活躍」 と書いてあった。
ということは・・・今もご健在なら幸甚である。
そして、その数多い著作の中には
  『奈良のかくれ寺』(山と渓谷社) 
  『全国七福神めぐり』(緑書店)
などという本があったりしてさらに親しみが湧き、さらにいちばん最後には大石真人さんの
現住所がしるされていて、東京都練馬区関○ー○ー○と記されていた。
当時のマーヒーは東京都練馬区高松に住んでいたのである。

会いに行くことなんかはなかったが、インターネットというものが誕生して、検索機能という
ものを初めて使った時に入力したキーワードが 「大石真人」 で、ここにヒットしたのが
今では有名な温泉通のある方が丁寧に作っていた温泉のホームページだった。
その方自身の経歴に「大石真人の本を読んで温泉に目覚める」と書いてあったのでヒット
したのだ。嬉しくてメールを出し、大石真人絶賛のメールを交換した。

しかし、そのホームページはなくなって、今、その温泉通の書かれるものは広告満載の
タイアップ記事ばかりで、ちょっとさみしい。

マーヒー加藤 (加藤真人 かとう まひと)
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by kaneniwa | 2006-07-12 23:58 | 草評


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