2007年 11月 16日

不幸のずんどこ研究(2)

前回からの続きだが、

なぜ少年(フランスのクラリネット裏千家の継承者と推測される)の
パパからもらった(相伝された)クラリネットは壊れちゃったのだろうか?

今回は取材編として、アマチュアとはいえ、クラリネットの演奏者であり、
クラリネットという楽器について造詣の深いマーヒーの友人のSさんに
取材をしてみた。

マーヒー 「もしもし、こんばんは」

Sさん 「あっ、マーヒーさんお久しぶり」

マーヒー 「あのぉ、突然ですが、クラリネットが壊れちゃう原因は何でしょう?」

Sさん 「えっ?マーヒーさんクラリネットを持ってましたっけ?」

マーヒー 「いえ、クラリネットは持っていませんね」

Sさん 「えっ?じゃぁ何でまた?お知り合いのクラリネットですか?」

マーヒー 「まあ、いいからクラリネットが壊れちゃう原因を教えてください」

Sさん 「それはよくあるソプラノクラリネットですか?
     それともアルトクラリネットとか?」

マーヒー 「それがちょっとわからないんです」

Sさん 「じゃあドイツ式かフランス式かもわかんないですよねぇ」

マーヒー 「あっ、それはまず間違いなくフランス式だよ!」

Sさん 「何でわかっちゃうのか、逆に不思議だな・・・」

マーヒー 「いいからクラリネットが壊れちゃう原因を教えてよ」

Sさん 「クラリネットのボディは、マーヒーさんも仏壇でおなじみの
     紫檀(したん)とか黒檀(こくたん)で出来ています。だから木管楽器の
     なかでも繊細で取り扱いには注意していますよ。落としちゃったら
     壊れてしまいますよ」

マーヒー 「そうすると、いきなり音は出なくなっちゃうでしょ。
       そういうのではなくてさぁ、ドの音から順番に、だんだんと
       出る音がなくなっていくというかさぁ、出ていた音が徐々に
       出なくなっていくような壊れ方って何が原因?」

Sさん 「えっ?そういう症状なんですか?」

マーヒー 「そういう症状なのさ!」

Sさん 「うーん、リード部分かなぁ? ・・・・・・あっ、そうだ!
     クラリネットの大事な部品に円盤状のタンポというものがあるんですよ。
     指のかわりに音孔を開閉する重要な役割があるんです。
     これはフェルトに魚の薄皮を巻いたものが一般的なんですが
     羊の腸の皮が使われることもあるんですね。
     それはすごく湿気に弱くて、その部分が湿ったり濡れたりするような
     環境に置かれると、だんだんと音が出にくくなってくるような症状というのは
     考えられますね」

マーヒー 「そうかぁ!それだよ!ありがとう!ありがとう!」

Sさん 「マーヒーさん、待ってくださいよ、それは誰のクラリネットの話なんですか?」

マーヒー 「ありがとう!それを話すと長くなっちゃうんだ。
       理由はオレのブログを読んでくれ。本当にありがとう、感謝するよ!」

 がっちゃん

というわけで、このSさんの証言によって、
少年のクラリネットの故障の原因がほぼ断定できた。
多くの人に知られている「クラリネットをこわしちゃった」
という歌であるが、その故障の原因を特定できる人はごくわずかであろう。
今、マーヒーは高らかに断言したい。

彼がパパから相伝されたクラリネットは羊の腸の皮でできたタンポが装着されており、
それが湿気によって徐々に出せる音がなくなってきていたのである。

これでまたひとつ、謎が解明できた。
しかし本題は「不幸のずんどこ」である。

探求はまだまだ続く

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-11-16 23:05 | 草評


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