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2007年 07月 25日

人を殺す「軍」でなく人を生かす「隊」であれ

もうすぐ参院の選挙がある。
マーヒーは、ズルイかもしれないが、いろんな人とお付き合いをしていきたいので、
野球のことを書く時と違って、特定の政党を持ち上げることは書かない。
いや、野球のことだって、草野球チームの「なんちゃってヤンキース」のことだけは
思いっきり持ち上げて書くけれども、それ以外はチームの好き嫌いよりも、
選手のプレーの善し悪しについて書いてきたつもりだ。

まああんまり心配しなくても、実は日曜日の夜までのスケジュールがあと少しでも
詰まったら明後日には期日前投票に行かなくてならないのだが、
実は正直なところ、どこに入れるかハッキリと決まっていないのだ。ホント。

今の実感のなかで、ポイントにしてみたい部分がある。
2004年の中越震災に続いて、中越沖地震でも新潟県知事の要請を受け、
自衛隊法第83条に基づいて防衛大臣の出動命令を受けて災害対策の任務に
あたっている自衛隊の存在である。
 ※ 自衛隊法第83条については原子力災害についての項目もあり、
   非常に大事な法律だと思うので、後日、言及してみたい。

今の共産党や社民党が自衛隊の存在をどう思っていて、将来はどうしていきたいと
思っているのか、そのマニフェストからよく読み取れなかったのは残念だったと思う。
あえてこの両党に苦言を呈すると、それを明確に展望してくれないと
「平和憲法を守る」という、これほど大事な主張はないと言っていいほど重要な公約に
具体性がないのだ。口が悪くて申し訳ないけど「イヤダイヤダ」に聞こえちゃう。

かつてのように自衛隊の存在自体が「違憲」とか「必要悪」とか言うだけならば、
命令を受けて災害に対峙する自衛隊員の姿がオーバーラップしてきて、
その自衛隊に対して何だか申しわけないような気持ちがわき上がってくる。

逆に言えば、たとえ憲法第2章第9条の条文が今のまま堅持されたとしても、
さらなる拡大解釈が行われ、自衛隊が戦闘の最前線に送り込まれることは最悪だ。

代案のない批判、それも漠然とした全政党への批判のようになってしまう。
民主党などはどう考えているのかいちばんわからない。
改憲議論そのものでもそうだし、具体的に自衛隊をどうしたいか?ということになると
ますますまとまってないな。
かなり強硬な改憲論者がいるかと思えば、「すべての武器を楽器に」と主張する
喜納昌吉議員(というよりやっぱマーヒーにとっては大好きなミュージシャンなのだ)
も民主党だった。

代案を出す。
荒唐無稽(こうとむけい)でも笑止千万(しょうしせんばん)でも、
こういうことは代案がなけりゃ始まらない。

自衛隊は人を殺傷する軍隊ではなく、
人を救命し、救済していくチームである


という趣旨の一文を盛り込むという案で、これは、とにかく
「殺すのではなく生かす」という言葉が入っていればOKだ。
憲法改正案は、与党案は自民党と公明党の見解は一致していないようだが、
やはり「自衛軍」という名称にしようとしていることは大きく問題視したい。
すでに海外メディアではそれぞれの国の言葉で「日本軍」を意味する言葉に
翻訳されている自衛隊だが、人を殺す「軍」ではなく、人を生かす「隊」(チーム)で
あって欲しい。
人を生かす「隊」として「最強」と言われて欲しい。

いちおう、具体的には憲法第2章第9条での自衛隊の定義の
改正案ということになる。
(基本的には9条はそのままで自衛隊を定義する)

そして自衛隊法のなかで、やむを得ず起こった災害について
緊急の発動要請があった場合には、人命の救助を主な目的としてその国へ
緊急派遣できるようにするのだ。
(実際に、スマトラ沖地震の際にはそういう活動もしている)

防衛医大出身者たちによる優秀な医療チーム。
的確に救援物資を運搬できる優秀なパイロット隊。
ものすごくお金がかかる日米合同演習なんかを徹底して削ってまで取り組んだ
地震・台風・津波からの災害救助に関するノウハウを日頃から研鑽(けんさん)して
世界的にみても卓抜した救出訓練を行っている隊員たち。
従来の高い演奏技術をもつ吹奏楽に加え、世界中のあらゆるリズムパターンに
対応した弦楽、雅楽、民俗楽器等を加えたスーパービッグバンドによる慰問演奏。
(最後のはオプションで)

こういう隊(チーム)をもつ国を攻撃する国は恥だと思われるまでの存在に
自衛隊にはなって欲しい。

しかし赤十字とはどう違うのか?というとマーヒーは上手くは説明できない。
ただ、マーヒーは赤十字にもない自衛隊の素晴らしいアイテムを
2004年の中越震災の時に見たことがあるのだ。
野外炊具2号」を。

600人分のご飯の炊飯が可能な車両の「野外炊具1号」と、
50人分の炊飯が可能な「2号」は、
まさに具体的に人を殺す兵器ではなく、
人を生かすためのアイテムだ。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-07-25 01:50 | 草評


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