2007年 10月 27日

BCリーグへ心からの進言(1) プレイボール宣言編

b0061413_052580.jpg野球の北信越BC(ベースボール・チャレンジ)は、北信越地方からさらに規模を拡大し(群馬ダイヤモンドペガサスなど新たな地域のチームが参入する)、次のシーズンには(正式には来月から)BCリーグと呼ばれるようになる。このBCリーグに対して、野球というスポーツを愛する者として、心からの進言をしてみたいと思う。 まず、BCリーグは創設されたばかりでもあり、誕生期というよりも胎内期という時代のなかにあるのかもしれない。プロ野球(の一軍)やMLBと比較した上での「減点法」ばかりでの批評はただのファンの声として酷だと思う。まずシリーズ最初のコラム第一弾として「加点法」から見えてきた部分のなかで、素直に「良かったなぁ」と思えた部分から書き出していきたい。(ただし第二弾以降からはときおり辛辣な意見も書く予定)

マーヒーが、はじめて試合開始時間から北信越BCリーグを観戦した10月18日の新発田市の五十公野野球場での試合で、本来なら主審がコールするはずの「プレイボール」の合図を、ユニフォーム姿の市民(パチンコマルハン新発田店の店員さんだったらしい)がマイクを持ってバックネット前で「プレイボール」とコールした。これは、素直に「いいねぇ!」と思った。25年以上前の記憶がよみがえってきたのだ。

1982年の巨人の開幕試合のことだった。(相手は確かヤクルトスワローズ)
試合開始前のセレモニーのようなものに鈴木龍二さんが現れた。
鈴木龍二さんという人は1953年から1983年までセリーグ会長を務めた人だ。
腰は曲がり、両脇を二人の係員に抱きかかえられて現れた鈴木龍二さんは
何を言っているかわからないほどのボソボソとしたか細い弱い声で、
飽き飽きするような何だかよくわからないあいさつを長々と述べた。
しかし、そのあいさつが終わった瞬間、背筋を伸ばし、グランドに直立不動となった
その老人は、「どこからそんなスゴイ声が出せるの?」という感じで

プ、プレレレェ~
ボボォ~ォオオオオオオォ~
ルゥ!


と叫んだのだ。
球場いっぱいに響きわたったその声は、
何だかとっても感動的だった。
何だか涙を誘われたのだ。

そのたったひと声で、そのヨボヨボの老人が、
いかに野球を愛しているか、どんなに野球が好きなのかが
ヒシヒシと伝わってきたのだ。

ゲームのスターターの役目となるその合図を、
BCリーグで地元市民にやらせるということに、私は素直に喜んだ。
素晴らしいと思った。

ここから具体的な進言となるが、
まず、この習慣はこれからも継続して、老若男女のファンや市民に
「プレイボール宣言」をしていただきたい。

そして、オフシーズンには『○○年BCリーグ名場面集』のDVDなどの
販売用映像メディアを作製していただき、そこには年間の流れと
選手の好プレー集(これぞ加点法!)は必ず収録していただくとして、
百人以上の「プレイボール宣言集」を収録して欲しい。
(DVDの随所に入れる編集は大変だが・・・)

かわいい子どもファンの 「プレイボール」
オールド・ファンの 「プレイボール」
セクシーヴォイスの 「プレイボール」
歌うような 「プレイボール」
裁判官の指示のような 「プレイボール」

いろんな人が球場に足を運んだことの記録(レコード)になる。

勝敗の成績、打撃成績、投手成績、有料入場者数、
いろんな記録(レコード)があるが、地域に愛され、地域のスポーツ振興と
地域の活性を目的とするBCリーグには、こういう記録(レコード)を
大切にして欲しい。


マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-27 00:13 | 草評


<< 今頃に盛り上がる野球の話題      超訳徒然草・吉田くんのブログ(... >>