2007年 12月 21日

歴代の「今年の漢字」はその年を思い出させてくれるか?(10)

2004年の「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会選)は、



だった。
95年に「震」の字が最初に選ばれてから、
この「災」の字は選ばれてほしくないと思っていたが、
それから10年以内に、
かなり身近なところでそれは起きた。

2004年に「災」の字が選ばれたのは台風23号の被害などもあるが、
もちろん新潟県中越震災が大きかった。

中越震災の時、自分とその家族は下越地方にいた。
中越地方の大きな被害を少しでも思うと、うちは
軽微な被害しかなかったが、その時の揺れの長さは
異様で不気味だった。

県央地域に4年間住んでいたこともあり、
被災された知り合いはとても多かった。

ブラジル在住の開教使の方から新潟県内在住者でポルトガル語の通訳が
できる人のリストをいただき、新潟県の国際交流協会に紹介することが
できた。

そのなかのMさんの声で、ラジオから県内の外国人労働者に地震情報が
流れた。

お正月(翌2005年)に柏崎市のそのMさんのご自宅を訪問し、
「ありがとうございました」
とお礼を述べた時、
「こちらの方こそ、お役に立てて嬉しかったです、ありがとうございました」
と言われた。

これは心に強く残った。

2004年、野球チームのなんちゃってヤンキースが計画を経て発動した年でもある。
ホームページの方は前年の2003年からやっていたが、
中越震災の1ヶ月と少し経ってからこのブログをはじめた。
震災がどうのこうのというよりも、バカみたいでも何にも代えがたい、
この日常を記すために。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-12-21 23:25 | 草評


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