2007年 11月 16日

不幸のずんどこ研究(1)

不幸のずんどこ
というのは、どんな状態か?
私自身の小夢想を解説するのはヤボと知りつつ、ネットで調べた研究成果と、
今まで識者から伺ってきたお話をとりまとめつつここに研究発表していきたい。

クラリネットをこわしちゃった(フランス民謡)
※ 自分のブログのコメント欄では「僕のクラリネット」と誤記をしてしまった

という歌をヒントにしながら、その「不幸のずんどこ」状態を探求していきたい。

まず「クラリネットをこわしちゃった」という歌がフランス民謡であるということは重要だ。
フランスは、クラリネットという楽器を生んだ地であると言われているからである。

クラリネットという楽器の歴史は意外と新しく、
あのモーツアルトはクラリネット協奏曲だとか、
クラリネット五重奏曲(今、これを書いている最中のBGMにしている)だとか、
クラリネットの名曲を書いているが、クラリネットは当時の最新楽器だったという。

さて、「クラリネットをこわしちゃった」の歌い出しは、

♪ ぼくの大好きなクラーリネット 

ではじまる。全体的にのらりくらりとした歌ではあるものの、
クラーリと伸ばすのは、音節上の都合だけであって、深い意味はないだろう。

まず、歌い出しが、自分の愛器への愛情表現ではじまっているのが特異な歌である。
この歌い出しだけで、この少年が並々ならぬ卓抜したクラリネット奏者であると
ほぼ断言できる。

あなたは人前で、大声で
「好きだ」
と断言できるような、そんなモノを持っていますか?
(唐突な問いかけ)

鬼に金棒、
イチローに美津濃のバット、
ロバート・ジョンソンにギブソンL-1、
BBキングにギブソン・ラシール、
高嶋ちさ子 にストラディバリウス・ルーシー、
千住真理子にストラディバリウス・デュランティ、
諏訪内晶子にストラディバリウス・ドルフィン、

などなど、自分の愛器を「好きだ」と断言できるのは、一流である証左だ。

それは山下洋輔がいいピアノに出会うと肘で連打したくなったり、
KISSがステージ上でギターを叩きつけたり、
ジミ・ヘンドリックスがギターを燃やしちゃったり、
破壊的であったり、過剰で屈折した愛情表現はあるものの、
楽器というものへの強いこだわりをもつのはミュージシャンの素養だ。

そう言う意味で、歌い出しから、尋ねてもいないのに

♪ ぼくの大好きなクラーリネット

というこの少年(ぼく)は、かなりの力量と音楽的素養をもった人物であると
プロファイリングできうる。

※ なぜ力量(クラリネット演奏能力)があるかは、この研究の後述を通じて
  きっぱりと証明してみたい。

さらに、おそるべきことに、歌は

♪ パパからもらったクラーリネット

と続く。

父から相伝され、伝授されたということで、この歌がフランス民謡でもあることから
問題となっているクラリネットがYAMAHA製、パール製のクラリネットである腺は
消えた。

ズバリ、フランスのクランポン製か、もしくはルブラン製のクラリネットである
可能性がたいへん大きくなった。

しかも、父から息子にクラリネットを相伝していくこの一家は果たして何者なのだろうか?

ちょっと考えてもらいたい?
ギターをやっていたお父さんがかつて愛用してきたギターを
倉庫や押入に入れっぱなしという話はよくあるが、
ギターを息子にやる(息子の立場からいえばもらった)という
ところにには、何かを「託す」ような事実関係がなければならないのではないか?

モーツアルトの時代から続くクラリネット界の家元的存在?
クラリネット裏千家一味であるのではないかという推理をするのは
「不幸のずんどこ」を探求しているマーヒーにとっては自然なことであった。

このクラリネットの家元を背負って立つべき少年に、やがて想像を絶する苦難が
待ち受けているのであるが、紙面が尽きたので今日はここまで。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-11-16 00:42 | 草評


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