2007年 12月 19日

歴代の「今年の漢字」はその年を思い出させてくれるか?(7)

日本漢字能力検定協会が、「今年の漢字」というものをはじめて
最初の95年が「震」となり、「災」という字や「戦」なんていう字は、
将来選ばれることがなければいいと思ったが、「災」は2004年に
選ばれることになり、



の字は、この2001年に選ばれることになった。

この年は1月に米国の大統領選挙があり、
共和党のジョージ・ブッシュが民主党のゴア候補ともつれにもつれる
展開をみせて僅差というか微妙な判定でブッシュが大統領に選出された。
何だか、あの時のニュースが、これほど歴史を左右することになるとは
あまり考えなかったなぁ。

日本でも4月に第一次小泉内閣が発足した年だ。
翌5月に、熊本地裁での元ハンセン病患者さんたちへの賠償についての
裁判で、小泉首相は面会を望んだ元患者さんたちに会い、
それまで慣例的に行なってきた国側からの控訴を断念するという大英断を
行なった。
今はまた、現状から別の評価をしなければならないが、
彼の野球の始球式とこの英断だけは手放しでほめられる。
この時、確かに「今までの首相とは違う」と感激しながら思ったものだった。

9月11日に同時多発テロが起きた。

9月10日の夜は家族で早く眠りにつき、朝のニュースを見ずに
仕事に行ったので、事務所で 「大変なテロ事件が起きた」 ということを知った。

世界史は、何だか9.11以前と以降で分けられるかもしれない。

その日の夜のニュースでは、貿易センタービルが崩れ落ちる映像の後、
やたらと「株価」が紹介されたのが気になった。
特に私の記憶のなかでは「ニュースステーション」(現報道ステーション)の
久米宏が「株価」についてやたらとコメントをしていたのだが、
「株価など言ってる場合じゃないだろう」
という感想を、何だか強くもってしまった。

お金はもちろん大事だが・・・
何だかもっと大事ないくつものことに優先して株価があったような、
そんな時代になってしまっていることをつくづく感じた。

その直後から、今も続く米国のアフガニスタンへの攻撃がある。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-12-19 00:45 | 草評


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