2006年 08月 06日

地名としての甲子園

b0061413_21132591.jpg甲子園球場は、大正時代にアメリカに留学していた阪神電鉄の社員が設計した。この球場が甲子園と名づけられたのは、十干十二支の最初である甲子の年(1924=大正十三年)に作られたことに由来する。 アメリカのフロリダ州ベロビーチ市にはドジャー・タウンと呼ばれるロサンゼルス・ドジャースの常設キャンプ地などもあるが、野球場の名前が地名になっている(西宮市の甲子園球場周辺)のは、たぶん世界中でここだけではないだろうか。 さらに、この甲子園という名称は、野球に限らず高校生には特別の意味をもつ。 昔は割合と近くに住んでいたこともあるが、東京都の杉並区の普門館という立派な演奏ホールに「吹奏楽の甲子園」という立て看板が出ていたりして、ここで全日本吹奏楽コンクール高等学校部門本大会が催されていたりする。ここに出場した吹奏楽部が、さらに応援のために西宮市の甲子園球場に向かったりするからややこしい。 吉本は2003年からM-1甲子園という高校生対象の漫才コンクールをはじめたし、他にも写真の甲子園、ディベート甲子園、俳句の甲子園(1998年~)、パソコン甲子園(2003年~)まんが甲子園(1992年~)、それから今はもうないが日本テレビの『元気がでるテレビ』のダンス甲子園に、ダイワ精工が主催していた高校生の釣大会が釣りの甲子園として開催されていたこともある。 河口湖で開催されていたとしても、そこで高校生が熱い闘いをくり広げれば、そこは甲子園になってしまうのだ。ああ、何だか不思議だ。  他にこういう使用例は、宗教におけるメッカや、買い物における全国の○○銀座ぐらいしかないのではないだろうか。  さて、今年も今日から甲子園球場で夏の大会が開幕した。 昨夜、FIFAワールドカップのベスト4が、すべて「ワインの大生産地」だったという法則を昨夜発見してしまったマーヒーであるが、高等学校硬式野球大会の甲子園のベスト4は、いい温泉といい地酒のある地域になるとマーヒーは思いたい。新潟県も、その一つとして、これは願望でもあるが、そう予想している。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2006-08-06 21:12 | 草評


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