2008年 09月 08日

探訪・合羽橋商店街(3) 輝け赤提灯

b0061413_648211.jpg 辞書で確認したわけではないけれども、日本人の間では、 「赤提灯」 と言っただけで 「酒処」 を意味する。 そして、白や黄色などもあって、赤だけとは限らないのだが、合羽橋商店街にはいくつか、この赤提灯をとりそろえている専門店があるのだ。 提灯には、「焼鳥」「餃子」「ラーメン」「焼肉」「おでん」など、いろいろな文字を見つけることができる。 たとえば「ダッチオーブン焼きナス」などという、オリジナル・メニューというか、あまり既成のメニューにはないようなものを文字入れしてもらうこともできるのだろうが、その場合はやはり高くなってしまうのだろうなぁ。首都圏でも最近流行の 「立ち呑み」 という提灯などは、何に使うのかはともかく、そそられた。(実際に買ったのかどうか?)

b0061413_6491225.jpg 考えたら、浅草の雷門の大提灯をランドマークとして、この周辺一帯は日本一の提灯密集地帯であるともいえる。 キャンプ用の大光量ランタンよりも、いっそのこと 「焼肉」 と書かれた大きな赤提灯に仏具用の大ロウソクを流用しようか、というアイデアも浮かんだ。平面状にたたんで収納もできるし。 ふと外国人のカップルが 「寿司」 と書かれた赤提灯を購入していた。カップルのうちの女性が「I TRY IT.」 と呟いただけでさっそくその提灯を包装するお店の人は、英語を使うお客さんの扱いにも慣れているように見えた。確かに観光地で売っている小さい提灯よりもお土産としては映えるだろう。 なぜお土産と断定したかというと、その外国人カップルは、外見だけから判断して失礼ながら、寿司店を経営しそうもないことはもちろん、ホームパーティで寿司を提供すること自体がなさそうな雰囲気が何だかあった。 「寿司」 の文字を選んだのは偶然だったのか? それとも 「寿司」 という漢字だけは認識していたのだろうか? 世界のどこかは知らないが、どうせなら 「もんじゃ焼」 「みたらし団子」 あたりをチョイスしてくれた方が世界のどこかの闇を赤く照らしてくれる時のシュールさは増す気がしたが、そんなお節介に気をまわすわけにはいかない。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-09-08 06:55 | 草評


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