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2008年 04月 16日

娘と京都(9) 北大路編(1)  アップルハウス

b0061413_002294.jpg哲学の道から南禅寺の山門をくぐり抜け、タクシーに乗って四条河原町まで出る。本来は、丸一日を左京区で過ごしたかったのだが、明日、また戻ってくることにした。 午前11時の、ちょうど開店の時間に高島屋デパートに入り、玩具売り場に行く。マーヒーは娘の欲しいものを知っている。お手伝いをして、お小遣いを貯めて買えと言ってきたが、娘はシルバニアン・ファミリーの「灯りのともる家」をじっと見つめている。 「これをさぁ、今回の記念に買ってデパートから家に送ってもらおうか」と言った瞬間に娘は飛び上がって喜んだ。何だか「買収」という気もしないでもなかったが、「帰る日までにはバラの包み紙でシルバニアンファミリーが家に届いているぞ!」と言った瞬間から娘はすこぶる元気いっぱいになった。
b0061413_011312.jpgずっと欲しかったものを不意に買ってもらった娘は、それまでのトボトボとした歩き方と違い、跳ねるような歩き方をしながら私についてくるようになった。四条河原町から四条烏丸まで歩き、地下鉄に乗って北大路まで移動。北大路の交差点のすぐ北東側にあるアップルハウスというフルーツパーラーに入る。学生時代にここの常連だったのだ。マーヒーにフルーツパーラーは似合わないと思われるだろうが、学生時代の貴重なビタミン補給源であり、コーヒーだけを飲んでいく時でも、ここではお店で使ったパンの耳をマーヒーにドッサリとくれたのだ。 お店に入ってまず驚いたのが、25年前に、当時の女子大生でこのお店でバイトをしていた人がカウンターにお客として座っていたことだ。息子さんの大学の入学式で福井から京都に来たという。
b0061413_021112.jpgビックリしたなぁ。なぜか、すぐにその元女子大生(でも同年齢)の名前がすぐに出てきた。テレビドラマの出演女優の名前がすぐに出てこなくて妻に「ホラ、あの有名なホラホラホラ!」と言っているマーヒーがウソのようだ。ところが向こうは私の名前どころか、私のことがわからないみたいだった。ムリもないなぁ。冴えない学生時代のマーヒーと違ってすっかりカッコ良くなっちゃっているもんなぁ。フルーツサンドイッチ(いちばん上の写真)とハム&フルーツサンド(二番目の写真)を注文する。 娘に、「お前が幼稚園の遠足に持っていって評判をとったフルーツサンドは、パパがこのお店のメニューを真似て作ったものなんだ」 と言うと、元女子大生が身を乗り出して 「私も息子の遠足の時にフルーツサンドを作った!」 と元気に言った。
b0061413_023274.jpg このお店は、旬のくだものや柑橘類をしぼってジュースにしてくれる。橙(ダイダイ)のジュースが、今年はあと2杯で最後だということで、それをマーヒーと娘がいただくことにした。(3番目の写真) かなり酸っぱかったのだが、酸っぱいものが大好きな娘は「美味しい!」を連発しながら飲んだ。娘がこのお店に自分の足で入るのは初めてだったが、10年前の4月に、スキー旅行も兼ねて3月初旬に行った時の、MADE IN CANADA のハネムーンベイビーができていたとは知らずに妻とここに来たときに、それまでは酸っぱいものを好まなかった妻が絞りたての柑橘ジュースを種類を変えて何杯も所望したことを覚えている。2番目、3番目の子どもの妊娠中は、妻はさほど酸っぱいものを欲しがらなかったが、今連れてきている長女の時には酸味への欲求が強烈だった。生まれてきたのは、やはりフルーツ、柑橘、酸味が大好きな子だった。この世に命を授かった直後にこのお店の柑橘ジュースを補給していた長女は、このアップルハウスがとても気に入ったようで、さらにチョコパフェを注文したのだった。 この後、母校を訪ねてお世話になった教授や同年代の准教授に会うということも少し考えてはいたが、それはやめて柑橘ジュースとシルバニアンファミリーで元気いっぱいになった娘と賀茂川を歩くことにした。子ども連れの旅は予定の半分で上等と考えなきゃ。それでも一人の時の倍以上楽しい。



マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-04-16 00:25 | 草京都


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