2008年 09月 11日

あっ、辞める時期だったのか福田(元)首相?

b0061413_0283263.jpg この前の日曜日だったか、NHK教育テレビで夜10時からやっていたパラリンピックの車椅子バスケットの日本代表とドイツ代表の男子の試合を観た。まだ一次リーグ戦だが掛け値なしにおもしろい試合だった。確かにNBAのスーパープレイも見ていておもしろいが、車椅子バスケットは選手の身長差がものすごくあるNBAなどと違って、コートにいる両チーム合わせて10人の選手の背の高さがほぼ同じくらいになるのが新鮮だった。そして、車椅子でのプレーは、誰が誰をマークしているのか、5人がどういうディフェンスや攻撃体系をしているのかが何だかものすごく分かりやすかった。接触プレーも激しく、車椅子から日本選手が転げ落ちるというシーンもあってヒヤッとしたが、選手は不満顔どころか、当たり前の顔をして再び車椅子にはい上がりプレーに集中する。 土壇場に56-56の同点に追いつかれた日本だったが、藤本選手が相手のマークをひきつけ(このマークをひきつける様子が車椅子バスケットはわかりやすい)藤井選手がフリーになってゴール下に入ってパスをもらい残り10秒で決勝シュートを決めるという展開もスリリングでおもしろかった。 日本のバスケットの女子チームも一次リーグを2連勝中(この記事を書いている時点では4連勝中)であるまっただ中であるのに、全員が肩を組んで男子チームを応援していた。 このゲームに感動した。 表現は的確かどうかはわからないが、たとえば強烈なサーブ&ボレーが主流になった男子プロテニスよりも、女子プロテニスの方がベースラインからの手に汗握るラリーの応酬が多くてテニスというスポーツの本質を楽しませてくれることの感動といったらいいのだろうか。 バスケットというスポーツにNBAのバケモノ的なスーパープレイを見るだけのおもしろさしか感じていなかった私にバスケットの本質的なゲームとしてのおもしろさを教えてくれたような気がするのだ。 これだけを書いて純粋に日本のパラリンピックの代表チームとドイツチームの健闘をたたえて記事を終えればいいのだが、あることに気がついてしまった。 もしかしたら、大事なことに気がついてしまったのかもしれない。 福田(元)首相は 「今が辞めるのにいちばんいい時期だと思った」 と辞任会見の時に言った。 確かに洞爺湖サミットを終え、オリンピックの開会式に出席した。そして、オリンピックの日本人のメダリストたちの表彰式に出た直後の時期に福田さんは辞めた。 いつが 「いい時期」 かなんて私なんかにはまったく判断できない。 ただ、オリンピックは福田さんの視野のなかにあっても、パラリンピックは視野のなかに入っていなかったのだぁ、ということに気がついた。 今さらのっかて福田さんを批判するというようなことはしたくないけれども、このことに気がついて、悲しくなった。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-09-11 00:57 | 草評


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