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2007年 10月 08日

正力くんとナベツネくん(4)

ナベツネ(渡邊恒雄)さんのことを巨人ファンでも嫌う人は多い。

特に、今の原辰徳監督のことを好きな巨人ファンはなおさらだろう。
5年前の原監督の解任に際して、
ナベツネさんは
「これは(読売グループ内の)人事異動」
だと言ったことにカチンときた人は多い。

日本大相撲協会の横綱審議委員会でも、ナベツネさんが委員長であった時期もあり、
その発言は強かったように思う。

個人的に、私はどうかといえば、嫌いである。
ただ、巨人ファンでもなく読売新聞や報知新聞の購読者でもない
私のようなものがナベツネさんの存在をいたく嫌うのは、
マザー・テレサの言葉にふれた今となっては、
「もしかして心のどこかでナベツネさんのことを愛しているのではないか?」
と、不思議なことを考えはじめてしまうが、とりあえずは否定しておきたい。

では、なぜナベツネさんが嫌いなのかといえば、
これはダイエット関連の商品のTVCMでよくある
「これはあくまで個人の使用した感想です」
という字幕のように、
「これはあくまでマーヒーの個人的な感触です」
という但し書きを付けて語ることになるが、
1980年代からナベツネさんが読売グループ内で高い地位に登り上がるにつれて、
読売新聞の新聞の購読を勧める拡張員の強引さが増していったという
皮膚感覚的な感触が残っているのだ。

京都での学生時代、新聞代に数千円を使うなら遊び金が欲しかった時代でもあり、
大学の図書館で各紙を読むこともできたので新聞は購読しなかったのだが、
新聞の購読の勧めがいちばん熱心だったというか迷惑だったのは、
どうも読売新聞であり、どうも年々、その勢いを増していった感触が残っている。

1990年代に東京のアパートにいた頃は、宗教関係のニュースに目を通すのも
日課であり、事務所では日本経済新聞も含む主要新聞がすべて届いていたので、
自宅(アパート)では新聞は購読する必要はないと考えていたのだが、
新聞の勧誘は激烈さを1980年代よりもさらに増していた。
そのなかでも、ドアを閉じられないように足をはさみこみ、
「3ヶ月だけでも購読してくれたらこれを差し上げます」
と洗剤や巨人戦のチケットなどの景品をちらつかせるテクニックを見せてくれたのは
(マーヒーの場合は)読売新聞だった。

学生時代から、この「読売を一声で撃破する」ということには長けていたマーヒーなので
「字が小さい!」
※朝日新聞が字が大きくなったことを盛んにTVで宣伝していた時代があった。
「うちは赤旗じゃ!」
※赤旗は、一般の新聞店とまったく別ルートで配達されるので、
 新聞受けや新聞販売店を調査した上での拡張員には効果があった。
 でも、こんなことで赤旗の名前を騙ったことには少し反省している。
「ワイはタイガースどあほぅや!」
などと、ひと声で撃破してきたが、たまの休日にゆっくりと寝ている時間帯への
勧誘には、本当にその声に力が入ってしまった。

もしかしたら、その「ひと声撃破」に腹を立てた拡張員がいたのかもしれない。
ある日から、毎日のように読売新聞がアパートの郵便ポストに放り込まれた
日が続いた。
もしかしたらサービスなのか?
とも思ったが、何だか不審に思って販売店に問い合わせたところ、
読売新聞との購読契約が私にまったく無断でされていた。
しかも、契約書に私には覚えがない「加藤」の印鑑が押されていた。
これは、新聞拡張員の業界用語で
テンプラ
と呼ばれている手口らしい。
業界用語だか何だか知らないが、これは犯罪である。

特にこのことをきっかけにして、プロ野球のドラフト制度や機構改革、
巨人のフロント人事に強い発言力でごり押しをするナベツネさんの姿に、
ドアに片足を押し込んで読売新聞を読めとごり押しする拡張員が完全に
オーバーラップするようになってしまった。

21世紀になってから、そういう意味で嫌いになりかけているのが読売ではなく、
パ・リーグのあるチームの親会社で、電話での勧誘を頻繁にしかけてくる。
これはまたタイトルとは別のお話なので機会を改めてということにしたいが、
電話での頻繁な勧誘はやめておくれ!
お前んとこのチームには好きな選手が多んだよぉ!

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-10-08 23:48 | 草評


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