2008年 08月 23日

土佐選手のこと

女子マラソンの土佐礼子選手の走りを見ていて、
最初の10キロまではともかく、10キロから棄権をした
20キロ過ぎのあたりまで、テレビも含めて様子を見ていた誰もが
「かなりの無理をして走っている」
ということはすぐにみてとれた。

マラソンの調整というのは、まさに分水嶺(ぶんすいれい)なのだろう。
怪我や故障をしてはいけないが、極限の近く
(普通の人から見ればかなりの極限越え)
まで行かなくちゃいけない。
土佐選手も、野口みずき選手も、故障したくて故障したのではない。

スポーツ新聞(スポニチ)で、スポーツジャーナリストの
二宮清純氏が書いた記事を読んだのだが、
倒れこんで痙攣(けいれん)しながら嘔吐(おうと)する
土佐選手のもとに救急車が駆けつけるのが
ひどく遅かったそうだ。

なんせ、救急車なのにマラソンの交通規制を順守し、
近くにきても 「ちゃんと信号を守っていた」 という。

大勢の人が関わっているのだが、それぞれが
「私は法を順守して、言われたとうりのことを忠実にやっています」
と言うのだろう。


最後は、見るにみかねた土佐礼子選手の夫がかつぎ、
「信号で停車中の救急車に乗せた」
ということらしい。

こういうところが、
「だいじょうぶか?北京オリンピック」 といわれてきたことの
ひとつなのだが・・・

でも、みんな、大事なことを忘れているような気がする。

大丈夫か? 北京パラリンピック 


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-08-23 01:57 | 草評


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