カテゴリ:草野球( 100 )


2015年 11月 01日

本年度の野球シーズンをふりかえる

b0061413_0151433.jpg ハロウィンの頃、本年も野球のリーグ戦の総括としての真剣勝負をしているのはメジャーのロイヤルズとメッツがやっているワールドシリーズの残りの数試合だけという季節である。先日、10月30日の夜は新潟市のハードオフエコスタジアムでの試合に出場した。守備では三塁と一塁を守ったのだが打つ方は3打席ノーヒットで2三振と散々であったが他メンバーがクリーンヒット連発で試合には快勝して、冷たくなった秋風のなかでもなかなか気分爽快であった。夜の9時をまわってから球場を出て、帰りの車のなかで日本シリーズの第5戦のラジオ中継の終盤を聞き、自宅のすぐ前で福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ制覇を知った。ラジオを聞きながらキャッチャーが鶴岡選手であることを知ってホークスの選手層の分厚さにあきれるほどに驚いた。高谷選手を正捕手として、二番手捕手が細川選手というだけで充分に戦力の豊富さを感じるのに三番手にベテランの鶴岡選手が控えている。キャプテンで4番の内川選手が骨折欠場した日本シリーズだったが代役のイ・デホ選手が穴を埋めて余る活躍でMVPとなるし、リリーフ陣は中継ぎも抑えも全員が150キロ以上を投げ込む。資金力の豊富さも確かにあるけれども、それでも柳田選手や松田選手、今宮選手などキーマンとなる野手は生え抜きで育ってきた選手たちなので悪い意味での金満球団の風味はない。ただ、この選手層の厚さからするとドラフトで指名された新人が投手も野手も捕手も一軍に入るのが難しい球団だ。でもこの点でも今年のドラフト1位と2位にはそれぞれ有望な高校生投手と高校代表捕手を指名しているので育成計画もバッチリという完璧さだ。もしかしたらホークスの黄金時代がやってくるかもしれない。その牙城を崩すのはどのチームか?という関心をもって来シーズンを見つめていきたい。 もう15年前だけれども、2月中に沖縄本島に居て空いた時間にドラゴンズとカープの練習を見に行った年は「黙々とノックを受けていたあの選手はデビューできるのか、あの驚異的な打球を飛ばしていた選手は今年中に出てくるか?」などの関心があって、ほぼ一年中とても楽しめた。できれば来年の2月は紅白戦や練習試合、それから場合によってはオープン戦も組まれる2月の中旬以降に沖縄に遊びに行きたいなぁと思う。そんで、夜はライブハウスや民謡酒場だ。 写真のエコスタジアム、なぜかここのマウンドと大変に相性が良くて通算で11イニングを投げていて1点も取られたことがない。けれど、今年はこのグランドも含め投手としての活動実績はなかった。けれど8年後に還暦野球(over60)の驚異の新人ピッチャーとしてデビュー予定である。 打者としては、実は昨年の春に「50歳を過ぎてスイッチヒッターに転向する」という計画をたてた。私にとってはチャレンジであった。プロ野球の好打者は千回素振りをするというので、半分であれば可能であろうと考えて左右で250回づつの500回を三日間続けた。三日目に両膝に水がたまってしまった。スイッチヒッターに転じる練習としては両膝を痛めるということは正しく負担をかけていたことになるが、それにしても両膝を同時に痛めて水がたまるということは歩くことも難しくて困った。私の素振りは文字通りの「三日坊主」となった。 しかも、膝の水を抜いてもらって「あれほど左打席でも素振りをしたのだから少しは左バッターとしてやっていけるだろう」と考えてリハビリも兼ねてバッティングセンターで左打席に立ってみると、ほとんどのボールがファウルチップか空振りで恥ずかしくなるぐらいだった。やっぱり右投手でも左投手でも長年右バッターボックスでボールを見てきた習性に修正はもう効かないのだ。そして、本来の右打席でも従来は2ストライクと追い込まれた後でもシングルヒットなどで出塁するアベレージヒッター(投手もやっていたので2ストライク後にヒットを打たれるのがいちばん精神的ダメージを与えられるということをイヤラシく知っている)であったのに、何だか三振が増えちまった。単純に「年をとった」ということもあるが、新しいことへの挑戦も大事ではあるが「今あるものを大事にしたい」という方向性でいきたいと思う。

マーヒー加藤 (選手名ケアレ・スミス)
[PR]

by kaneniwa | 2015-11-01 01:06 | 草野球
2015年 10月 24日

五郎丸歩選手(ラグビー)の日本シリーズ第一戦始球式の予想

ラグビーの日本代表、五郎丸歩選手が日本シリーズ第一戦の始球式を
務めることになったが、その投球を予想してみたい。

(1) まずはオーソドックスな予想で、セットポディションから
    有名になったゴールキック前の忍者ニンニンポーズである
   「五郎丸ルーティン」をしてから投げる。

(2) ラグビー選手の本能として、スローフォアード(前に投げること)
    は苦手である。したがって、ノングラブで一塁方向か三塁方向を向き、
    ラグビーのパスの要領で真横に両手で投げる。
    もしかしたらこれでストライクが入るかもしれず、
    そうだったらこれも拍手ものである。

(3) 怪我をしてしまうこともあるし、
    他のスポーツへの敬意も重んじるということもあるので可能性は低いが、
    いっそのことスローではなくマウンド上に小山を作ってキックで
    決めてくるかもしれない。

五郎丸選手は少年時代にサッカーの経験はあるけれども野球の経験はない。
ただ、身体能力は凄すぎるぐらいなので、意外と普通にいい投球をしてくるかもしれない。
正解は、今日の夕刻時に判明する。

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2015-10-24 09:27 | 草野球
2015年 08月 18日

やはり高校野球の指名打者(DH)制度は難しいだろうなぁ…でも

高校野球が準決勝に入った。
もともと野球はメジャーリーグや日本のプロ野球という
ハイレベルなものはもちろんのこと、
知らないチーム同士の草野球や少年野球であっても
ついつい観戦しだしたらなかなかその場を離れなれない野球好きである。

高校野球の全国大会は相撲にたとえるなら、プロ野球を幕内とするなら
十両ぐらいが社会人野球や大学野球のトップレベルで
その下の幕下ぐらいの位置づけになるだろうか。

それでも相撲ファンは衛星テレビなどで午後3時頃から幕下の取り組みから
じっくり見ていて「このなかで誰が将来の横綱や大関になっていくか?」
というヨミも含めて観戦している。
そういう観点からの観戦は、やはりツウといえる。

たとえば福岡ソフトバンクホークスの遊撃手(ショート)で、
特に守備に関しては現在のところ確実に
「魅せる守備ができる日本人野手としてナンバーワン!」
と言える今宮健太選手であるが、
実は彼のことに関して
2008年の春の選抜高校野球大会中にこの草仏教ブログで書いている文章がある。

それは彼が高校2年生の時点で
「1番 ピッチャー」
という少年野球や草野球でもなかなかない打順と守備位置の組み合わせの面白さから
書いたものであった。

そして、翌年の2009年の10月30日に
彼が福岡ソフトバンクホークスにドラフト指名されたことも書いている。

私としては
「世界一フィールディングがいい投手になって欲しい」
という願望があったのだが、このドラフト指名自体が野手としての指名であり
結局はそのフィールディング能力を活かして遊撃手となった。

高校野球で指名打者制度は導入できないのだろうか?
と考えたこともあるが、
やはり投手が3番、4番、5番といった主軸を打っているチームも
今でも少なくないし、下位打線に居たとしても打線のキーポイントに
なっていることは実に多い。

国際大会では指名打者(DH)制度というものは当たり前になっているので、
高校野球でも導入したらいいのではないか?と考えたことがある。
社会人野球も採択している。

ただ指名打者制度を採用していないのが
プロではメジャーのナショナル・リーグと日本のセ・リーグ。
そしてアマチュアの大学野球がわかりやすいと思うのだが、
大半の大学野球連盟が指名打者制であるのだが
東京六大学野球連盟と関西学生野球連盟、
ならびにトーナメントの明治神宮野球大会だけが
投手も打席に入る昔からのシステムでやっている。

うがった見方であるけれども
「放っておいても人気のあるリーグは伝統の方を重視して採用せず」
ということではないかと思われる。

したがって、アマチュア野球のなかでも100年の伝統と圧倒的人気がある高校野球は
今後もいちばん採用されることがないように予測できるのだが、
指名打者制におけるルールとして
「指名打者は必ずしも投手の代わりに当てはめなくてもよい」
という原則がある。

つまりチームに「エースで4番」というような存在がいればそのままに、
打撃の良さに賭ける高校生一人と、守備に賭ける高校生一人が
指名打者制を高校野球に取り入れたら誕生させることができるのだ。

打席には立たないけれども守りで貢献する野手(ショートでもセンターでも)
という存在を見てみたい気はする。

まずはプロ野球の方で大谷翔平投手登板試合で、
大谷翔平は打席に立たせて、それ以外のポディションの野手のところに
指名打者を入れるという英断を北海道日本ハムファイターズの
栗山監督に期待したい。

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2015-08-18 08:07 | 草野球
2014年 10月 31日

宙に舞う 秋山幸二だけが見た 孫正義の 頭頂の光 (マーヒー加藤作 短歌)

b0061413_238374.jpg 宙に舞う 秋山幸二だけが見た 孫正義の 頭頂の光 (マーヒー加藤作) 短歌、俳句、川柳という短詩系の文芸のもつ特性と役割のひとつとして「写真を撮るようにその瞬間を切り取る」ということがあるならば、我ながらこれは2014年10月30日の出来事を言葉で抜き出したということになる。ただ、告白しなければならないのは10年以上前に歌人の笹公人さんが 胴上げを されたる男が目撃す アパート二階の 殺人事件 というSF短歌の傑作をすでに世に問うていて、この傑作短歌があったから自分のものを捻り出せたようなものである。それに加えてTwitter上でかつて孫正義がつぶやいた 髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである。 という言葉は世界のあらゆる言語に翻訳されつつ現在でもリツイートされまくりであり、一説によれば孫正義はこのひと言だけで村上春樹同様ノーベル文学賞候補になっているとかいないとか。 とにかく秋山幸二監督の胴上げに続いて選手会長の松田宣浩が胴上げされ、そして大隣憲司投手も胴上げをされて孫正義オーナーの頭頂の光を見ている。この大隣投手、国指定の難病である黄色靭帯骨化症を乗り越えてカムバックしてきた投手である。そして私は阪神ファンの目から日本シリーズを眺めていたのだが、それにしても「このマウンドに戻ってきたからには一球たりとも無駄にはしない」ということが阪神打線が手も足も出なかったその投球から見てとれた。内川聖一選手のMVP賞はうなずけるとして、この大隣投手が優秀選手賞さえも受賞できなかったのはおかしいと思った。表彰の関係で決定試合の7回裏ぐらいにはある程度決まっているらしいが、大隣投手をさしおいてあの投球内容でサファテ投手が優秀選手賞というのはどうも納得出来ないなぁ。でも、胴上げによって選手たちが大隣投手の投球の価値をいちばんよく知っているということに感動した。大隣の一球一球に鼓舞されてきたのだろう。

b0061413_2381995.jpg 実はその日本シリーズの決定試合となった第五戦の最中のほどんど、ハードオフスタジアムのナイターにて実際に私も草野球のクロスゲームに没頭していて、帰りの車のなかのラジオで最終盤の実況中継を聞いていた。今年は住職に就任した年でもありなかなか野球の試合に出れなかったのだが、かつての好敵手 寺乃僧留守(テラノサウルス)の助っ人として前半は三塁手で後半は一塁手をしていた。フルに9イニングを戦い、7−9というスコアで何と9回裏の2アウト満塁という「長打が出れば逆転サヨナラ」という劇的なことになりそうな雰囲気で私に打席がまわってきた。そんな手に汗握るような場面で、まさに手に汗を握っちゃって凡打に終わって最後のバッターとなってしまった。くやし~!本当に悔しい。ただ、この試合で「私なりの奇跡」というものが起こった。それは最近、ひどい肩こりであったのだが三塁を守っていて三塁線の打球を捕って一塁に全力投球をしてアウトにした直後に、肩こりがとれちゃったのだ。今、全然肩こりがない。実際にはその瞬間だけが功を奏したわけではなくて、久しぶりに入念なキャッチボールからの準備運動で普段は使っていない筋肉をつかって肩こりがとれたのだとは思うが、反射的に全力での送球をしないとアウトに出来ない場面で久しぶりの手加減しない筋肉使いというものができたおかげではないかと思っている。似たようなことは10年ほど前にもあって、正座のし過ぎで両膝に水がたまってしまってそれがなかなか完治しないままに草野球の試合に出て、しかもその日は控え投手に急用ができてしまって投手までやったのだけれども「今日はホンマに打たせて取るピッチングに徹しよう」と心得てマウンドに上がったら、そう思えば思うほどに(いいことも悪いことも思いの通りにはならないというか)ファールふたつで簡単に2ストライクというカウントになって、そうなるとアウトコースに投げるボールになるカーブとか高めのウエストボールを投げてそれで空振り三振をバッタバッタと取れちゃう。さらに打席に入ると「とても走れないので塁に出ないようにしたいけれど、三振はカッコ悪いからセンターライナーみたいなカッコいい凡打を打とう」なんて考えて打つと(いいことも悪いことも思いの通りにはならないというか)そういう時に限って打球が伸びて左中間への長打コースになっちゃう。そんなのを打っちゃったら全力疾走せざるを得ない。迷っているヒマさえなくて両膝が悪いのに滑り込みまでしちゃう。三塁塁上だったか、二塁塁上だったか、ユニフォームの土を払いながら「アレレ?膝が全然痛くないぞ?違和感が消えているぞ?」という不思議体験があったのだ。 もちちろん、無理をして怪我をすることは恐いのだが、使える体を使わずにいることも何だか恐いのかもしれない。 今シーズンの野球はこれで終わり。来季は投手としてマウンドにも帰ってきたいと思っている。大隣投手ほどではないけれども、老化(草野球投手としては必ずしも悪いことばかりじゃない)はしてくるので一球も無駄球は投げないようにしたい。


マーヒー加藤(野球名ケアレ・スミス)
[PR]

by kaneniwa | 2014-10-31 00:38 | 草野球
2014年 08月 16日

東海大四高校・西嶋投手の魔球はおもしろい

野球はメジャーリーグやプロ野球も好きだけれども東京ドームでの社会人野球も好きだし、
近くのグランドでやっている草野球でも時間がある時にはついつい見入ってしまうこともある。
今年、村田兆治さんなど離島での野球指導などの活動が実って誕生した
国土交通大臣杯「第7回 全国離島交流中学生野球大会」(通称:離島甲子園)が
佐渡であるというので、その開幕日の8月18日は開けていたのであるが、日程を見ると
その日は開幕セレモニーは行われるけれども試合はないというので二の足を踏んでいる。

今の期間は夏の甲子園、高校野球真っ盛りである。
お盆期間の高校野球は
「熱闘甲子園」などのダイジェストかスポーツニュースでしかチェックしていないが、
今年の1回戦と2回戦の最初の方を見た限りでは
高校野球の勢力地図が塗り替わっている気がする。
北陸と信越の高校がすべて1回戦を突破したということもそうだし、
東北や北海道も見事に勝ち進んでいる。

そのなかで、おもしろい存在なのが
東海大四高(南北海道代表)の西嶋亮太投手の
推定50キロ台の超スローボール(イーファス・ピッチ)である。
13日の九州国際大付属戦で4球、この魔球を投げ込んだ。
160キロを超える投球も急速を表示できる甲子園球場のスピードガンも
このボールは測定範囲をはみ出すためか、
あるいは遅すぎる方のボールはスピードガンは苦手なのか、
急速は表示されなかった。

その4球のうち、1球は主審が迷った素振りを見せたものの
ストライクの判定はなかった。
あの起動で空振りではなくて見逃しのストライクが入れば大拍手であろう。
ストライクが入るにはかなりのボールゾーンから「ここしかない」というような
起動を通って落ちてくるイメージだろうから、主審としてはストライクを言いにくいだろう。

今、メジャーリーグの(昨日から故障者リスト入りしてしまったけれども)
テキサス・レンジャーズのダルビッシュが投げている超スローカーブや、
日本ハムの多田野数人、横浜DeNAの三浦大輔が操るスローボールを見るのは楽しい。
古くは中日の今中慎二の70キロ代の超スローカーブの起動は実に美しかった。
モーツアルトの楽曲でいえば
「アレグロ(速球)の1楽章の後のアダージョの第2楽章」
というような感じ。

しかし、これらの「アダージョ・ボール」に比べても、
西嶋亮太投手のスローボールはさらに遅く、
「ナイアガラ」という名称は、私(マーヒー)の地球の引力も活用したスローカーブに
自分で命名してあるので
「ラルゴ(アダージョよりもゆったりとしたテンポ)・ボール」
または
「ラルゲット」
と自分のなかでは命名しておきたい。

北海道の東海大四高校の次の相手は山形中央高等学校であり、
この北同士の対戦は注目である。

知り合いの師弟や知り合いがOBにいるので
自分としてはやはり日本文理高等学校(新潟県代表)を応援しているが、
次の相手である東邦高校(愛知県代表)の1番バッターの鈴木選手は
何と50メートルを5秒8で走る俊足。
サッカーのオランダ代表のロッペンと同じぐらいの韋駄天だ。
日本文理を応援する立場としては要注意という存在ではあるけれども、
こういう能力をもった選手を全力で塁に出さないようにする攻防にも注目だ。

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2014-08-16 22:54 | 草野球
2013年 03月 18日

捕手王国プエルトリコ

金曜日の夜にプロ野球を見ながらビールを飲みたいと思っても、
子どもがドラえもんをテレビで見ていたりしていた。
「ドラえもんは録画だ!スポーツはリアルタイムで見なくちゃ面白くないんだ!」
と言っても、子どもには子どもなりに
「野球なんか冬を除いて毎日やっているじゃないか。ドラえもんは金曜日しかやっていない」
と反論してくる。
さらに、同じ時刻に友だちがそれぞれの家庭でドラえもんを見ているという
子どもなりのリアルタイム感覚というものがあるようだ。
子ども用のものでなくても、DVDも持っているし何回も観ていて
ストーリーの詳細まで把握している映画なのに、テレビ放映がされていたら
思わず最後まで観てしまったという経験、ないでしょうか?
これなんかはそのテレビ放映のリアルタイム感覚のなかで
非常に不特定多数の人がこの映画を観ているんだろうなぁということを
想像する楽しみ抜きにはなかなか説明がつかないことであろう。

ともかく「テレビでの野球観戦はドラえもんが終わる午後8時から」という条約で
子どもとのチャンネル争いに決着をつけていると、
ドラえもんのなかでジャイアンやのび太やスネオたちが草野球なんかやっている。
そうしているうち、
子どもたちのなかで長女や長男はドラえもんから卒業していったのだが、
地上波での野球中継というものは激減してしまってチャンネル争いはない。

さて、要らない前置きであったかもしれないが、
WBCの準決勝が今日ある。
日頃のメジャーリーグ中継と同じく午前中から昼ごはんの時間あたりの中継で、
ナイトゲーム(ナイター)ではあるけれども
ビールを飲みながら見るということはお彼岸中でもあってできない。

日本代表が準決勝に進出した時点で
「対戦があるだろう」
と思いつつスコアラー気分でアメリカ代表の研究を始めたが、
これは無駄に終わった。
ホスト国ではあるけれど、いや、あるがゆえに
国別対抗の短期決戦というシステムのなかでは
モチベーションにいま一歩欠けるということがあるのだろう。
イタリア代表の意外なほどの強さにも驚いた。

さて、今日の相手のプエルトリコは捕手王国だ。
付け焼刃の研究の結果、恐るべき捕手王国であることが判明した。
私は一応、草野球でほとんどのポディションを守れるつもりだが
キャッチャーだけはできない。
ちょっとだけやったことはあるが、
実戦でやった時には大差で惨敗した思い出があり、
点差が開くたびに感じた焦燥感がある。
基本となる捕球だけでも
いい投手ほど低めを狙ってのワンバウンドが多いので難しい。
ましてやいい打者の鋭い空振りのスイングに幻惑されてしまう。
さらに点差はもちろんアウトカウントやボールカウント、
ランナーの有無などに合わせて野手の守備位置を気にしたり、
配球などを含めて考えることが多すぎる。
だから私は捕手の人を尊敬してしまう。

松井秀喜がヤンキースに在籍していた頃のキャッチャーは
ほとんどポサダであったけれども、そのポサダはプエルトリコ出身。
また、一時期のメジャーリーグのオールスターゲームでは
必ずといっていいほどイバン・ロドリゲスが先発捕手であった。
このイバン・ロドリゲスもプエルトリコ出身。
イバン・ロドリゲスにはかなりビックリさせられて、
スナップスローで一塁に牽制球を投げてアウトにしちゃったり、
両膝を地面に着けたままで二塁に弾丸のような送球を送ってランナーを刺す。

今回のWBCの正捕手であるヤーディアー・モリーナ選手も、
この両膝を着いたままでの送球ができるみたいだなぁ。
そして兄のホセ・モリーナ選手もメンバーだ。
ヤーディアー・モリーナ選手は捕手王国プエリトリコの
「モリーナ三兄弟」の三番目で、
兄のベンジー・モリーナ、ホセ・モリーナはそれぞれメジャーリーグの捕手である。
さらにすごいことに、この三兄弟は全員が捕手として
ワールドシリーズを制覇してそれぞれがチャンピオンリングを手にしている。

プエルトリコ代表の投手陣はマイナーリーガー中心であるのに
接戦にもちこんで「なんとかしちゃう」手腕も優れているようだ。

なぜプエルトリコはこのようにすごい捕手を輩出できるのか?
という問題は謎として、あるいは妙味ある課題として
日本代表としても、まず前田健太投手はスーパースターとなる大チャンスだ。
たぶん3番で指名打者に据わるカルロス・ベルトラン、
そしてたぶん4番で捕手のヤーディアー・モリーナを
スライダーでキリキリ舞させるような投球を期待しちゃう。

打線ではおそらく2番を打つ井端の存在が頼もしいなぁ。
ドラゴンズファンではなくても、
二遊間の守備にしても打線でも荒木とコンビを組んでいないと
「何かヘン」
という感じではあったけれども、
単体・井端が実にいぶし銀のいい味を出している。
1番バッターが簡単に討ち取られた後なんか、
実にボールを見極めてファールで粘って出塁までしちゃう。
私もよく
「いやらしいバッター」
と言われるが、井端は純粋に野球だけの意味で実にいやらしい。
井端一人で相手投手(マリオ・サンティアゴ投手が先発予定)に
90球投げさせてエドウィン・ロドリゲス監督の
ゲームプランを破壊しちゃうということも可能ではないかというぐらいの
粘っこさが頼もしい。
あ、発祥の地であることもあってリーバイスの看板が目立つサンフランシスコの球場で
相手の監督の名前がエドウィンというのも面白いな。
(ジーンズのエドウィンの由来は江戸Winということで関係はないけれども…)

その他、中田翔なんかもいいところでデカイのを打ったりすれば
スーパースターになっちゃう可能性がある。
ただ、レフト側が広い設計の球場であるからレフト方向へのホームランは難しくて、
逆に守備で広いレフトを任されるているともいえる。
どちらにしても鍵をにぎる選手だろう。

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2013-03-18 01:17 | 草野球
2012年 11月 19日

山本浩二監督の焼き魚オーダーを検証する

1番 サケ
2番 アジ
3番 金目鯛の開き
4番 ノドグロ
5番 サバ
6番 ホッケの開き
7番 太刀魚
8番 タラコ
9番 サンマ (DH)

草仏教ブログを開いていただいた瞬間、何のこっちゃ?と思われたことであろう。
これは、もう何年前になるか忘れてしまったが、
日本テレビ系列で日曜日の深夜に放映されている
「中居正広のブラックバラエティ」
という番組において、
「焼き魚でオーダー(打順)を組んで欲しい」
という要望に山本浩二氏が応えたものである。
しかも大いに乗り気でその依頼をこなし、
しかも数多くある焼き魚リストに
「ワシのいちばん好きな焼き魚がない!」
と注文をつけ、ノドグロをリストに加えて4番に据えた。

このたび山本浩二氏がWBCの監督となった時、
組まれる全日本の打順には、
この焼き魚に託された「理想の打順」というものが
必ずどこかに反映されることになろうと、
私は大事にとっておいたこの焼き魚メモを取り出してみた。
このようなおバカな野球評論を展開しているのは私だけであろうが、
野球ファンでありつつ焼き魚ファンであるという方々には
是非とも刮目して読んでいただきたい。

それでは、先日、11月16日(金)と
昨日の11月18日(日)に行われた
親善試合として行われたキューバ戦での打順と
焼き魚とを対比させて論評してみたい。

11月16日のオーダー

1番 サケ 長野 DH
2番 アジ 大島 センター
3番 金目鯛の開き 坂本 ショート
4番 ノドグロ T岡田 ファースト
5番 サバ 松田 サード
6番 ホッケの開き 糸井 ライト
7番 太刀魚 角中 レフト
8番 タラコ 炭谷 キャッチャー
9番 サンマ (DH) 本多 セカンド


11月18日のオーダー

1番 サケ 長野 DH
2番 アジ 大島 レフト
3番 金目鯛の開き 坂本 ショート
4番 ノドグロ 糸井 ライト
5番 サバ 松田 サード
6番 ホッケの開き T岡田 ファースト
7番 太刀魚 秋山 センター
8番 タラコ 嶋 キャッチャー
9番 サンマ (DH) 本多 セカンド 


1番(サケ・長野)2番(アジ・大島)と
3番(金目鯛の開き・坂本)、5番(サバ・松田)
9番(サンマ・本多)
というのは2日間とも固定され、
また山本浩二監督の頭の中に無意識的にも必ずある理想の焼き魚オーダーとも
一致しているのではないか?
という感触をもっている。
つまりアジは2番であり、1番サケは、いざとなれば
メインディッシュ格の3番あたりにも入れられる食材(人材)である。
現在の戦力であれば長野こそサケにふさわしく、
2番はアジな奴である大島がふさわしい。
さっそくであるがこの焼き魚のイメージと実際の人材起用は一致している。
これは予言しておきたいが、来年の実戦でもこの1番2番はこの通りにいくだろう。

そして5番松田というのは、まさに「サバだよなぁ」と納得する。
その納得の質感を上手く伝える言葉が私にないのが残念だが、
実にサバなんですよね。(と、共感を求める)

8番タラコ というのが、この焼き魚オーダーを初めて見た時から
「タラコ…確かに焼きタラコというのは美味いけれど、奴は焼き魚か?」
という素朴な疑問も持ったが、
なるほど強打の捕手である阿部慎之助が故障中ということもあり、
ここにキャッチャーを置いた。
16日の試合では8番の炭谷が公式戦で今シーズン本塁打ゼロであった彼が
ホームランを打ったのであるが、まさに意外性の8番タラコ的な位置づけであった。

さて、山本浩二監督本人は現役で法政大学から広島カープに入って、
新人から数年の森永監督時代は1番バッターであった時代があった。
(古い話になっちゃったなぁ)
ただカープのヘルメットが黒から赤ヘルに変わったルーツ監督時代、
そして古葉監督時代以降は、ほぼ4番に固定された。
つまり4番には大きな思い入れがあり、
なおかつノドクロのようなカリスマ性を求めている。

その私の予想は当たり、
11月18日に北海道日本ハムファイターズでも4番は打たない
糸井外野手を起用したあたりに、
私は
山本浩二監督のノドグロ探しがはじまった…
ということを感じた。
焼き魚オーダーの時に深海からノドクロを探し当てて起用したように、
候補選手の海のなかから、ノドグロは誰か?ということを模索しはじめた。

来年3月の4番は誰か?
T岡田か?
阿部慎之助か?
糸井をノドグロとして育てるのか?
代打でいいところを見せた堂林か?

とにかく、本番では4番が誰かに注目である。

本当は年末に誰が総理大臣なのか?なんだけどね。


マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2012-11-19 02:03 | 草野球
2012年 11月 17日

実は大好きなキューバ野球

オマール・リナレスというキューバの野球選手が大好きであった。
キューバのナショナルチームの3番でサードとして
オレステス・キンデラン、アントニオ・パチェコ
(おお、こうして書くとこの二人は社会人野球のシダックスでプレーしたなぁ)
らと共に世界選手権4連覇を成し遂げ、
バルセロナ・アトランタと五輪での連覇をしたキューバチームの中心選手。

2002年から3年間、中日ドラゴンズでプレーをすることになったのだが、
30歳代の後半になってその時のリナレスは太っていた。
太っていただけならいいけれどもたまに先発出場をする時でも
守備位置は、その華麗な守備で見ているだけで爽快になった三塁ではなく一塁。
そして、アマチュア野球時代の金属バットは使えないということもあったけれども
あの超人的な速い打球はなかなか見ることができなくなっていた。
(西武ライオンズとの日本シリーズで2本のホームランを打ち、片鱗は見せてくれた)

ともかく、競技種目から外される前の北京までのオリンピックか
WBCが絡まないとキューバ野球というものをなかなか一試合まるごとテレビ観戦できない。
そのWBCに向けての親善試合が昨日、福岡Yahooドームであり、
親善試合なのになぜか楽しみにしてテレビ観戦しちゃうということは
自分はとってもキューバ野球が好きなのではないかと思った。
テレビをつけるとお客さんも少なく、
山本浩二監督が勝利監督インタビューの前に発した
「えっ、この試合、テレビ中継されていたの?」
という声も聞こえちゃったぐらい注目度は低かったのかもしれないけれど、
私はなぜか楽しみにしていたんだよねぇ。

キューバの内容としては全日本の投手陣
大隣、大竹、筒井、今村、加賀、大野、山口
の継投の前に3安打の完封負け。
(ありゃ、キューバ側に立って記事を書いちゃっているよ、私)
まったくいいところがなく負けちゃったみたいだけれども、
果たしてそうだろうか?
(ありゃ、キューバを贔屓にしちゃっているよ)
7番バッターが驚異的なバットの振りの速さを見せてくれていて
「誰だお前は?」
と思ったら数年前まで4番を打っていたセペダではあーりませんか。
2回の裏、角中のセンター前に抜けそうな打球をさばいた後、
軽く一歩で2塁を踏んだ直後に糸井のスライディングをジャンプで交わして
一塁に軽ぅーく矢のような送球をした遊撃手のアルエバルエナの守備は華麗だった。
(その直後に今季公式戦本塁打ゼロであった灰谷のホームランが出た)
ペドロソ、マルティネス、ヒメネス、ゴンサレスという出てきたキューバ投手は
どこか変則的投法には見えるものの豪快な投球に見所が多かった。

3安打完封というキューバにとって見せ場が少なかったような試合のなかでも、
何だか魅了されるものがいっぱいあったぞ。

日本が送り出した7人の投手のうち、
クローザーとして登板した横浜の山口 俊(やまぐち しゅん)が、
何というか野性味があふれていたというか昔のプロ野球選手っぽくて良かった。
さすがお父さんは大相撲の元幕内力士の谷風だ。
勝負師の魂を受け継いで、しっかりと「対決している」という感じがした。

そうか、書きながらだんだんと私のキューバ野球びいきの理由がわかってきた。
キューバ選手というのは何だか昔の日本のプロ野球選手の野性味をもっているのだなぁ。

カストロとチェ・ゲバラはキャッチボールをしたことがあったのかなぁ。


マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2012-11-17 00:42 | 草野球
2012年 10月 26日

今シーズンの野球活動

b0061413_2413885.jpg なんちゃってヤンキースの選手とファンの皆さんには淋しい思いをさせている。職業も年齢も色々な社会人草野球倶楽部であったなんちゃってヤンキースはナイトゲーム(ナイター)を中心にした活動を続けてきた。大会出場もナイター大会。シーズンを重ねるたびに面白なりユニークになり強くなって大会でも成果をあげていくという展開を迎え、8シーズン目に突入という時期に東日本大震災があった。大震災の復興に仕事上を中心に直接間接に関わるメンバーも多く、さらに電力不足により有力実業団や独立リーグでもナイトゲームやナイター練習を控えるなかで、球場の日程は空いていてもなかなか活動再開が言い出せないままに1年半以上が経過してしまった。なんちゃってヤンキースの選手になったことで本家ヤンキースへの愛に萌え、奥さんを連れてニューヨーク旅行に行って黒田投手先発試合をニューヨークスタジアムで観戦してきたメンバーがいた。夏の終わりに「来年、結婚します」と婚約者を連れてきてくれてきたメンバーが居た。来年、できれば「これがホンマの紅白戦やでぇ」と題した試合を行なってチーム復活の契機にできればと思っている。 さて、その間の私の野球活動は「助っ人」としての活動である。二日前のこの日もテラノサウルスの助っ人として9イニングの間に打順は1番(1番を打つのは足が速かった小学生以来である)で センター→セカンド→ピッチャー→ライト→セカンド というユーティリティ助っ人として出場した。場所はハードオフエコスタジアム。ヒットを2本打ち(へへへ、数年前に高校野球の強豪チームのエースだった奴からセンター前にクリーンヒットを打ってやったぜぃ)野手としての守備機会も無難にこなせたことも良かったが、何といっても嬉しかったのは助っ人ではなかなか立てないマウンドに4番手投手としてけっこう切迫した場面で1イニングを任されたことだ。結果、抑えることができて、これでエコスタジアムでは4年前から登板してきてまだ1点も取られていないという、私しか認識していないことであるだろうけれどゲンのいい記録を更新。贅沢を言えば、相手の各バッターが初球に手を出してきて3アウトを簡単に取っちゃって愛すべきエコスタのマウンドに立って「5球しか投げなかった」ということだろう。そして試合は惜敗。ともかく、これで月末に助っ人だけれども野球仲間との打ち上げ宴会に参加して、あとはテレビでワールドシリーズと日本シリーズを観戦するということだけが今年の野球だ。

マーヒー加藤(草野球名・ケアレスミス)
[PR]

by kaneniwa | 2012-10-26 05:53 | 草野球
2012年 08月 23日

私の夏の高校野球総評

b0061413_0163117.jpg 今日、ちょうどスッポリ空いた待ち時間で夏の高校野球の決勝戦をテレビで観ることができた。こんなことを言うのは私だけという気がするのだが、春・夏と優勝投手となった大阪桐蔭高校のエース藤浪晋太郎くんは、もしかしたら、あれでも「小さくまとまりすぎているのではないだろうか?」という気がしてきたのである。プロでも数人しかいない153キロの速球を投げられる超高校級投手に対して何と失礼なことを言うのか?と怒られそうだ。でも、そう直感しちゃったんだから仕方ない。超高校級という言葉では物足りないので、正直にバケモノと言っていい。同じくバケモノである光星学院の3番で主将の田村龍弘捕手、4番の北條史也遊撃手との対決などは見応え十分であった。彼らは来年の今頃、もっと高いレベルの野球をやっていることは間違いない。その想像するノビシロも含めて、実に高度な高校野球だった。その上で、大阪桐蔭高校の藤浪晋太郎くんはトーナメントの決勝戦(しかも春夏連覇もかかっている)、強豪校で優勝候補筆頭のチームのエース、NHKでの全国中継、ほぼ満員に近いアルプススタンド、などなど、とてつもないものを背負って一球一球を投げているのだなぁと感じた。その超高校級投手としての完成度のために、藤浪くんはバケモノ投手としての「何か」を犠牲にしているような気がしたのだ。いろんな意味で高校生らしいあらびき野球のなかで藤浪晋太郎くんが投げたら、いったいどうなるのだろうか? もうひとつ、言うならば高校野球の完成度としてはおそらく世界一のレベルが高い試合を見せてくれたのだろうと思った。両チームとも野手の送球ひとつにしてもプロっぽい。ただ、これも穿った見方であるけれども全国一リトルリーグ(少年硬式野球)が盛んな大阪の野球エリート集団である大阪桐蔭と、その大阪から15歳の時に親元を離れて青森県八戸市のカトリック系私立に入学した選手が主力の光星学院との、大阪野球英才教育対決でもあった。 あと他に今大会を見ていて気になったことは光星学院の校歌の 作詞:中村キヤ  作曲:中村キセ の、このキヤさんとキセさんはどういう関係なのか?ということかな。

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2012-08-23 23:14 | 草野球