草仏教ブログ

kaneniwa.exblog.jp
ブログトップ
2006年 08月 29日

人類の基本的関数を身近なところで考える (7) プロ野球編

カナダの歴史学者であるウイリアム・アーヴィン・トンプソンは、
世界の狩猟民族の形態を研究し、試行錯誤のうちに最終的に身につける
四つの役割を 「人類の基本的関数」 と呼んだ。

その四つの役割とは、
頭目(指揮官)祭司(作戦参謀)狩人(兵士) そして道化(トリックスター)である。

昨年までの、各チームのエースや各チームの4番バッターを寄せ集めたような
巨人の野球が、勝てないのはもちろんのこと、エンターテイメント(娯楽)としても
おもしろくないことを数年間にわたって見せつけられた。

若い方には、もはや古い出来事であるので、例に出すのは恐縮なのだが、
何とセリーグはもちろんのこと、日本シリーズまで9回連続で制覇した
日本のプロ野球チームがあった。いうまでもなく黄金期の巨人である。

このV9の時期の巨人には、人類の基本的関数がバッチと当てはまる。
頭目(指揮官)に川上哲治。
祭司(作戦参謀)に牧野ヘッドコーチと現場の捕手であった森。
得点という獲物をゲットするための 柴田、高田、土井、黒江、王、末次などの多彩な狩人。
そして、生粋(きっすい)のトリックスターである長島茂雄の存在。

現在も、優勝するチームには人類の基本的関数が有効にはたらいていると思う。

さて、巨人人気の低迷は今回のテーマではないのだが、読売グループの発祥は、
群馬の正力さんが、現在の後楽園遊園地の場所にお化け屋敷を造ったのがはじまり
だと聞いているが、東京ドームはその本質からそれずにお化け屋敷であって欲しい。
脇役もバッチリ固めて、多彩な演出ができる野球をやってもらって、ヤマ場で怪物や
魔物が出てきて欲しい。優等生なんか見たくなくて、バケモノが見たいんだ。

1年や2年でV9時代のようなチームを作るのは無理だろうから、
これもけっこう古い話だが、第1期長島茂雄監督期に「代打淡口」のコールで
後楽園球場全体が沸いたように、絶対的な代打の切り札、攻撃部門の8時半の男を
誕生させていただきたいと思う。

あれっ、マーヒーはアンチ巨人だったはずなのだが、けっこう応援しているなぁ。
マザーテレサが
「愛という言葉の反対語は憎しみではなくて無関心です」
と言ったそうだが、この言葉の重みを巨人で実感してるって、宗教家としてどうよ?


マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2006-08-29 01:20 | 草評


<< 超訳徒然草・吉田くんのブログ(...      人類の基本的関数を身近なところ... >>