2008年 08月 27日
あるホテルに泊まった時、その隣にある某ハイテク企業の本社ビル屋上にある神社が部屋の目の前だった。まあ驚くことはない。某有名新聞社の屋上にも神社があり、某有名出版社の屋上にも神社があり、「祭政分離」の原則との兼ね合いは謎だが長野県の諏訪市役所の屋上にも「お稲荷さん」の神社があるのだ。融通無碍(ゆうずうむげ)なのかデタラメなのか。 成田という場所には国際空港だけでなく交通安全をテーマにする神社があるが、その神社ができた頃の「交通安全」は牛車に轢かれる事故が10年に一度あったかなかったかで、飛行機の交通安全なんてレオナルド・ダヴィンチぐらいしか考えたことはなかったはずだ。「交通事故」と言われるものが増加した時代に、「交通安全」の願いをテーマとする神社が脚光を浴び、併せてやたらと「交通安全」というキャッチコピーを書き加えた誰かがいたという話だろう。 成田の「交通安全」を祈願する場所への初詣の帰り道には、けっこう交通事故が起こっているのではないかな? ともかく、横田基地のなかに神社があるという噂を聞いていた。これは本当ならば、少なくとも新聞社や出版社以上のインパクトはある。そして、日本の米軍基地のなかということであるならば、これまた日本でも有数の「参拝しにくい神社」というべきであろう。 参拝はしないが行ってみた。電飾で「WELCOME TO YOKOTA HOME OF THE SAMURAI」の文字。この鳥居はくぐれないので鳥居の形をしたオブジェというべきで、神社といっても横浜ベイスターズの必勝を祈願する横浜駅東口地下街「ポルタ」の大魔神神社(1999年に撤去され、ご神体?は佐々木投手の故郷の仙台市内の某神社に安置されているとか)の感じではないだろうか。撮影場所の足元にはロープがはってあり、この撮影場所から先には行けない。ロープを乗り越えて、そこに見える太鼓橋を渡ってみたい気もするが、命がけでやるほどのこともない。鳥居(の形をしたもの)に少しは驚いたが、それよりも HOME OF THE SAMURAI の文字の方に驚きは大きかった。これが横田ベースキャンプのホームベースなのだ。 マーヒー加藤
by kaneniwa
| 2008-08-27 00:52
| 草評
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