草仏教ブログ
2015-11-11T14:16:50+09:00
kaneniwa
日記
Excite Blog
MJB初飛行と遷宮
http://kaneniwa.exblog.jp/25078937/
2015-11-11T14:17:12+09:00
2015-11-11T14:16:50+09:00
2015-11-11T14:16:50+09:00
kaneniwa
草評
神社では「遷宮」といって、本殿の大規模改修の時に
その場所を移して「ほぼ建て直す」という大事業をやる。
神社でも修復を重ねれば場所を移すことは滅多にない仏教寺院同様に
数百年その形態を保てるだけのしっかりした技術によって
建造されているのにも関わらず、なぜわざわざ遷宮ということをするかといえば
「そのしっかりした技術の継承を行うため」
というのが理由らしい。
今日の午前中、50年ぶりの国産ジェット旅客機として
三菱重工業と子会社の三菱航空機が開発した
MRJ(三菱リージョナルジェット)の初飛行(テスト)が行われた。
予定よりも国産部品の比率が少なかったり、
それを審査する国土交通省にしても久しぶりの新機種チェックであって
なかなか大変であったということが昨晩のニュースとして流れていた。
プロペラ機である日本航空機製造のYS−11は、2006年までは
現役の旅客機として活躍していたが、いつ最後に乗っただろうか?
ということが思い出せないほどである。
他にもHONDAのプライベートジェットなどはあるけれども
定員92名というほどの国産旅客機の登場は、本当に久しぶりである。
それ自体はとてもいいニュースであると感じるけれども、
やはり51年間も国産飛行機の開発がなかったという事実が
「以前から受け継がれてきたものがない」
ということで、ゼロから発想できるメリット面を勘案しても
航空機が実際に乗員をのせて運べるまでの段取りにスムーズさを欠く要因が
いくつもあるようだ。
一見、必要がないとも、場合によっては「寄付金の無駄遣い」とも思われる
遷宮は多くの有名な神社で「20年に1回」というスパンで行われているが、
これぐらいであると、一生で3回関わるとするならば
「若手宮大工時代」
「中堅宮大工時代」
「棟梁、もしくは大ベテラン宮大工時代」
として、それぞれ指導を受ける立場と指導をする立場で技術継承が
スムーズに行われるのだろうなぁと思う。
航空機もプロペラ機からジェット機となっているけれども、
その基本部品については中小企業のなかでそれぞれに伝承されてきた
細かい技術がその基盤になっているということもあるだろう。
2030年代において、また新しい国産旅客機が生まれてきた時に
「ああ、やっぱり2017年にMRJが飛んで良かった」
と心から言えるのかもしれない。
仏教寺院は、神社と違って直し直しその形態を保っていくしかないと実感している。
ただし、50年間、新しい寺院がひとつもできないような宗派は
その歴史が終わっても仕方ないとも思っている。
マーヒー加藤
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コッヘル291番 塩サバの野菜炒め
http://kaneniwa.exblog.jp/25074356/
2015-11-09T22:46:28+09:00
2015-11-09T22:46:10+09:00
2015-11-09T22:27:01+09:00
kaneniwa
草外道
最近、魚の料理は元漁師さんで元水産庁職員で、現在は東京海洋大学の上田勝彦さんの手法を参考にさせてもらうことが多い。たとえば コッヘル280番のサンマの炊かず飯 などは「えっ、こんな手法アリなの?」と思いつつ、やってみたらまさにやみつきである。サンマの熱々の塩焼きは大好物だが、サンマの炊かず飯は冷めても美味しいのだ。そんな上田さんの素晴らしき野菜炒めがこの「塩サバの野菜炒め」である。スーパーなどで売っている塩サバの切り身でOK。大きな骨も付いている場合はそれをあらかじめ取り除くことだけがちょっとだけ手間。(私の場合、小骨はまずそのままで問題なし)あとは、キャベツでも人参でも、もやしでも、通常野菜炒めの時の野菜と共に炒めるだけである。味付けは「無し」である。塩サバの塩が、けっこうな量の野菜といっしょに炒めてもかき混ぜているうちに全体にいい感じでちょうどいい塩がまわってくれる。野菜がたっぷりの時は薄味になるもの、薄塩で野菜をたくさん摂取できて嬉しい。しかも、まわってくれるのはどうも塩味だけではなく、サバの身からもにじみ出てくれる「天然だし」のようなものも含まれている。焦げ付き防止のために少量の油もフライパンか中華鍋にも敷くけれども、さらにそれにプラスしてサバ自身の天然油もまた、少量ながら野菜の表面にうっすらとコーティングされてくる感じだ。そしてこの野菜炒めは、当然のことながら白いごはんにも抜群に合うのである。
マーヒー加藤
コッヘルバックナンバー]]>
中国の一人っ子政策後の今後
http://kaneniwa.exblog.jp/25065647/
2015-11-07T01:36:00+09:00
2015-11-07T01:38:02+09:00
2015-11-07T01:36:08+09:00
kaneniwa
草評
明確な家族計画などがあったわけではないけれども
お互いに三人目の子どもが生まれてくるまでは
「不完結感覚」
のようなものがあった。
三人目が生まれてきて、そして少し大きくなって
「おーい子どもたち!ご飯だぞ!」
などと呼んでいて満たされなかったものが充足された感覚になった。
中華人民共和国が1979年以降続けてきた一人っ子政策を
来るべき高齢化社会への対応を目的に廃止することにしたらしい。
私は1985年当時の中華人民共和国を訪れていたが
すでに実施後6年ほどを経ていた頃で、
二人の小さな子どもを連れて旅行する外国人夫婦への
群衆の羨望のまなざしがなぜか忘れられない。
実施後すでに36年が経っている。
あの頃に出会った中国人の幼い子どもの多くは今、一人っ子の親になっている。
一人っ子が圧倒的に多い社会では、たとえば親兄弟の子である「いとこ」という
関係もだんだんとなくなっていく。
私自身も私の子の世代でも多くの「いとこ」がいて親族という
人間関係を形成しているので、それはなかなか想像できない世界だ。
従来から、中国では一人っ子同士が結婚すれば、子どもは複数いていい決まりらしいが
統計的にも一人っ子同士の結婚は子どもは一人っ子になることが多いようだ。
ここらへんが冒頭での「自然に考える家族像」というもので、
再来年あたりには中国で空前のベビーブームは起こるかもしれないけれども
国家が期待する計画のようには子ども人口は増えていかないという気がする。
もっとも中国の心配ばかりはしていられない。
過疎と過密の問題は社会構造問題でもあるが地域問題として矮小化して見ることも
可能ではあるが、少子化は根本問題であるといっていい。
だからと言って何ができるというわけではないが
「最近は長女ももう高校生だし、あんまり言わないけれど、
複数の子どもに『おーい、子どもたち』と言えるのは幸せに近い感じがする」
というようなことを独身男性に語ることがあるぐらいか。
中華人民共和国に属しているチベット自治区や青海省のチベット人は
これはもう文化の大変に深いところで
「生まれ変わり」を信じていることであろう。
そうすると、チベット人はかなり根深いところで
一人っ子政策を恨んできたのではないかということに漠然とだが想像がつく。
インド人やチベット人の多くの人の間で信じられている「生まれ変わり」と、
漢民族の多くが漠然と信じている魂魄(こんぱく)の思想
(まぁ身は滅びても霊魂は不滅みたいな)
と、どっちが正しいのかは測る方法もないのだけれども
「生まれ変わり」を漠然と信じている人で日本が大好きな人は
少子化だと日本に生まれ変われる率が減る。
具体的な形を変えた自分の生まれ変わりでもある、孫という存在には会ってみたい。
特に複数の孫にむかって、再び
「おーい、子どもたち!」
と呼びかけてみたい。
まさにジジ臭い想いではあるけれど。
マーヒー加藤
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コッヘル290番 天然舞茸親子丼
http://kaneniwa.exblog.jp/25056243/
2015-11-03T23:14:54+09:00
2015-11-03T23:13:42+09:00
2015-11-03T23:01:52+09:00
kaneniwa
草外道
先月の中旬ぐらいの話になるが、今年も秘密の天然舞茸生息ポイントを知る人から、天然舞茸をいただいた。昨年は炊き込みご飯にしたり、すき焼きにしたりした。すき焼きでは子どもたちに「こら、舞茸ばっかり食べないで肉も食べなさい」と叱る状況まで生まれてしまった。昨年もそのすき焼きには鶏肉を使ったので、そのバリエーションとして「親子丼も絶対にいけるだろうなぁ」と思って丼モノにした。こうすればすきやき鍋で「天然舞茸ばかりが狙われる」という事態も避けることができるからだ。しかし、悲しき習性とでも言うべきだろうか…写真をさっと撮って湯気が出ているうちにいただいたが、どうしても鶏肉にピントが合ってしまっていて肝心の天然舞茸はご飯に埋もれていたり卵とじになっていたりネギの下になっていたりする。でもでも、香りがすごかった。私はスーパーマーケットで売っている舞茸もけっこう好きなのだが天然ものはまったくの別物。そのなかでも歯ごたえと香りは段違いである。映像や音声と違って「香り再生」というものはデジタル的装置ではまだ実現されていないみたいだし、文章もまた香りについてそれを詳細に言及していくことが難しい。それでもあえて語ると「土の香り、それも山奥の近くに沢がある感じの場所の土の香り」というものが立ちこめてくるのだ。きっと採取していただいた場所もそんな場所なのではないかと想像する。もっとも、そのポイントは教えてもらえないし、たとえ教えてくれたとしても言葉では伝えることが極めて難しい場所に生息していたのだろう。
マーヒー加藤
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本年度の野球シーズンをふりかえる
http://kaneniwa.exblog.jp/25047000/
2015-11-01T01:06:31+09:00
2015-11-01T01:05:27+09:00
2015-11-01T01:05:27+09:00
kaneniwa
草野球
ハロウィンの頃、本年も野球のリーグ戦の総括としての真剣勝負をしているのはメジャーのロイヤルズとメッツがやっているワールドシリーズの残りの数試合だけという季節である。先日、10月30日の夜は新潟市のハードオフエコスタジアムでの試合に出場した。守備では三塁と一塁を守ったのだが打つ方は3打席ノーヒットで2三振と散々であったが他メンバーがクリーンヒット連発で試合には快勝して、冷たくなった秋風のなかでもなかなか気分爽快であった。夜の9時をまわってから球場を出て、帰りの車のなかで日本シリーズの第5戦のラジオ中継の終盤を聞き、自宅のすぐ前で福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ制覇を知った。ラジオを聞きながらキャッチャーが鶴岡選手であることを知ってホークスの選手層の分厚さにあきれるほどに驚いた。高谷選手を正捕手として、二番手捕手が細川選手というだけで充分に戦力の豊富さを感じるのに三番手にベテランの鶴岡選手が控えている。キャプテンで4番の内川選手が骨折欠場した日本シリーズだったが代役のイ・デホ選手が穴を埋めて余る活躍でMVPとなるし、リリーフ陣は中継ぎも抑えも全員が150キロ以上を投げ込む。資金力の豊富さも確かにあるけれども、それでも柳田選手や松田選手、今宮選手などキーマンとなる野手は生え抜きで育ってきた選手たちなので悪い意味での金満球団の風味はない。ただ、この選手層の厚さからするとドラフトで指名された新人が投手も野手も捕手も一軍に入るのが難しい球団だ。でもこの点でも今年のドラフト1位と2位にはそれぞれ有望な高校生投手と高校代表捕手を指名しているので育成計画もバッチリという完璧さだ。もしかしたらホークスの黄金時代がやってくるかもしれない。その牙城を崩すのはどのチームか?という関心をもって来シーズンを見つめていきたい。 もう15年前だけれども、2月中に沖縄本島に居て空いた時間にドラゴンズとカープの練習を見に行った年は「黙々とノックを受けていたあの選手はデビューできるのか、あの驚異的な打球を飛ばしていた選手は今年中に出てくるか?」などの関心があって、ほぼ一年中とても楽しめた。できれば来年の2月は紅白戦や練習試合、それから場合によってはオープン戦も組まれる2月の中旬以降に沖縄に遊びに行きたいなぁと思う。そんで、夜はライブハウスや民謡酒場だ。 写真のエコスタジアム、なぜかここのマウンドと大変に相性が良くて通算で11イニングを投げていて1点も取られたことがない。けれど、今年はこのグランドも含め投手としての活動実績はなかった。けれど8年後に還暦野球(over60)の驚異の新人ピッチャーとしてデビュー予定である。 打者としては、実は昨年の春に「50歳を過ぎてスイッチヒッターに転向する」という計画をたてた。私にとってはチャレンジであった。プロ野球の好打者は千回素振りをするというので、半分であれば可能であろうと考えて左右で250回づつの500回を三日間続けた。三日目に両膝に水がたまってしまった。スイッチヒッターに転じる練習としては両膝を痛めるということは正しく負担をかけていたことになるが、それにしても両膝を同時に痛めて水がたまるということは歩くことも難しくて困った。私の素振りは文字通りの「三日坊主」となった。 しかも、膝の水を抜いてもらって「あれほど左打席でも素振りをしたのだから少しは左バッターとしてやっていけるだろう」と考えてリハビリも兼ねてバッティングセンターで左打席に立ってみると、ほとんどのボールがファウルチップか空振りで恥ずかしくなるぐらいだった。やっぱり右投手でも左投手でも長年右バッターボックスでボールを見てきた習性に修正はもう効かないのだ。そして、本来の右打席でも従来は2ストライクと追い込まれた後でもシングルヒットなどで出塁するアベレージヒッター(投手もやっていたので2ストライク後にヒットを打たれるのがいちばん精神的ダメージを与えられるということをイヤラシく知っている)であったのに、何だか三振が増えちまった。単純に「年をとった」ということもあるが、新しいことへの挑戦も大事ではあるが「今あるものを大事にしたい」という方向性でいきたいと思う。
マーヒー加藤 (選手名ケアレ・スミス)]]>
マニュアルとお笑い
http://kaneniwa.exblog.jp/25035133/
2015-10-29T00:19:00+09:00
2015-10-29T00:29:20+09:00
2015-10-28T03:43:05+09:00
kaneniwa
草評
ご隠居など老賢人が指南してくれることを
現代でいうマニュアル(手引)として与太者が教わるのだが、
それを使いこなす際には教わったことを勘違いしたり間違えたりする。
要するにマニュアルにボケをかまして笑いをとる。
これは現代のお笑いにも受け継がれているところがあって、
コントの場面設定としてマニュアル化社会の象徴であるかのように
コンビニ、ハンバーガーショップなどが多く登場する。
15年ぐらい前の話であるけれども、
職場から野球場に直行して夕食をとる間もなくナイターで試合をしなかればならない
メンバーが多かった草野球チームのために、
野球のユニフォームの上からスタジアムジャンバーを羽織った服装で
ハンバーガーショップにて
「ハンバーガーを15個ください」
と注文したら
「こちらでお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」
と真顔で訊かれた。
客のこちら側は、私ひとりである。
なんぼなんでも15個は店内で食べていくには多すぎる。
今の私であれば
「テイクオフ!あ、違ったテイクアウト!」
ぐらいのボケをかましておきたいぐらいだが、試合時間との兼ね合いもあって
「もち!持ち帰り」
と、くだらなさも大変に中途半端なことぐらいしか言えなかった。
つい先日、これに匹敵するようなマニュアル主義と対峙することになった。
場所は LOFT である。
ちょっとメモしておくものが必要だったのでメモ帳だけを買った。
ハロウィン本番が近いのでその関連グッズを求める人が多いのか
レジに並ぶ人の列が多いような感じだった。
私は189円という200円に満たないような買い物に
クレジットカードなどは普段は使わないのだが、
小銭の持ち合わせがなかったことと LOFT だと
セゾンカードを使えばノーサインで精算ができるので
レジに人が並んでいる場合ではその方が少しでもスムーズに
列を消化できるのではないかという気がした。
しかし、支払いで
「お支払いは一括でよろしいでしょうか?」
と尋ねられた。
これは、テレビドラマなどで捜査一課の刑事が
「奥さん、これはあくまでも形式上の質問ですが昨夜はどこで何をされていましたか?」
という時の「形式上尋ねなければならないマニュアル」であるとは理解するが、
15年ほど前のハンバーガーショップでのマニュアル対応同様のヘンテコを感じた。
「もちろん一括で」
と答えた時の「もちろん」に妙に力が入った自分にも自己嫌悪気味のヘンテコを感じた。
逆に、189円をリボルディング払いにして
手数料や利息はどれぐらい発生するものなのか確認をしてみたいぐらいだったが、
レジの列が長い時にわざわざそんな実験をするべきものではない。
落語は
「マニュアル至上主義ではどんどんヘンテコになっていくよ」
ということを教えてくれている。
マーヒー加藤
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草仏教掲示板(87) ☓(ペケ)を少し変えれば+(プラス)になる
http://kaneniwa.exblog.jp/25031872/
2015-10-27T06:51:00+09:00
2015-10-27T01:45:10+09:00
2015-10-27T01:45:10+09:00
kaneniwa
草仏教
☓(ペケ)を少し変えれば+(プラス)になる まずは昨日のニュースであるが 人文社会科学系、教員養成系学部の廃止や組織見直しを求めた6月の文部科学相通知に対し、信州大など国立大17校の人文系学部長でつくる会議は26日、「人文社会科学の軽視は、わが国における人的基盤を根底から揺るがしかねない」と抗議する共同声明を文科省に提出した。(青字部分は毎日新聞より抜粋)という。声明を受け取った文部科科学省の担当者は「誤解を与える表現だった」と陳謝するとともに「人文社会科学系を根こそぎなくす考えはない。廃止はゼロにするのではなく、スクラップ・アンド・ビルドの意味だ」と強調した。(同じく青字部分は毎日新聞より抜粋)というがまずは誤解を与えるような表現しか書けない文章力を反省してもらいたい。 教育について論評できるような柄ではないものの、合理性と成果主義(それも結果をすぐに求めすぎ)をもとに大学を作りかえてみても成果が上がりそうな◯(マル)の側の人間をより◯(マル)が多く取りやすい人に育てて社会に送り込むだけでは教育というものが本来もつダイナミズムに欠けるなぁ。霞ヶ関文学の格調の高さとは対極的な文章だが「◯(マル)を◯(マル)のままで卒業させるっちゅうのは、教えて育てたことにはならんでしょう?☓(ペケ)の角度なり視野なりをちょこっとでも変えてやって+(プラス)にしてやって、その中にはたまに大化けするようなタマを生み出してこそ教えて育てたということになるんじゃない?」と霞ヶ関にも通じる文章を書いてみたいけれども、とりあえずはブログ記事にして書いた。
マーヒー加藤(書・ブログ本文)]]>
五郎丸歩選手(ラグビー)の日本シリーズ第一戦始球式の予想
http://kaneniwa.exblog.jp/25023164/
2015-10-24T09:27:00+09:00
2015-10-24T11:52:59+09:00
2015-10-24T09:26:20+09:00
kaneniwa
草野球
務めることになったが、その投球を予想してみたい。
(1) まずはオーソドックスな予想で、セットポディションから
有名になったゴールキック前の忍者ニンニンポーズである
「五郎丸ルーティン」をしてから投げる。
(2) ラグビー選手の本能として、スローフォアード(前に投げること)
は苦手である。したがって、ノングラブで一塁方向か三塁方向を向き、
ラグビーのパスの要領で真横に両手で投げる。
もしかしたらこれでストライクが入るかもしれず、
そうだったらこれも拍手ものである。
(3) 怪我をしてしまうこともあるし、
他のスポーツへの敬意も重んじるということもあるので可能性は低いが、
いっそのことスローではなくマウンド上に小山を作ってキックで
決めてくるかもしれない。
五郎丸選手は少年時代にサッカーの経験はあるけれども野球の経験はない。
ただ、身体能力は凄すぎるぐらいなので、意外と普通にいい投球をしてくるかもしれない。
正解は、今日の夕刻時に判明する。
マーヒー加藤
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コッヘル289番 カブの沢庵
http://kaneniwa.exblog.jp/25014297/
2015-10-21T14:12:00+09:00
2015-10-22T14:33:22+09:00
2015-10-21T12:59:29+09:00
kaneniwa
草外道
私は「大根が定番なものをカブでやってみる」とか、その逆が好きである。今回は、私が作成したものではなく頂いたものである。頂いたものを切ってコッヘルにのせただけ。漬物を作成されたと同時に材料のカブも生産されている。そこで「沢庵にもしてみた」ということである。これはかなり美味しいものであった。食べる前には頭は大根の味を予測しているので、それをいい意味で裏切ってカブの味がするところがいい。もともとカブは昔から漬物界のエース格なのだ。 市販の沢庵は白色も増えているけれど、昭和の時代からの黄色は主にタートラジンという着色料である。これは天然には存在しないもので黄色4号とか5号("FD&C Yellow No. 5")とか言われるのもはいわゆる食品添加物である。本来、沢庵の黄色を出すためには山梔子(くちなし)かウコンが使われてていたというが、こういう天然成分で出た黄色は、スーパーマーケットなどで蛍光灯のもとで照らされるとまったく黄色に見えなくなるので廃れていったという。ずっと手に入らなかったけれど、最近ではウコン入りの漬物液などはちゃんとあるようだ。それにしても白色バージョンの方をコッヘルにのせて写真を撮っても沢庵とは認識してもらえないのではないか?という迷いもあったものの、いただきものでもあり、わざわざ黄色くしていただいた方を掲載した。
マーヒー加藤
コッヘルバックナンバー]]>
名曲草観賞(49) Bob Marley の Buffalo Soldier
http://kaneniwa.exblog.jp/24995830/
2015-10-15T14:52:34+09:00
2015-10-15T14:52:09+09:00
2015-10-15T14:52:09+09:00
kaneniwa
草評
予選リーグを敗退して帰ってきたのであるが、
3勝1敗という好内容と好成績であって「凱旋帰国」という感じだった。
福山雅治の結婚にともなって福山ロス症候群に陥った女性が100万人いたとすれば、
そのうちの10万人は、全日本のスタンドオフの五郎丸歩選手に流れたのではないか。
あの忍者ニンニンのポーズによるルーティーンから繰り出されるキックは、
かなりの高確率でゴールをとらえたと同時に、かなりの数の女性のハートを射止めたはずだ。
キャプテンのリーチ・マイケル選手は日本人女性と結婚していて国籍は日本なのだが、
その国や地域に36ヶ月以上継続して居住していれば代表選手資格があるという
ラグビーの国際戦でのルール(国際ラグビーボードがそう定めている)により、
刺身が好物である関西弁のトンプソン・ルーク選手がいたり、
二人がかりでタックルされてもその二人をひきずって前進しちゃうという
快速の「フィジカルモンスター」であるマフィ選手がいたり、
南アフリカ戦の伝説的なトライを決めたカーン・ヘスケス選手がいたり、
グローバル企業では当たり前からもしれないけれども欠かせない外国人が何人もいた。
そんな選手たちが、最終戦の米国戦の後には勝って3勝1敗としながらも
次のステージは進めないという悔しい思いも重なりつつ涙しつつも、
精一杯やった仲間として全員で腕を組み、あげた「勝どき」に近いコールが
Woy, yoy, yoy, woy, yoy, yoy, yoy. Woy, yoy, yoy, yoy, yoy, yoy, yoy, yo.
であったのだ。間違いなく「Buffalo Soldier バッファロー・ソルジャー」のなかの掛け声。
しかも、キャプテン(マイケル選手)の発声から寸分のズレもなく声を合わせる様子に、
そのキャプテンに
「エディ(監督)はもうイヤ…きつすぎる」
と言わしめたほどの世界一厳しいトレーニングの合間にも、
この掛け声を合わせてきたことを感じ取れた。
そして、Bob Marleyが歌ったバッファロー・ソルジャーは南北戦争時代からすでに
駆りだされて戦わされていた黒人傭兵のことだけれども、
日本代表の外国人に対して
「誰も君らを傭兵だとは思わないよ」
と思った。
大相撲の方は、八百長事件から人気はV字回復しているけれども
この十数年間屋台骨を支えてきた白鵬ほどの大横綱であっても
日本人に帰化しなくては親方になって部屋をもつ権利がない。
バカな考えかもしれないけれども
ジャパンラグビートップリーグのなかに
トヨタ自動車、リコー、キャノン、ヤマハ発動機、
サントリー、Panasonic、近鉄、神戸製鋼などにまじって
「大相撲選抜」というものがあれば面白すぎるのではないかと考える。
プレシーズンマッチでいいので実現しないだろうか。
いかにタックル力で際立った大相撲選抜であろうと、ラグビーでは勝てないと思う。
それでも俊足で機敏なモンゴル出身力士数名をバックスに置けば
「あわや!」
という場面は続出するのではなかろうか。
マーヒー加藤
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コッヘル288番 いぶりがっこ
http://kaneniwa.exblog.jp/24985415/
2015-10-13T08:30:00+09:00
2015-10-12T04:01:06+09:00
2015-10-12T03:40:56+09:00
kaneniwa
草外道
いぶりがっこは秋田県の名物で囲炉裏の天井に近いところの鴨居などに大根を吊るして燻製状にしたものを米ぬかで漬け込んだ漬物である。昔は現在住んでいる寺院にも囲炉裏があったのだが今はなく、漬物のなかでは難易度が高い部類に入ると思う。この写真のものも自作ではなくてスーパーマーケットの漬物コーナーで見かけて嬉しくなってついつい買ったものをコッヘルに盛っただけである。(ただアウトドア用の燻製器などを使って自作実験はしてみたいと思っている)「スモーキーな漬物」というのは世界的にもなかなか珍しいかもしれない。日本酒を飲んでみたけれども、ついついウィスキーに替えてみた。サントリーオールドだった。今年のお正月に サントリーオールドってこんなに美味しかったっけ? という趣旨のブログ記事を書いたけれども、それから2回ほどサントリーオールドを買いに行ってあのダルマボトルが1300円ほどだったので「あれれ?サントリーオールドってこんなに安かったっけ?学生時代の半額以下になっていないか?」とも思った。おせち料理がおつまみなら、ベストマッチなウィスキーはサントリーオールドとお正月にはつくづく思ったが、いぶりがっこがおつまみであれば何だかさらにベストマッチ。サンキューベリーマッチ、ベイビー。まずは「野菜とはいえ燻製である」というところでウィスキーにある。ところがただの燻製ではなくて、そこにはやっぱり米ぬかの風味があるので和食だといえる。和食ではあるがちょっと他にはない逸品である。ひと言であらわせば「珍味」なのだが、その方向性はマニアック和食寄りではなくて別な方向へ行った珍味という感じだ。私には判断できないがウィスキー好きな外国人にいぶりがっこを試して欲しい気がする。もしかしたらウィスキーのおつまみとして一種普遍的なポテンシャルを秘めているのではないかとさえ思った。何となく「秋田の国際教養大学」が思い浮かぶ。
マーヒー加藤
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笑う門には福来たる のカドって何だろう?
http://kaneniwa.exblog.jp/24966256/
2015-10-11T08:34:00+09:00
2015-10-08T09:53:47+09:00
2015-10-06T04:44:13+09:00
kaneniwa
雑草
1998年当時のエース馬が マチカネフクキタル。
長女が生まれてきてまだ母子ともに産院にいる時に有馬記念があって、
1枠の1番にその マチカネフクキタル が入っていたので馬券を買った。
待望の子どもが生まれてきた気持ちとピッタリだったので記念に買った。
単勝は外したものの同枠に優勝したグラスワンダーが居てくれたので
ついでに買った枠番連勝の方が大当たり。
馬券のコピーをとって(今も捨ててはいない)換金して
それで退院までに家具類を配当金で揃えちゃった。
数年後、その長女に信じられないほどなつくシーズ犬がいて、
「フクちゃん」と呼んでいたのだけれども、
そのフクちゃんが亡くなった時に初めて聞いた名前の由来にビックリして
本名は競馬ファンの息子さんがフクちゃんが生まれた時に活躍中で大好きだった
マチカネフクキタルにちなんで本名を「フクキタル」と付けて
通称が「フクちゃん」だったのだ。
その時から
「笑う門には福来たる」
ということわざに思い入れをもつようになった。
「カド」って、いったい何だろう?
門松の斜めに切った竹が、人が笑っている口に似ているからという説をきいた。
それも一説として、自説を開陳すれば
「口角」の「カド」ではないだろうか。
口角を上げるほどに笑う口には口福があり幸福につながるとかつながらないとか…
「何か笑えることはないか?」を求め続けている人生である。
コメディ映画やお笑い芸人などのエンターテイメントの世界にそれを求めてもいるが
日常ではやっぱりシャラポア(妻・日本人)がダントツである。
基本は天然ボケで笑わせてくれる。
先日もある政治家の秘書が退職されたという話の時に
「長年、政治家の右肘として活躍したので…」 と言ったので
「わはは、それ、右腕と言うべきだろ、わははは」
と笑っている最中に自分の天然ボケに気がつきつつ
「あっ、間違いましたね、右膝でしたね、あっ左脇腹だったかな?」
というように本人も笑いながら次々に小ボケを叩き込んでくる。
彼女の連続ボケに対して素早くノリツッコミを入れていきたいのだが、
今のエンターテイメント界でも雨上がり決死隊の蛍原徹や
ハライチの澤部佑ぐらいのクラスでないと難しいと思う。
マーヒー加藤
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青空文庫で恐怖体験
http://kaneniwa.exblog.jp/24974561/
2015-10-09T12:49:00+09:00
2015-10-08T16:45:41+09:00
2015-10-08T16:37:14+09:00
kaneniwa
草評
今までも著作権切れの作品などが所収されたインターネットの
「青空文庫」でiPadでの読書をしてきた。
まず紙の本よりも優れているのは字の大きさや画面の明るさを
自分の意志で調整できることだ。
北大路魯山人の書いた文章などは128も「青空文庫」に入っている。
北大路魯山人などは一つづつ、ちょっと読み切るのにちょうどいいし、
名文でもあるので読みきれる。
読みきった後にiPadの電源を切るか、スリープ状態にしてしばらく時間が経つと
「青空文庫」のインデックスに自動的に戻っていた。
つまり、いつも読みきっていたので
「画面をタップしてメニューを呼び出し、閉じるを選ぶ」
というiPadで作品を閉じて自分の意志でインデックスに戻る方法は
知らずにいた。
岡本綺堂の作品群などは、やはりさすがの風格がこもった卓抜した文章での怪談であり、
それを寝床でiPadで読んで人差し指でシュシュッとページをめくるという行為自体に
シュールなものは感じたけれども、分量でいえば選んだ作品は読みきって電源を切って寝た。
問題は、昭和10年に発表された夢野久作の『ドグラ・マグラ』のiPad読書体験の恐怖。
探偵小説の奇書、異端文学史上の偉業、怪奇小説の奇跡など、色々な評価はあるが
学生時代以来聞いてきた評判は
「読み通したら正常な精神状態ではいられない」
というものだ。
噂どうりのさすがの迫力で『ドグラ・マグラ』の文章は迫ってきた。
これは深夜に寝る前に読むものではないなぁ…と思いつつ
作品を閉じようと思ったが、前述のとおりに私は「青空文庫」の閉じ方というものを
今ひとつ把握していなかった。
何となく、巻末までいけば閉じるメニューが出てくるような気がして、
ものすごい勢いでシュシュっとページをめくりまくっていたのだが、
そこでやはりさすがの名文にして奇文の極地のような言葉群が
人差し指の指先にねっとりと絡みついてくるような感触があり、
そこで必然的に目に入る奇妙な言葉のかけらが脳に刷り込まれてくるような、
とっても怖い思いをしてしまった。
何だか再び開くことをためらったままになってしまった。
最初の方しか読んでいないけれども『ドグラ・マグラ』恐るべし。
というわけで「青空文庫」を読むのをやめて、
今度は「青空文庫」に入っている作品を読み上げてくれるという
「音声文庫」というアプリを入れて、
そのお試し用の無料サンプルのなかの先頭にあった
太宰治の『人間失格』を選んでタップして
眠りに入ったのだが、
これまたカーナビの案内音声のような合成音の女性の声で朗読される
『人間失格』というものは、出だしから
「この文章は、こんなに怖かったか?」
と思わせてくれるほどにシュール過ぎて怖かった。
情けないことに電源を切ろうと思ったがわずかに手が届かない場所に置いてあり、
眠気の方が勝ってしまって、そのまま眠った。
音声の方は、無料サンプルだと15分間で自動的に朗読をやめたようなのだが、
夢の世界の方は、明け方に
「大都市のビルの谷間に竜巻がやってきて大勢の人々が巻き込まれる」
という、正夢には絶対になって欲しくない種類の悪夢を見て目が覚めた。
マーヒー加藤
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大村智先生にはノーベル経済学賞もあげたい
http://kaneniwa.exblog.jp/24970044/
2015-10-07T10:59:58+09:00
2015-10-07T10:59:51+09:00
2015-10-07T10:59:51+09:00
kaneniwa
草評
寄生虫病に対する治療法と薬を確立したということだけでも
すでに大きな功績があるけれども、受賞を機に次々と紹介されるエピソードが
とても素晴らしい。
特に定時制高校の教員時代にテストを受けるためにギリギリに教室に入ってきた
生徒の手が油まみれになっていたのを見て「俺は何をやっているのか」と
奮起できる感受性と「金は貯めるより使う方が大事で難しい」という感覚が
とても素晴らしい。
実際に資金難である後輩の研究にポンと9億円を出したり、
コレクションの美術品を「若い人のために」と故郷の韮崎市に寄付をする。
教え子のなかから30人以上の博士を輩出した。
大概の人は宝くじで数億円を当てたりすると人生がブレると思うが、
「自分は食べていけるぶんだけ余ればいい」
とおっしゃる大村智先生のようになってはじめて数百億円あってもブレないのだろう。
是非ともノーベル経済学賞も併せて受賞していただきたいと思う。
私もブレない決意をしたので、今年の年末は宝くじが当たってほしい。
マーヒー加藤
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コッヘル287番 サバサンド
http://kaneniwa.exblog.jp/24959708/
2015-10-05T00:26:00+09:00
2015-10-04T03:07:41+09:00
2015-10-04T02:07:28+09:00
kaneniwa
草外道
「ヨルタモリ」という番組が一年間の限定だからクオリティが高かった面はあったとはいえ終わってしまったのは残念だった。私にとっては日曜日の夜が週末のようなもので、土曜日と日曜日は比較的に法事をやっていることが多く、日曜日の夜になるとちょっとホッとするところがある。深夜番組の「タモリ倶楽部」の方は学生時代以来のファンだから今でも主に録画で見続けているが「笑っていいとも」や「ミュージックステーション」などは私なりの違和感があってほとんど見てこなかった。学生時代は「今夜は最高!」の大ファンであり、テレビ局は違うもののその時の雰囲気があって「やっぱりタモリは夜遅くからの人」だと再確認した。「ヨルタモリ」でタモリ扮する「岩手のジャズ喫茶のマスターの吉原さん」というキャラクターのモデルは元カウント・ベイシー・オーケストラでドラムスを担当されていたこともある岩手県一関市でジャズ喫茶ベイシーを経営する「菅原さん」である。私は行きたいと思いつつまだベイシー詣でをしていないのだが菅原さんを知る人によると「しゃべり方や仕草、その思想までも含めて完璧なモノマネ芸になっている」とおっしゃっていた。 そのタモリ扮する吉原さんが、湯島のバーのママという設定の宮沢りえに伝授したのが食パンに焼き鯖を挟んだ「サバサンド」であった。カットしたフランスパンを使ってもいいけれども吉原さん(タモリ)が言うには「フランスパンだと歯を全部もっていかれてしまう怖さがある」ということで、私もちょっと同感。焼いた塩サバは新米が出まわる季節なので白いごはんと組み合わせたいところをサバサンドにしてみた。小骨はともかく大きな骨は取り除かなければいけないのがちょっと面倒だが、ビールやウィスキーと共にこういうのもいいものだと思った。
マーヒー加藤
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