2007年 01月 20日

にいがたポートセンターの廃止

b0061413_057366.jpg新潟県の聖籠町にある にいがたポートセンター が閉館となってしまった。利用者だった方々には申し訳ないような表現もあるかもしれないが、マーヒーは別にこの施設の観光案内等のインフォメーションを利用したこともないし、会議室を利用したこともない。ただ、この施設のクルーズダイナーというアジアン・カフェも併せて閉鎖されてしまうことを心から悼む。この穴場的なカフェの大ファンだったからだ。

南無阿弥陀仏という言葉に功徳(くどく)があるとマーヒーが言っても、マーヒーがうさんくさい人間なので、うさん臭く聞こえることだろうと思う。しかし、南無阿弥陀仏の味わいに通じるいろんな言葉のうち、もっともシンプルな日常の言葉である「ありがとう」とか「ごめんなさい」という言葉に功徳があるということは誰もが感じてもらえることだろうと思う。それは「ありがとう」を発することができるようなご縁や、「ありがとう」を言える人に功徳があることも含めて・・・・・・というわけで、マーヒーは「ありがとう」を意味する言葉は20ヶ国語ぐらいを一応覚えている。妻のシャラポアも、「ありがとう」の表現だけは10ヶ国語ほどは覚えたみたいだ。

2年ほど前だっただろうか・・・妻がこのクルーズダイナーというアジアンカフェを友だちといっしょに初めて利用した時、経営者の奥さんがタイの人だというのを知って、「ごちそうさま」を言うかわりに手を合わせて「コップクン・カー」と言ったそうだ。(よく思い出したぞシャラポア!) するとタイ人の奥さんがビックリして大喜びし、「是非とも新メニューにしたいものがいくつかあるので試食をして感想を述べていただきたい」ということで、食後の満腹時間帯ではあったが、何種類かのメニューをゴチソウになって帰ってきた。その帰り際、なぜ「コップクン・カー」という言葉を知っているかと尋ねられ、「うちの夫のマーヒーという者が教えた」と答えると、「是非ともそのマーヒーという人も、お子さんも連れて来てください」と、たいへん喜んでくれたという。

まったく、数秒前にはほんのわずかな関係性しかなかったもの同士をこんなにも笑顔にさせ、結びつけてくれるのだから「ありがとう」には功徳がある。

というわけで、その数週間後に家族でこのクルーズダイナーに行ったところ大歓迎をしてくれたのだが、マーヒーも大感激しちゃった。トム・ヤンクン・スープは、レモングラスやパクチーや、いったいどこから仕入れたの?というぐらい見たこともないハーブ類がふんだんに使われており、思いっきりスッパ辛かったが、ああこれが本物のトムヤンくんだったのね、という感じ。そしてカレーはレッドカレーとグリーンカレーの2種類で、特にグリーンの方は辛くて日本人向けのアレンジや手加減が一切なしという感じだったが、食べ終わったら「次もこれで決まりか」というような、クセになる後味の良さだった。それから、これはタイ料理ではなくベトナム料理だが、生春巻きが最高だった。マーヒーは今から15年ほど前に、東京大学の近くの本郷三丁目のミュンというベトナム料理店で初めて生春巻きというものを食べた時に、誇張なしで「世の中にこんな美味いものがあったとは・・・世界は広い」とうなってしまったが、クルーズダイナーの生春巻きも、それを彷彿(ほうふつ)とさせるものだった。他にも、麺も魚介類の料理(目の前が新潟東港というのもいい)など、みんな素晴らしかった。

ああ、しかし昨年末でクルーズダイナーを含むにいがたポートセンターは閉館。
どこか新しくお店を出せる場所を探しているというようなことも風の噂で聞いたが、
近くて行きやすい場所で再開してくれたらコップクン・カー!

※ タイ語の「ありがとう」の表現について訂正と補足があります。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-01-20 00:57 | 草評


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