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2005年 04月 27日

どこで酒を飲めば美味しいか?七草・その7

※  今月は、酒場(居酒屋・料亭・レストラン等)を除く、どこで酒を飲めば
   美味しいかについてマーヒー独断のベスト7をランキングしています。
   その第7回。(ベスト7の順位までは語らない)

さてさて、数日間の空白があって、(毎日ブログを更新している方を尊敬します)
いよいよ最後のランクインの発表です。

誰が言ったか忘れましたが「旅行に行ったら市場と墓場を見ろ」という格言的な
メッセージがありました。うーん、含蓄(がんちく)があります。動と静、生と死、
対極にあるものです。市場というのは、実はランクインしそうになったぐらい
魅力的な存在で、魚市場なんかに冷酒の小瓶を持って歩いて、買った魚を
その場で刺身にしてもらってお醤油借りておつまみにするなんてのもやって
みたいと思います。

では、ランクインは墓場の方か?これもちょっと違います。
どこで酒を飲めば美味しいのか?最後のランクインは、「お寺」です。

私にとっては身近な場所ですが、多くの人にとっては前回の幼稚園と同じく、
「えっ?そんなところでお酒を飲むの?」という感じではないでしょうか。
実際に、少なくとも私の属する宗派では、法事・葬式の会場に使う時以外
でも酒を出すことが多くあります。他のお寺で「いいなぁ」と思うのは、これは
愛知県のある寺院ですが、真夏に比較的若い人たちで「境内草むしり会」というのが
あって、みんなで汗をかいた後にビールや冷酒を飲んで盛り上がるというものがありました。
こういうの、いいなぁ、と素直にマーヒーは思っていて、将来を展望しております。

また、現代は車の時代ですから、基本的に寺で酒を出す時の状態が、近所の
仲良しが来た時と、遠方からの人が泊まりがけで来てくれた時にほぼ限られます。
ご近所と遠路からの客、これは対極ですが、どちらも貴重です。
どうも、私の属する「某宗派」というのは、800年以上前から酒や結婚に関して
コソコソせずに堂々とやっていた元祖・草仏教みたいです。

室町時代の本願寺第八代の蓮如上人は、
 「真夏にお参りに来た人にはお酒はなるべく冷えたものを出しなさい、
  冬にお参りに来た人にはあるべく暖めたお酒を出しなさい」
と言っています。本人も酒を味わっていないと、なかなか言えないセリフです。

だいたい、この宗派(私が所属している宗派)は、昔から酒なんて絶対に厳禁!という
仏教とは全然違う宗派らしく、宗祖の親鸞聖人自体が、手紙でこんなことを書いて
います。
 「人が亡くなって、下手なお悔やみや慰めを言うのはやめときなさい。
  酒には忘憂という別名があります、静かにこれをすすめて、短い
  言葉をかけて、そっと去りなさい」
なんて、宗派の開祖というよりは、一昔前のフォークシンガーみたいなことを言います。

さてさて、そういうわけで、現代に戻りますが、昨年の4月(ちょうど1年前ですね) 
北海道のある寺院を訪ねさせていただいた時、若い(といっても私より少し年上)
住職さんの手打ちソバをごちそうになり、美味しいお酒をいただいて、帰る時に、
気がついたら自分の靴がピカピカに磨かれていました。帰り際、何回も、その
ピカピカの自分の靴を眺めていました。私も将来、あのような素朴にして
素晴らしい食べ物を出せるようなことはもちろん、こんなもてなしの心が持てる
人間になれたらいいなぁ、と感じました。

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サービスという言葉が経済用語になってしまっていますが、本来は宗教用語です。
語源は、「自分の身を捧げる」という意味です。この語感が、かろうじて残っている
のは、結婚式の「キャンドル・サービス」とか、テニスの「サービス」(サーブ)ですね。

自分の身を捧げることなので、サービスは「礼拝」と訳されます。この漢字を当てた
のは、おそらくキリスト教の内村鑑三先生あたりではないかと思います。
だから、日曜礼拝は英語ではサンデー・サービス、朝の礼拝はモーニング・サービス、
ついでに言えば枕経を英語にするとベッドサイドサービス(ベッドサービスじゃないよ!)
となります。

まあ、今の世の中「サービスがいい、サービスが悪い」という話ばかりなので、
なるべく、そういうものを離れて「どこで酒を飲めば美味しいのか?」というものを
考えてみた次第です。

 次点になったのが

☆ 佐渡汽船フェリーのデッキの上で飲む
☆ 水族館(マリンピア日本海)の庭の芝生でついさっき見ていた魚の刺身姿を思い
    浮かべながら飲む
☆ 魚市場で飲む(上に書きましたね)
☆ 京都祇園の超一流料亭のすぐ近くの加茂川の河原で、かすかに漏れ聞こえて
    くる三味線の音や舞子さんの嬌声を聞きながらワンカップを飲む
☆ 農家でとれたての野菜をおつまみにしてビールを飲む
    (これはhonmachiさんのコメントに触発されてランクイン候補になった)

というあたりでした。コメント欄に、みなさんの「ここで飲んでも美味しいぞ!」という
声をお待ち申し上げております。
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by kaneniwa | 2005-04-27 23:43 | 七草
2005年 04月 24日

どこで酒を飲めば美味しいか?七草・その6

※  今月は、酒場(居酒屋・料亭・レストラン等)を除く、どこで酒を飲めば
   美味しいかについてマーヒー独断のベスト7をランキングしています。
   その第5回。(ベスト7の順位までは語らない)

さて、いよいよ「どこで酒を飲めば美味しいか?」のランキングもあと2つに
なってしまいました。

東海林さだおさんのエッセイに、東海林さんがデパートのレストランで
「あの、こういうのを大人が注文してもいいのでしょうか?」とお子様ランチを
注文し、そしてワンテンポ置いて、ビールを注文するというものがあった。
「お子様ランチとビール、こんな組み合わせがあってもいいのだろうか?」という
一節に、読んだ瞬間、思わず声を出して笑ってしまったものだ。

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ところが、それを読んでから数年後、2年続けて年に1回、幼稚園の園庭でビールを
飲むということになってしまった。どういうことかというと、この幼稚園には毎夏、
サマーフェスティバルという催しがあり、主にお父さんたちが食べ物を作ったり、
金魚すくいや輪投げのゲームを子どもたちとしたり、いろいろするのだが、その準備の
間に、お父さんたちの間で「景気づけ」でビールを幼稚園の園庭で飲む。
幼稚園のすべり台なんかに腰を下ろしてビールを飲んでいると、
「ああ、これが東海林さだおさんの言う、お子様ランチでビールの味かぁ」
(違うかもしれないけど・・・) と思うのだった。

「景気づけ」といいながら、缶ビールを4本ぐらい、いわば珍妙なキッチン・ドリンクを
するうちに、景気づけという意味を超えて、頭のなかがグローバルでユニバーサルで
カーニバルなフェスティバル状態になっていく。

おつまみは、味見というれっきとした仕事を兼ねてのバーベキュー、焼きぞば、
たこ焼きなどである。子どもが大好きなものばかりであるが、同時に、大人に
とってもビールに合うものばかりでもある。ここらへんも「お子様ランチにビール」
である。お子様ランチのハンバーグ、鶏の唐揚げ、チキンライスなんかはビールに
合う。

というわけで、娘がその幼稚園を卒園してしまったが、今度は息子がその幼稚園
に入園し、あと3回は年に1回、その状況になる。というわけで、どこで酒を飲めば
美味しいのか?という自問自答的な疑問への6番目の答えは「幼稚園の園庭」である。

マーヒー加藤 http://www.iplus.jp/~naoko/index.html

 ※ こればっかりやていると思われるのもなんですから、その幼稚園へは
   今回はトラック・バックみたいなものはしません。
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by kaneniwa | 2005-04-24 22:16 | 七草
2005年 04月 24日

どこで酒を飲めば美味しいか?七草・その5

※  今月は、酒場(居酒屋・料亭・レストラン等)を除く、どこで酒を飲めば
   美味しいかについてマーヒー独断のベスト7をランキングしています。
   その第5回。(ベスト7の順位までは語らない)

今までの4つのうち、酒屋、畑、自宅の朝酒は、願望というか理想を語った。
残りの3つは、野外の野球場と同じく、一応の経験があるものを語る。

さて、今日のランクインは 「ソバ屋で飲む」である。これは、けっこうギリギリ
のところというか、江戸時代のソバ屋は居酒屋だったというし、現在でも
「居酒屋的なソバ屋」というのはある。だから、「ソバ屋でソバを注文せずに飲む」
ということにしたい。まあ、ソバは大好物なので、必ず最後には注文してしまうが・・・

 さて、そばの散歩道という、もう60万件近くのアクセスのあるホームページがある。
これは、(社)日本麺類業団体連合会/全国麺類生活衛生同業組合連合会という、
非常に長い名前の、非常に真面目そうな、ちょっと権威もありそうな団体が作っている
ホームページみたいだが、その中に そば屋で酒を飲むというコラムがある。

だし巻き玉子、いたわさ、とろろいも、合鴨焼き、天ぬき(通っぽいね)の5品について
その魅力を紹介してある。
 (あれれ、最後の天ぬきの解説の最後に 文・渡辺恒雄と署名があるぞ・・・
  渡辺恒雄・・・同姓同名だとは思うが、まさかあの巨人の元オーナーのナベツネ?)

玉子もわさびもカマボコも鴨(鴨南蛮の鴨)もだし汁も天ぬきの天ぷらも、すべて
本メニューのソバからの流用品であるところがいい。シンプルなのがいい。

ちょっと前だが、東京神田の老舗だけれども庶民的なソバ屋さんに入った時に、
メニューに「ビール小瓶」というのがあって、ソバだけを食べるつもりが思わず注文
してしまったなぁ。缶ビール全盛のなかで、小瓶とは非常になつかしい再会でした。

小瓶というのは小瓶334mlで、缶ビール普通サイズの350mlよりも微妙に少ない。
でも、冷蔵庫で普段目にする大瓶や中瓶よりも、何というか全体に冷蔵が行き渡って
いて、旨かったなぁ。

ソバ通の渡辺恒雄(ナベツネさんなのかなぁ?)さんなんかは当然、天ぬきで日本酒
あたりを飲むのでしょうが、私はできれば、このビールの小瓶というのがいいですね。

 マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-04-24 00:33 | 七草
2005年 04月 22日

どこで酒を飲めば美味しいか?七草・その4

※  今月は、酒場(居酒屋・料亭・レストラン等)を除く、どこで酒を飲めば
   美味しいかについてマーヒー独断のベスト7をランキングしています。
   その第4回。(ベスト7の順位までは語らない)

週一日記というタイトルに反して、この特集の間はほぼ毎日更新
しております。(今のところね)

さて、4番目にランク・インは「自宅で飲む」です。なんじゃそりゃ?
当たり前ではないか!とすでにパソコン画面の前で言われていると思います。
そこで、自宅は自宅ではあるけれども、かなりシチュエーション(状況)を
限定してみたいと思います。


自宅という日常生活の代表でありながら、非日常的なお酒を飲む空間を
演出するのに是非ともいつか「自宅で朝酒」にチャレンジしてみたいと思います。

まず、小原庄助さんに習って、朝風呂に入ります。時間をかけてゆっくり
入ります。心のなかに会津磐梯山を思い浮かべます。
風呂上がりに、まずビールを飲みます。朝ビールです。
「昼間酒」は「夜酒」よりも酒のまわりが早いのはよく言われること
ですが「朝酒」となると(たぶん)さらにその数段上をいきます。

そのビールを飲みながら、和食の代表的な朝食メニューをおつまみにします。
納豆、イカの塩辛、わさび漬け、鰺(アジ)の開き、岩のりなど、美味しい日本の
おかずをちょっとづつ食べながらビールを飲み干し、日本酒を朝からちょっと
だけ飲み、本格的な「朝酒」の世界に入っていくのです。その日は、もう
仕事になりません。スポーツなどをするのもやめた方がいいです。
子どものめんどうをみたりするのも無理です。ぼーっと過ごすしかないです。
なので、この「自宅で朝酒」を実行するには、こういう完全OFFの日
というのをまず確保せねばなりません。その点がぜいたくです。

学生時代に流行っていたライト・ビールで「下宿で朝酒」という
ことはけっこうやっていました。(あのどんどんダメになっていく
感覚がちょっと良かった) でも、結婚して家庭というものを持って
からの私は実際に「自宅で朝酒」はやったことがありません。
数回だけ「温泉旅館で朝酒」をやったことがあります。最高です。

ただ、その「旅館で朝酒」を自宅で夜に再現したことはあります。

どういうことかというと、「理想の朝ご飯和定食」を夜に作ります。
その上で「これは朝風呂だ」という暗示を自己催眠のようにかけて
夜のお風呂に入ります。そしてビールを飲んで美味しい朝ご飯を
夜に食べました。最高でした。

  マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-04-22 17:11 | 七草
2005年 04月 22日

西藤大信さん(ギタリスト)のブログ

どこで酒を飲むと美味しいか?というシリーズ記事を連載中ですが、
本日はニューヨーク在住の話題のJAZZギタリスト
西藤大信(ギタリスト)さんのブログを紹介したいと思います。
もっとも、JAZZを聞きながらの酒、これまた最高なんだよね。

西藤くんは (ありゃ、最初は西藤さんと書いていたが・・・)ブログのプロフィール欄に
「1年間の就職ののち」とあるが、その1年間、マーヒーは毎日顔を合わせていたことになる。
まったく、ギターは天才だけど英語は下手だったくせに最近は教則本の翻訳まで
手がけちゃって。

現在、来日中で日本ツアーを九州から北上中のため、最初はレコーディングなんか
の事情で更新がなかった日本語ブログが、ここのところ非常に活発になっている。
読んで日程が合う方は是非ともライブに駆けつけてください!

昨年秋、東京阿佐ヶ谷のマンハッタン(JAZZクラブ)でのライブはマーヒーも
駆けつけた。最後にセッションで私の好きな「ジョージア・オン・マイ・マインド」をやって
くれたのには感激した。直後にレイ・チャールズが亡くなったのも感慨深かった。
おかげでマーヒーはあれから「ジョージア」ばっかり部屋で弾いている。
もっともこっちは素人だからC→E7→Am→C7→F→Fmみたいなコード
進行ばっかりだけれどね。

新潟もまた、あのデユーク・エリントンが来日中の大昔、新潟大震災があって、
エリントンが新潟に関心を大きく寄せてくれたことで、今でもJAZZが盛んです。
西藤くん、次の日本ツアーの際には必ず新潟に来なさい!(元上司命令)

  マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-04-22 01:52 | 草音
2005年 04月 21日

どこで酒を飲めば美味しいか?七草・その3

※  今月は、酒場(居酒屋・料亭・レストラン等)を除く、どこで酒を飲めば
   美味しいかについてマーヒー独断のベスト7をランキングしています。
   その第3回。(ベスト7の順位までは語らない)

ドーム球場というのは、ビールを飲む場所としては今ひとつだなぁ。
5年ほど前、巨人VS広島戦を東京ドームで観ながらつくづくそう思った。
なんか、自宅でテレビを観ながら飲んでいるのと変わらない。

その点、神宮球場や西武スタジアム(今はドームになっちゃったなぁ)で
野球観戦をしながら飲むビールは旨かった。やっぱ野球の野は野外の野。
「野外の野球場でビールを飲む」というのが今回はランク・イン!
応援しているチームがピンチをしのいで、猛攻撃で逆転した直後に
飲むビールは最高だね。

ただし、東京に住んでいた頃、新宿区の戸山球場という人工芝の立派な
グランドで草野球をしたことが何回かあったが、ここは新宿区のハロー・
ワークが近いことも関係しているのではないかと思うが、やけ酒系の
観客(といっても草野球だから10人ぐらい)のヤジがとてもきつかった。

昔、私は関西に住んでいたが、大昔のパ・リーグの試合では、
やっぱりやけ酒系のおじさんがたくさんいて「山田!上から投げろ!」
(ちなみにこの山田は阪急ブレーブスの下手投げ大投手の山田)などの
ヤジが怖かったのだが、自分が学生になると近鉄が大阪の森ノ宮の日生球場で
近鉄の試合を観に行ったが、この日生球場には、その文化がしっかり残って
いて、その時には非常に嬉しい気持ちがした。近鉄が日生球場で試合を
するということが永遠になくなってしまってとても残念だ。

今、具体的に目をつけているのが、仙台の楽天の本拠地・フルキャスト
スタジアムで、あそこは鳴り物の応援団の応援はないし、確かめては
いないけど、きっと「牛タン弁当」とか「牛タン串焼き」なんかは
球場の中で売っていそうだ。それをおつまみにして、大好物の牛タンと
ディープ・キスをしつつ生ビールを飲みたい!

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html

というわけで、3つ目にランクインしたのは「野外の野球場」でした。それに準じる
ものとして、サッカー場であり、半屋根ではありますが、ビッグスワン(新潟スタジアム)
もいいですね。
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by kaneniwa | 2005-04-21 00:18 | 七草
2005年 04月 20日

どこで酒を飲めば美味しいか?七草・その2

※  今月は、酒場(居酒屋・料亭・レストラン等)を除く、どこで酒を飲めば
   美味しいかについてマーヒー独断のベスト7をランキングしています。
   その第2回。(ベスト7の順位までは語らない)

 前回は、酒を飲む場所として、現代人の死角になっていた「酒屋」がランクイン。
同じく、商店街のなかから、あるいは思いもよらぬところから酒を飲む場所
として盲点になっている場所をさぐりたい。

 さて、最近、結婚式(特にパーティ形式)が行われる場所が多様化している。
美術館で結婚式(披露宴)をやったという人もいれば、水族館でというカップル
もいる。私は色々な場所を訪れるたびに「ここは結婚式に使えるか?」という観点
で見たりすることがある。同じように、最近は、「ここは酒を飲む場所としてどうか」
という目で世間を眺めてみる。

 「タモリ倶楽部」という番組で昨年の残暑の頃、東京世田谷区の八百屋を占拠して、
生ビール製造器とまな板、包丁、携帯コンロと簡単な調味料を持ち込み、
タモリ、井筒和幸監督(あのパッチギ!の監督さん)、アリtoキリギリスというメンバー
で八百屋さんでの宴会を収録した回があった。これは観ていてとてもうらやましかった。
「タモリ倶楽部」は、毎回、宴会をやっていて欲しい。ビア・ガーデンの何十倍楽しそうだ。

 そこで、今回は「八百屋で飲む」よりもさらに上をいく、「畑で飲む」を提唱したい。
数種類の野菜を作っていらっしゃる農家にお願いして、畑に生ビール(市販の樽)と
キャンプ用品の調理器具、さらに塩を筆頭に数種類の調味料を持ち込む。
 とれたての枝豆をその場でもぎ、すぐに強目の塩で茹で上げる。ビニール・ハウス
から取れたてのトマトを数個、もいできてもらい、これに塩をかけて丸かじりする。
キュウリは、キャンプ用品の包丁で切れ目を入れ、そこに味噌なんかをつけて
おつまみにする。などなど、畑でキャンプとビア・ガーデンの中間のような宴会を
させていただく。夏の午後から日没前までの宴会をする。

 ああ、やってみたい。農家の方々と仲良くするように心がけて生きていこう。

 お茶どころの愛知県の岡崎市周辺なんかでは、農家の方が農作業の
休憩の時に畑で野点(のだて)をしているらしい。着物を着ての正式な茶室での
茶道もいいが、こういうお茶はいいだろうなぁ、と感じる。同じように、畑で飲む
ビールは最高に旨いだろうなぁと感じる。

  マーヒー加藤 http://www.iplus.jp/~naoko/index.html 

 というわけで、「酒屋で飲む」に続き「畑で飲む」がランクイン!この記事は、
メールにして「テレビ朝日」の「タモリ倶楽部番組感想係」にも送ります。
コメントを読みにきた人のために、北海道で撮ったデジカメ写真も後から
アップしました。ああ、本当に畑で飲みたくなってきたぞ!
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by kaneniwa | 2005-04-20 02:37 | 七草
2005年 04月 19日

どこで酒を飲めば美味しいか?七草・その1

※  今月は、酒場(居酒屋・料亭・レストラン等)を除く、どこで酒を飲めば
   美味しいかについてマーヒー独断のベスト7をランキングしています。
   その第1回。(ベスト7の順位までは語らない)

 新潟県では今、花見シーズン真っ盛りである。社会人になってはじめて
与えられた実習以外の仕事が花見の名所での場所取り、という方もおられた
と思う。ご苦労さまです。

 さて、私の住みかのすぐ隣にH酒店という酒屋さんがある。これはたいへん
ありがたいことで、真夏などは深夜や早朝でない限り、ビールを切らしても
すぐに補充できる。おかげで自宅の冷蔵庫が小さくてすむ。また、ホームパーティ
もどきの宴会を自宅でやっていても、隣の酒屋さんで酒を買っての宴会なの
で、音漏れの方向であるそのH酒店への嬌声に気をつかわなくていいどころか、
宴会が長引いた時には閉店時間を過ぎても店を開けてくれる。
とてもありがたい環境だ。

 そのH酒店には、たいへんに小さい椅子と小さいテーブルと据え置き型の
灰皿がレジの正面に置いてある。私はこれが何のためにあるのかを意識した
ことがほとんどなかったが、ある時、子どもにアイスクリームをせがまれて
H酒店(ここはアイスクリームも売っている)に入った時、その椅子に座り、
麒麟の工場直送ビールをひと缶空けた後、実に旨そうにワンカップの日本酒
を飲んでいる客がいた。

 ああ、私もやってみたい!こういう場で飲むには普段の酒ぐせがいい
ことが大事だ。ご近所の評判も日頃から良くしておかないと、なかなか
できる芸当ではない。何というか、イングランドならフーリガンではなくて
れっきとしたジェントルマンでなくてはいけない。私は「日本の紳士」と
いうべき光景に出会った気がした。

 その客は、子どもとアイスクリームを買う私の目の前でつまみのスルメなどを買い、
レジのチーンという音がしたと同時にそれをその場で開き、旨そうに食べながら
チビチビとワンカップを飲んでいた。その光景を見て41歳の私が心底「大人だ!」と思った。
そして感慨にふけりながら、自宅で子どもと「トルコアイス」を食べたのであった。

 工場直送ビールは自宅で飲んでも旨いけど、酒屋の大きな透明の冷蔵庫を
指さしてその場で飲む悦楽はいかほどだったでしょうか・・・そして、居酒屋さん
とかバーなんかでたくさんの酒瓶に囲まれて飲む快感もあるが、ここでは
その十倍以上の和洋問わずありとあらゆる酒瓶に囲まれて飲むことができるのだ。


 マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html

          というわけで、まずは「酒屋で飲む」がランクイン!
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by kaneniwa | 2005-04-19 01:45 | 七草
2005年 04月 19日

ブログ新企画・七草について

七草は、カテゴリだけ定めて記事がなかったため、「これ何?」という
メールが(一通だけだが)来た。

これは、簡単にいえば「何でもベスト7」ということである。
なんで「ベスト10」ではなく、「ベスト5」でもなく「ベスト7」なのだろうか?

前者の質問に答えるならば、「なんでもベスト10」という形でランキングを
あげて論評できるのは、よほどその道の通である。私なんかは、たいがいの
ランキングをした後で、ベスト10のうちの2~3は単なる付け足しになって
しまう。

後者の質問 (って、別に誰も訊いてきてはくれないが) に答えるならば、
「ベスト5」というものはいかにも余裕がない。どんなランキングでも上位5つ
というのは誰もが認めるものばかりになって、自動車のハンドルでいえば
有意義な「あそび」の部分に欠ける。

というわけで、いろんな事象を硬軟とりまぜて、これから月に1回、
七夜連続で記事としたい。(別に一日で7回分載せてもいいのだが
ブログへのコメントなどでランキングがゆれ動くのも妙味!)

というわけで、第1回のランキングが、「酒場(居酒屋・レストランを含む)以外の
どんな場所で酒を飲んだら美味しいか」について、マーヒー独断のベスト7を
ランキングしてみたい。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-04-19 01:04 | 七草
2005年 04月 16日

『となり町戦争』を読んだ

三崎亜記著の話題作『となり町の戦争』(集英社)を一気に読んでしまった。
確か最新の「すばる文学賞新人賞受賞作品」である。

地方自治体同士の戦争、作者は元役場職員らしく、もっともらしい書類がポイント
ごとに挿入され、その荒唐無稽さが、かえってリアリティを含んでくるから不思議だ。
公務員の方が読んだら、私よりもさらにもっと面白みを感じられると思う。

戦争の残虐さというのは、感情や感性が失われていくことではないか、と思うのだが、
それが意図してか、あるいは意図せずか、見事に書き込まれているように思った。
また、戦争という問題を扱って、説教臭くないのがいい。この、説教臭くないということ、
大事だなぁ。

この小説、是非とも才能ある監督によって映画化して欲しい。
キャスティングは、このブログのコメント欄でも考えてみよう!

と、いうわけで、この小説を推薦したいのだが、このブログを読んでいる人で
新潟県の中条町の人が図書館の新刊コーナーから借りるのは無理である。
今、私が借りているからだ。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-04-16 03:03 | 草評