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2007年 12月 15日

歴代の「今年の漢字」はその年を思い出させてくれるか?(1)

2007年(平成19年)の今年の漢字は 「偽」 に決まった。
(日本漢字能力検定協会選定)

ふと、過去に選ばれた漢字が、その年の「感じ」を思い出させて
くれるかどうか?ということを試したくなった。

年内までに、日本漢字能力検定協会が
この「今年の漢字」をはじめた1995年から昨年の2006年までを
ふりかえってみたいと思う。

1995年の「今年の漢字」は



だった。
1月17日に阪神淡路大震災(兵庫南部地震)があり、
3月には世の中を震撼させた地下鉄サリン事件が起こっている。
確かに、この1995年という年は「震」で思い出せる。

この頃、マーヒーとシャラポア(日本人)は友だちであった。
結婚するのは3年後だ。

当時住んでいたのは東京の練馬区で、教団に勤めていたのだが、
朝のニュースを見ずに出勤したマーヒーは、事務所でみんなが見ている
テレビの画面を覗きこんで「何?」と思った。
それから・・・
ああ、この一日のことだけでも書ききれないなぁ。

地下鉄サリン事件の日は、春のお彼岸中で横浜の上大岡に出張していた。
今思えば、上大岡にはあの教団の拠点があり、
事件の日に、横浜の上大岡駅を降りたとたんに
「なぜこんなに警官だらけの景観なんだろう?」
と思った。
上大岡駅から少し歩いた目的地に着くと、
「都心で大事件があったそうですが大丈夫でしたか?」
と声をかけられた。

シャラポア(日本人)は、当時、勤め先に向かう
地下鉄丸ノ内線で、事件直後の永田町駅をはじめとする
現場を通過している。
もしも、ほんの数分早い地下鉄に乗っていて直接的な被害を
受けていたら・・・少なくとも今の私たちの三人の子どもはいない。

毎晩、夢のなかに、あの教団の饒舌(じょうぜつ)な広報部長が出現し、
うなされて目が覚めた。

この「震」の字に象徴されているような悪夢をこの年に見た。
仕事上、あの教団が使っていた洗脳用ビデオも観ていた影響もある。

まず大きな震災が起きて私はビルの1階にいた。
1階に展示されているそのビルの模型が壊れ、またたく間に
あたりは廃墟になった。
近くの建物に迷いこむと、三輪車に乗った幼児に
「ふつうの人はここに来ちゃいけないんだよ」
と注意をされる。
中略するが、その建物の奥では、
あの太ったインチキ教祖様が、幼児たちからの命令を受けていた。
・・・しかもその幼児たちの声がコンピュータの合成音・・・

と、ここで寝汗たっぷりに目が覚めたのだが・・・
いろんな悪夢を見たが、未だにこれ以上の悪夢は見ていない。

ラジオやテレビから、それから街中でいちばん耳にした曲は
デビューしたばかりの岡本真夜さんの「TOMORROW」だった。

まさかそれから数年後、その岡本真夜さんのお姉さんと
シャラポア(日本人)ともども共通の友人になり、
クラシックのピアニストである彼女が私たちの結婚式でピアノを担当して
くれるとは考えもしなかったのが1995年時点でのTOMORROWだった。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-12-15 00:22 | 草評


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