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2005年 02月 26日

ハワイの涙そうそう

ケアリイ・レイシェルさんというハワイの有名な音楽家
(私は知らなかったな)が、ビギンという石垣島出身のバンドの
「涙そうそう」という曲をハワイ語(英語でなくて)で歌っているという
ので、ビギンのメンバーたちがハワイ(カウアイ島も出てきた)を訪ね、
ケアリイ・レイシェルさんに実際に会って「涙そうそう」を演奏し合う、
というテレビ番組(日本の地方放送局が製作したみたい)を日曜日の
昼下がり、法事を終えた後で妻と子どもたちと一緒に観ました。

ケアリイ・レイシェルさんがハワイ語で「涙そうそう」を演奏した時
には、バックに女性達のフラダンスが付いたのですが、これが
美しい映像でした。フラダンスは、舞台などの上では正直、美しいと
思ったことがないのですが、芝生の上で素足でゆったりとした
「涙そうそう」という楽曲に静かに揺れる波のような踊りには心底
感動というか、あたかも菩薩たちが地中からわき出てきたような
風景に見えました。

ビギンのメンバーは、今の日本では数少ない、自然の美しさを
情緒豊かに歌詞に盛り込む音楽家でしょうね。「涙そうそう」の作詞者は
森山良子ではあるものの、私も久しぶりにカウアイ島で買った
ウクレレを取り出して弾きました。これは、本当に心が安まるひと時
です。

(マーヒー加藤)
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by kaneniwa | 2005-02-26 03:49 | 草音
2005年 02月 22日

気体と固体と液体と・・・

昔、藤本義一氏がテレビ「11PM」のなかで、
「人間は飯を食う、酒を飲む、煙草を吸う。固体と液体、
それに気体をうまいこと身体の中に取り込む知恵を持っているんやね」
と話していたことがある。

そして、非常に堅物で厳しかった(確か)藤本氏の実の父親が
終戦後にはまったく気が抜けて蒸発する空気のような生き方を
したことにふれて
「男は固体でも気体でもなく、液体のように生きていかなければ」
と(確か)言っていたことが妙に記憶に残っている。

一般的に言えば、真面目すぎてもダメ、ふざけすぎてもダメ、という
当たり前すぎることであるが、液体のように生きていくということが、
いかに難しいことか・・・

                                     合掌
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by kaneniwa | 2005-02-22 23:55 | 雑草
2005年 02月 21日

『パッチギ』を喰らった!(2)

久しぶりに映画館で映画を観ようと思った理由はいくつか
あるが、たまたま手にとった週刊誌(文春です)で、滅多に
日本映画は絶賛したことのない小林信彦氏が、NHKに対する
大事な主張の原稿まで先送りしながら、この映画『パッチギ』に
対する大絶賛の声を送っていたことがきっかけだ。

そして、先日買った週刊『SPA!』の2月22日号でも、鴻上尚史
が 「井筒監督の映画『パッチギ!』に泣きました」というたいへん
ストレートな題名の文章で、監督の井筒和幸さんへの従来の他の
映画評への傍若無人(ぼうじゃくぶじん)ぶりには素直にいい印象
をもっていないことを打ち明けつつ、この映画そのものについては、
非常に難しい問題をスローガンでも啓蒙でも闘争でもなく、
真っ正面から描きつつエンターテイメントとして成立させている
井筒監督の手腕に大絶賛を送っています。
 (鴻上尚史執筆・ドン・キホーテのピアス第507回)

そして、私がこの映画を観ようと思ったきっかけの、これまた一つが、
私はこの数年、「悲しくてやりきれない」という一曲の歌に心底惚れ、
その歌そのものが映画のなかで重要な挿入歌となっていることは
もちろん、映画の音楽監督が加藤和彦氏であったということである。
(加藤和彦氏はその曲の作曲者であると同時に、映画の背景と
なった時代の重要な証人)

これについては、またまた別に論じなければならない。
映画の『パッチギ!』に出てくる最重要な曲が『イムジン河』という
歌であるが、この曲が放送禁止歌になり、昭和の大詩人サトウハチロー
氏の提供してくれた詩に、イムジン河のメロディを一旦、逆さまにして
曲を完成させたのが加藤和彦作曲の『悲しくてやりきれない』である。

映画とは関係ないが、この曲は色々な人がやっているが、私が4年ほど
前に聞いて、いきなり惚れてしまったのは、レゲエ界の歌姫
PUSHIM(プシン)の『悲しくてやりきれない』である。(CDアルバムCOLORSに
収録)

こちらも、是非ともどうぞ!

マーヒー加藤 http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-02-21 11:25 | 草評
2005年 02月 11日

『パッチギ!』を喰らった!(1)


ものすごく久しぶりに映画館で映画を観た。
パッチギ!
という題名の映画だ。「突き抜ける」という意味だが「頭突き」という意味もある言葉
で、観たら、まさに頭突きを喰らわせられたようだ。

京都の高校生が朝鮮学校の生徒に惚れて展開される、京都の
『ロミオとジュリエット』あるいは『ウエストサイドストーリー』という
べきか。上記の公式サイトの紹介文にもあるように、

「ウエスト・サイドのダンス・シーンの代わりに壮絶なケンカ・シーン
がある」と言うべきか。

前半に二つの高校のサッカー試合のシーンもあるこの映画を
観た直後に、現実世界で日本VS北朝鮮のサッカーワールドカップ
予選の試合があった2月9日、私は当分忘れない。

私は生まれて初めて、映画の感想を手紙に
書いて井筒監督に近々送ろうと考えている。

舞台は1968年の京都。私も京都生まれで、その時には5歳だったはずだ。
京都の景観の変わらない場所を慎重に選んでのロケのようだった。

映画を観ていて、びっくりしたことが2つ。主人公は寺の息子であった。
母親の「せめて龍谷大学か近畿大学には入ってもらわんと」というセリフ
から、浄土真宗のように思われる。

びっくりしたことの、その2は、この映画で重要な役割を果たす楽器店は、
私が初めて自分のギターを買った荒神口にある「よしや楽器店」だった。

この映画、かなり細かいシーンも含めて、心を動かされたことはもちろん、
「この映画、俺のためにある!」とさえ思った。
「パッチギという映画を観た」というよりも、やはり
「パッチギ(頭突き)を喰らった」という感じである。

新潟市では、残念ながら2月10日で上映は打ち切りである。
まだ、近くで上映されている映画館のある地域におられる方は、
是非とも足を運んで、パッチギ、喰らってください。また、続編を書きます。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-02-11 17:45 | 草評
2005年 02月 08日

中村うさぎのブログ

中村うさぎという人に4年ほど前から注目している。
この人は少年少女向けのファンタジー小説家として
まずは有名になった方であるが、それによって入って
きた印税によって、買い物依存症になって、それでまた
有名になった方である。出版社には前借りを何度も依頼し、
「お前は太宰治か?」と言われるようになった女性作家である。

しかし、私は数年前から、男の世界では見なくなった最近では
珍しい「豪傑」として注目している人である。
それが、『週間文春』などへのエッセイの執筆をはじめとして、
最近は「破天荒でなくて面白くない」という意見も出てきている
という。しかし、私は最近の中村うさぎを「面白い」とつくづく思う。
変な話、彼女の軽妙な文章の文間に、高僧のつぶやきのような
雰囲気を感じるのです。最近。

煩悩を少なくしようとして努力している人は多い。
しかし、煩悩の多い私としては、煩悩にどっぷりとはまりこんで、
しかし、そのはまりこんだ自分を見つめることのできる人の
書く物にこそ関心を寄せる。

そんな中村うさぎが、ミクシィ(MIXI)という会員制のブログをはじめた
らしい。しかし、ミクシィに登録(無料らしいが・・・)して、必死に中村うさぎ
を探しても彼女のブログが見つからないということで、ファンの間でちょっとした
話題になっている。何か別の名前で登録しているのだろう。

ブログは日記中心で、雑誌などでは書けない本音が詰まっていて、
中村うさぎ自身が、「なんで金にならないこんな日記に、本業よりも熱中して
しまうのか?」と書いている。

うーん、読みたいぞ。誰か知っておられる方は教えてください。


 (マーヒー加藤) http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-02-08 22:29 | 草評
2005年 02月 04日

中村うさぎのブログが読みたい

中村うさぎには数年前から注目していた。
そんな彼女がブログをはじめているらしい。

変だなぁ、ブログにほんとに短い文章しか送信
できない。とにかく、うさぎさんのブログを知って
いる方は教えてください。 マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2005-02-04 11:46 | 雑草