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草仏教ブログ

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2006年 12月 28日

競馬から学んだことベスト7(6)

マーヒーは中山競馬場のトイレで お馬で人生アウト
という落書きを見かけたことがある。 悲しいなぁ。

日本ダービーを持ち馬で制覇したことのある社長さんも
自殺をされてしまったという痛ましい事件もあった。

6番目のご教訓は 「お馬で人生アウトになっちゃいけないよ」 という
ごくごく当たり前のことである。それだけでは何なので、その具体的に
アウトにならないという手段も提示してみたい。

これが流行ってしまうとJRA(日本中央競馬会)は破綻してしまうけど、
確実にアウトにならない方法がある。
競馬のための予想ノートを作り、お金をかけたつもりで収支を記入しておく。
「賭けたつもり」のお金は本格的に銀行に個人の口座を作るという方法もあるけど、
まあコーヒーの缶とか、うちみたいに赤ちゃんのいる家なんかなら粉ミルクの缶
なんかが最適だ。

「賭けたつもり」のお金をそこに入れて、もしも予想が的中した時にはその中から
払戻金分のお金を自分の財布に戻して、普通に馬券を買って当たった時と同じ
ように祝杯をあげに街へくりだしてもいいし、欲しかったものを買ってもいい。

※ 気をつけていただきたいのは、これは必ず一人きりでやること。
  他者を交え、特にそこに金銭のやりとりをすると、これはノミ行為という
  犯罪となってしまいます。ただ、ここに書いているものは勝手に
  「賭けたつもり」になっているだけで、まったく違法性などはありません。
  むしろ、ギャンブルを高尚に楽しむ方法です。もしも全国的に流行れば
  農水省管轄のJRAをはじめとして国が困るには違いありませんが・・・

まずほとんどの人が1年以上にわたってこれを続けてみれば、「負けてスッたはず」 
のお金が「貯金」として残っているというラッキーを味わうだろう。

そんなもんは自宅にパチンコ台を置いてパチンコを楽しんでいるようなもので、
ギャンブルではないと言われそうだが、果たしてどうだろうか?
確かに予想が的中した時には複雑な思いだろう。
きっと「本物の馬券を買っていれば今頃豪遊をすることができたのに・・・」
と感じてしまうだろう。
しかし、そういう切り取ったラッキー・アンラッキーは非常にわかりやすいが、
トータルでの本物のラッキーというものはたいへんに奥が深くて見えにくい。

JRAが的中馬券の払戻しに充当しているのは、馬券の売り上げの75%弱ぐらい。
つまり、回収率(と言います)がこの数字を越える人は「なかなかの予想家」という
ことが言える。90%を回収できたなら、もはや競馬新聞の専門予想家の領域だ。
実際に、競馬ジャーナリズムのプロの予想家たちで、それはスゴイ大穴をズバリ
言い当てたとかは1年のうちに何回かあるだろうが、重賞レースだけに限定しても、
年間のトータルで回収率が100%を越える者(つまり純粋に馬券で利益を少しでも
出したという人)はほんの数人しか出ず、その数人も次の年は大不調になったりする。

このプロは実際に馬の調教を見たり、騎手にインタビューしたり、あるいは
そういうプロ中のプロのなかでの情報を交換しあっている人たちだ。

だったら、こういう賭けたつもりで、それだけでレースを楽しめ、それだけで
手に汗を握れるぐらいの想像力をもてる人なら、この方法をおすすめしたい。
負ければ負けるほどに貯金が増えていくという、ちょっとユニークな貯金法でもある。

5年以上も続けて、けっこうまとまった貯金ができた人は、そのお金で車を購入
したらいい。きっと、当たらない車になる。


マーヒー加藤

by kaneniwa | 2006-12-28 00:04 | 七草


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