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2008年 07月 12日

私は保守なのか革新なのか?

自分は保守派なのか革新派なのかという大まかなカテゴリーで
自分はどちらなのかを考えると、つくづくわからなくなってきた。

思想・信条などのことはさておいて、
日常生活に密着した衣・食・住で、まず考えてみよう。





衣 に関しては、 「基本的には保守であり、ごくたまに革新」
というところである。
仕事用(僧衣だけでなくスーツにネクタイというものも含む)の
ものは、だいたい無難なものを着る。
普段着も、よそ行きの普段着も、冒険のようなものはしない。
同じ服を長年にわたって愛用することは好きみたいだ。
僧衣以外でも和服を着て目立つこともある。
これは今の時代にはむしろ革新に見えるという効果もあるが、
なんせ伝統的な和服であるから保守であるというべきであろう。
服の流行にはほとんど興味がなく、新製品よりも
むしろ、「伝統の定番」 のような製品が好みといえば好みだ。 

そんな保守の基盤に革新の波がたまに押し寄せるのは、
妻や娘に 「こんなの着てみたら似合うんじゃないの?」
と提言された時で、これには弱い。
自分ではまず選ばないようなものや色をその意見で買って、
けっこうそれが気に入ってしまうことがある。
だから、「衣食住」 の 「衣」 に関しては保守を基盤としているが、
ポリシーのない保守である。

食 に関しては、「かなりの革新派」 を自認できる。
ただし、伝統的な日本食、郷土食の良さを理解しないような
「打倒!日本食!」 のような革新ではなく、むしろ逆に、
日本の伝統を愛しつつ、常にそこに微風でもいいから
新しい風を入れたくてたまらないという感じだと思う。
伝統は尊重し、愛してさえいるが流行にもものすごく弱い。
外国の食文化や、食べたことがないものへの好奇心も強い。
調味料の新製品などは必ず試してみたくなるし、
「今夜の酢豚はトマトの酢豚だぞ!」
というように、思想的に革新であるというだけでなく、
思い立ったらすぐにモデルプランを実践・実行してみる改革派でもある。
時々、思い立ったようにものすごく保守に回帰してみることもあるが、
やはりここでのマーヒーは革新派であり、
ついでにマヨラー(親マヨネーズ派)でもある。

住 に関してのマーヒーは 「かなりの保守派」 であると自認できる。

衣と食 について妻のシャラポア(日本人)は、改革の時には
革命の同志であり、保守にまわった際には揺るぎない一枚岩である。
ところが、どうも 「住」 に関してだけは、マーヒーは石頭といっても
いいほどのガチガチの保守的思考の持ち主であり、シャラポアは
かなりの革新派なのである。

マーヒーは本の一冊でも置き場を変えられると調子が出ないという、
「住」 に関してはとてもナイーブな保守であるのに、
シャラポアは 
「シーズンごとに部屋の模様替えをしないとリフレッシュできない」
ことを強硬に主張するタカ派の改革論者である。
これがうちの家庭内のねじれ現象であり、論争の火種である。
家庭内第一井戸端会議室で、保守派のマーヒーは革新派の
シャラポアから提言される部屋の模様替えプランに渋々と
妥協し、多くの場合はその翌日にその改革プランの実行となる。

調理の時には鼻歌まじりにキレのある華麗なステップでお手伝いができる
マーヒーなのに、部屋の模様替えをする時のマーヒーの足取りは重い。
まるで 「清洲に行きなさい」 と言われた築地の市場関係者のような顔を
しながら作業をする。
「やる気あんのか?」 のような趣旨のシャラポアのご質問に、
「けっしてやる気はございません」 というような意向を
思わず正直に口にしてしまう。

その時すぐにはケンカにならないが、この模様替えのようなことをした
後の一週間は、なんだか 「危険な期間」 というような感じだ。
ナイーブな保守派のマーヒーは、箸が転んでも腹が立つ。

その模様替えに慣れて体が部屋の隅々まで順応した3ヶ月後ぐらいに
「住」 に関しては革新派のシャラポアから、新たな改革プランが発表される。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-07-12 00:50 | 草評


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