2006年 10月 22日
阪神に、打率が2割5分前後なのに、やたらに脚光を浴びる外野手(いちばん最初は 遊撃手なんかもやっていた記憶がある)で、確かにド派手に見えた阪神の新庄選手が レギュラーになりかけていた頃があったが、それから15年後ぐらい経った今に至って、 この新庄選手にこれだけ注目させられるとは思わなかったなぁ。 まず、北海道に住んでいない限りは、プレー中の日本ハムファイターズの新庄選手を テレビでよく観るということが少ない。 オールスターゲーム中継での新庄選手は、とてもニヤけて見えたものだが、 それはオールスターゲームというものが野球選手にとってもお祭りであるから あんなにニヤケているのだろうと思っていた。ニューヨーク・メッツ時代は、 試合の中継で新庄の表情などは滅多にクローズアップされないのでわからなかったが、 阪神時代なんかはかなり苦渋の表情や、硬い感じの表情が印象に残っている。 今回、日本シリーズの第1戦の後半と今日の第2戦をテレビ観戦したが、新庄剛志は 常にニヤケている。オールスターゲームで観る時とほとんど同じ表情だ。 日本シリーズで試合に負けた第1戦での表情も、常にニヤケていた感じがする。 プロがそんなにニヤニヤするな、ということを言いたいのか、といえば全く逆である。 スゴイ集中力だなぁと感じる。もっとも、新庄選手が元々スター選手であるのに 突然の引退宣言をして注目度はもっとも高く、彼の表情が大きく変わればテレビカメラが すぐに向くという、今回特有の事象はある。しかし、その変わる顔の表情が、 ピッチャーの投げたコーナーギリギリを狙う球が外れた時にはニヤけた顔のままに とても残念そうな心を現わしている。逆に三振にうちとった時などはグラブで拍手しながら 心から喜んでいる様子だ。心の底から無邪気に一球一球に集中している。 ジェスチャーや表情に現れないというだけで、プロの野球選手であれば、これぐらいの 一球一球に対する集中力は、それぞれに持っているのだろう。しかし、新庄は、 この集中力を悲壮感漂うようなシリアスな顔でなく、 ニヤケた顔のままにずっと持続している。 どうも顔を中心として体は最高にリラックスした状態で、最高の集中力をもった選手が 日本ハムファイターズの外野の中心にいる。 マーヒー加藤
by kaneniwa
| 2006-10-22 23:49
| 草野球
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