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草仏教ブログ

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2007年 11月 06日

今年の漢字は何だろう?

今年の漢字というのは、
財団法人日本漢字能力検定協会がその年をイメージする
漢字一字の公募を全国より行い、最も応募数の多かった漢字(一字)を、
その年を表す漢字として、12月12日に京都・清水寺にて発表する行事で、
そこで清水寺の貫首さんがその一字を書くのだ。

1995年にはじまっていきなり 「震」
だった。兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生し、
地下鉄サリン事件が起こって世の中を震撼させた。
昨年の2006年 が「命」 
であり、これはいい意味もあるが、自殺者の急増などで命のことを考えさせられた
面が強いと思う。

年内に、1995年から2006年までを、この「年度代表漢字」を通じて
ふり返ってみるブログ記事を不定期で書いてみたい。
確かに、漢字のわずか一文字が、その年の空気、雰囲気、世相、流れという
ようなものをふり返らせてくれる気がする。

さて、今年はまだ10パーセント残っているが、今年を表現する漢字は何だろう?

大穴の方からいえば、岡島・松坂の日本人両投手の活躍でワールド・シリーズ
を制したレッドソックスと、赤福餅から
というのが思い浮かんだが、これは応募のベスト10には入っているだろうなぁ
という漢字感じだな。

本命は
偽装のだろう。

耐震強度偽装事件からはじまって、
「牛肉100パーセントに見えてくれ」という願いを
社名に込めたミート・ホープの食品偽装事件。
比内地鶏の偽装というのもあった。
不二家、赤福、吉兆などの賞味期限の偽装。
今思えば、安倍首相は懸命に総理大臣を演じていた。

偽が本命でが対抗だ。

さて、偽という漢字は
「人の為」
と書く。何だか前からふにおちなかった。
やっぱり自分のためでないとホンモノではないのだろうか?

たとえばマーヒーは僧侶であるが、
10年前にくらべれば、
僧侶を演ずるのは(役者ならば)うまくなった。

マーヒー加藤

by kaneniwa | 2007-11-06 05:49 | 草評


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