2008年 09月 11日
昨日、新潟市の豊栄南運動場グランドでナイターで行なわれた なんちゃってヤンキースVS豊栄病院野球部の試合であるが、規定の7イニングをスリリングな試合展開で戦い、5-4でなんちゃってヤンキースが勝利した。 勝利投手は実戦からは退いた名誉選手をのぞけばチーム内で2番目の年長者となった45歳(になったばかり)のケアレ・スミス(マーヒー加藤)投手で、7イニング完投であった。 初回に1点を失ったなんヤンだったが、1回裏のなんヤンの攻撃で4番バッターであるジョニー・ウォーカー(日本人)選手のセンターオーバーのタイムリー2塁打などで3点をあげて、その後は一進一退の攻防が続いたが、6回裏に1番バッターのショーン・コメリ(日本人)選手がセーフティーバントで出塁すると次々と盗塁を決め、3塁から内野ゴロの間に生還して決勝点となった。 まったく個人的なことを書くが、ケアレ・スミス投手は、誕生日のプレゼントに娘からもらったオリジナルゆるキャラ・サクランボーレの顔を思い浮かべると、ピンチでも冷静でいられた。味方のエラーに腹が立たないのはもちろん、1アウト1塁2塁で強いピッチャーゴロをとり、その時すぐにセカンドに投げればダブルプレーでチェンジなのについつい反射的に1塁に投げてしまったケアレスなミスをした自分にも腹が立たず、結果的にはそのイニングは0点におさえられた。サクランボーレのゆるい顔を思い浮かべてリラックスできたおかげだ。リラックスして頭は冷静なのに、闘争心というか気合いというか、そういうものもあった。「打たせてとる」というよりも、「打たせて仕留める」「打たせて収穫する」「打たせて狩猟する」というような意識で投げることができ、最終回の7回に、いちばん速い球を投げることができた。2ストライク・ノーボールというカウントから投げたボールが甘めのストライクになってヒットを打たれることも多くて、普通なら心が折れそうになって嫌になっちゃうのだけれども、サクランボーレの顔を思い浮かべると、テレビのチャンネルを切り替えるように、次のシーンに静かに集中して投げることができた。 よかったよかった。それに反して、打撃はまったくダメ。3打数ノーヒットはもちろん、今まで三振することは少なかったのに昨日は2三振。 試合前に書いたブログ記事の、今日はこういう打撃理論で開眼したいという、まさに煩悩そのものにとらわれた打撃の結果だ。 昨日、私が振り回していたのはバットではなくて理論だったのだ。そして、自分で勝手に思った理論に振り回されたのだ。 ボールはバットで打ちましょう。 マーヒー加藤(ケアレ・スミス)
by kaneniwa
| 2008-09-11 01:38
| 草野球
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