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草仏教ブログ

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2007年 05月 21日

焚火の前でやりたい曲ベスト7 (5)  遠き山に日は落ちて

焚火の前でやりたい曲ベスト7 (5)  遠き山に日は落ちて_b0061413_031123.jpg焚火というと、キャンプ・ファイヤーを連想する人もたぶん多い。焚火音楽隊とキャンプファイヤーは、ちと違うのだが、火を燃やして人が集うということは、何だかあらゆるエンターテイメントの原風景のような気もする。時間にして、火がつき、燃え上がり、フィナーレに向かうまでの2時間半前後。 キャンプ・ファイヤーというものは色々なやり方があるのだろうが、歌あり、フォークダンスあり、ゲームあり、寸劇ありと、少年少女が飽きないように構成されるのだろう。 


焚火音楽隊で、そのフォークダンスの定番である
「オクラホマ・ミキサー」なんかはやりたいと思わないが、
キャンプ・ファイヤーでも終盤のヤマ場というか、
燃え上がった火が盛りではない哀愁タイムに歌われることが多い
「家路」もしくは「遠き山に日は落ちて」は、是非ともやってみたい。

この曲というか、このメロディは、クラシック音楽的には
ドボルザーク作曲 交響曲第9番ホ短調作品95
「新世界」第二楽章より 
と紹介すべきであろうか。

邦題で 「遠き山に日は落ちて」 と呼ばれたり 「家路」 と呼ばれたり、
どーなんてんの? と思って調べてみたら、
堀内敬三さんという人が作詞したものが 「遠き山に日は落ちて」 であり、
野上彰さんという人が作詞したものが 「家路」 だったんだ。
勉強になったなぁ。
ちなみに、蝶野と同期のプロレスラーで、現在はAKIRAという人が、
昔は本名の野上彰の名前でプロレスをやっていたが、もちろん同姓同名の別人だ。

さてさて、もう25年ぐらい前の話になるだろうか。
関西限定(たぶん)の、ソースか何か(思い出せない)のTVCMで、
ブルース・バンドの憂歌団が
♪ お好み焼きが~ 焼けるまでぇ、 おもろい話を してみよか 
と歌っていた。

これは、最近になって憂歌団のギタリストの内田勘太郎さんのDVDで、
「家路」をやっているのを見聞して、あっ!と思った。

25年前に親しみがあったあのCMソングは、「天使のだみ声」と呼ばれる
あまりにも個性的な木村充揮さんのボーカルと、アップテンポで軽快に
アレンジされ、飛び跳ねるような内田勘太郎さんのギターの音が耳に
残ってばかりで、ずっと気がつかなかったのであるが、

ああ、あれはこの曲の替え歌だったんだ

と気がついたという次第だ。

さらに、これはマーヒーの勘ぐりすぎかもしれないが、
もしかしたら、新世界(アメリカ大陸)から故郷ボヘミア(チェコスロバキア)への
思いを曲に託したドボルザークの「新世界」と、大阪の「新世界」をかけていた
のではないか、という推測もしている。


「遠き山に日は落ちて」(堀内敬三作詞)の歌詞が、マーヒーにはなじみがある
のだが、憂歌団を思い出して、

♪ お好み焼きが~ 焼けるまでぇ、 おもろい話を してみよか 

のバージョンで弾き語りをしたくなった。
この歌詞の続きは、知らない。
自分で続きの歌詞を作ろうと思う。
今はもうない、京都の「小春」というお好み焼き屋さんを思い出して・・・
あるいは、大阪の新世界を思い出しながら・・・

さて、どんなおもろい話を歌詞に盛り込めるのだろうか?


写真提供 焚火音楽亭さん

マーヒー加藤(文)

by kaneniwa | 2007-05-21 00:40 | 七草


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