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2005年 11月 28日

親鸞聖人と六角堂と夢

今日は親鸞聖人のご命日だ。京都の東本願寺にはお参りできなかったが、
せめて普段と違って、今日の日付のうちに親鸞聖人のことを書いておきたい。

京都市のほぼ中心の中京区、烏丸御池から南に三筋(300Mほどかな)、
烏丸通りを東に入ったところに六角堂(紫雲山頂法寺)がある。
京都の人は「六角さん」と言って親しんでいるようだ。

華道の池坊の家元は、代々、この頂法寺で得度をされる。
確か、池坊の今の家元は女性だったと記憶している。
近くに池坊会館だったか池坊の立派なビルがあるせいか、
マーヒーが何度か立ち寄った時には女性の参拝が多かった気がする。

29歳の頃の親鸞聖人は、この六角堂に百日間参籠(さんろう)して、
95日目にある夢を見て、それで会いたくても会いに行けなかった(のだろうと思う)
法然上人の元を尋ねるきっかけとなったのだと言われる。

さて、この95日目に夢のお告げのようなものがあったというのは偶然なのだろうか?

この六角堂(頂法寺)、1400年もの伝統がある寺院で、聖徳太子の建立だと言われる。
同じく聖徳太子の建立である奈良の法隆寺には、立派な六角堂があり、こちらの
有名な別名というか愛称は「夢殿」である。これは偶然だろうか?

マーヒー説としては、親鸞聖人は六角堂に参籠していて夢をみたのではなく、
わざわざ夢を見にいったのである。一つの確信に至る自分の夢を見るまで、
3ヶ月以上を要したのである。

インターネットをごくたまにお勉強にも使わせていただいて知ることができたが、
この六角堂にまつわる「夢伝説」は、天皇が夢のお告げで、六角堂の境内の
柳の木の下に女性が立っている夢を見て、実際に行ったら女性が立っていて、
その人を伴侶にした、などというものまであることを知ることができた。まあ、
これは記録というのではなく伝承ですが・・・しかし、このような夢にまつわる
伝承と実に縁が深いものが、どうやら六角堂というものにはありそうだ。

仏教関係者はもちろんのこと、ユング派、フロイト派を問わず夢研究をされている
心理学者や学生の方、あるいは同じく民俗学の分野などの方、いつでもいいので
コメントなどいただければ有り難いことです。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-11-28 22:45 | 草仏教
2005年 11月 26日

お笑いと身体能力

昔、ドリフのギャグで、全盛期の仲本工事の頭上に金タライが落ちてきて、
そのリアクションの取り方というか、体が伸びきる様子に爆笑を誘われていた。

とんねるずの木梨が、侍に扮して切られ、堀に落ちるシーンで、結局は
切られて落ちるのであるが、切られてから落ちるまでの土俵際の粘りと
いうか、その僅か5秒ほどの静止の姿の美しさというか、その身体能力の
高さに爆笑を誘われた。

ナインティナインの岡村が全力疾走で駆け抜けて、角を恐るべきスピードで
直角に曲がりながら走り抜けるようなシーンにも、ワケもなく爆笑させられる。

これらは、たとえばかつての爆風スランプが、コミックバンドというか、
ほとんどがコミックソング的な曲で構成されたデビューアルバムの『よい』で
デビューした時に、コミカルな曲に不釣り合いなほどに高度なテクニックを
駆使していた驚きに似ている。
(お笑いと音楽は、もっと関連性が深いと思うので、いつかこのブログで再考したい)

そういう、お笑いのなかの身体能力として、今後、さらに飛躍を期待したいのが、
同じ吉本所属であるが東のオリエンタルラジオと西のレギュラーである。


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2005-11-26 23:47 | 草評
2005年 11月 21日

今度は 映画バトンだそうです

調味料バトンというものを初めて自発的に受けて、それからずっと間を置いて
お酒バトンというものがまわってきて、それから間髪入れずに、今度は
映画バトンというものをいただきました。さてさて、忙しいぞ、

1.初めて映画館でみた映画

怪獣映画です。ゴジラだったかガメラだったか、良くは覚えていません。
少し物心がついて、キングギドラなどはよく覚えていますが。
ロードショーでなくて怪獣映画なんかの3本立てなんかも、大人が付き添って
くれて・・・・ 我慢してつきあってくれたのでしょうね。
ゴジラがある建物を壊して、映画館で歓声や拍手があがったことを覚えていますが、
あれは大人になって再びビデオ等で確認すると、国会議事堂を壊して
いたのですね。当時の京都は学生運動も盛んだった、というわけですね。

自分でお金を出して観た初めての映画館映画は山口百恵主演の「絶唱」か、
「長嶋茂雄栄光の背番号3」のどちらかです。いや、「ドラゴン危機一髪」だったか、
あまり自信がなくなってきました。


2.最後に映画館でみた映画

井筒監督の『パッチギ』です。これはこのブログでも書きました。
サッカーのワールドカップ予選の最初の試合があった日です。
あの日から、もっと映画館で映画を観よう、と思いましたが、それから半年、
全然観ていないわけですね。

3.心に残りつづける映画

野球と家族をテーマにしたアメリカ映画の『フィールドオブドリームス』ですね。
これは映画館で、男が泣く方が女性より多かったという、珍しい光景が見えました。


4.愛する人とみたい映画
 
愛する人というと、たった一人の妻でしょうか。それとも二人の子どもたちか。
全然対象が違うなぁ。私が、「これは大好きで何回でも一緒に観たいよ」と言いたい
のは『ブルースブラザース』。もう高校生時代の最後の方に影響を受けまくったもの。

映画館では観ませんでしたが、子どもといっしょにビデオで観た
『クレヨンしんちゃん 大人帝国の逆襲』は、大人の鑑賞にも耐えます。
21世紀を捨て、栄光の20世紀を復活させ、レトロな社会を建設しようとする
謎の秘密組織「イエスタディワンスモア」にしんちゃんたちが戦いを挑みます。
しんちゃんのお父さんの「俺の人生はくだらなくないぞ」という叫びには涙しました。

5.ホラー
 
ヒッチコックの『サイコ』 それからキューブリック監督の『シャイニング』

6.バトンまわす人
 
難しいなぁ、すごく映画が好きな人なら、後半の3つはとても絞りきれないでしょうし、
読んで下さった方でバトンをたまたま受けてくださったらとても嬉しいということに
しておきます。こんなもんでごめんなさい。


マーヒー加藤 でした
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by kaneniwa | 2005-11-21 22:09 | 草評
2005年 11月 20日

走っちゃったの?Qちゃん

えっ、右足に3カ所の肉離れを抱えたまま完走しちゃったのかQちゃん!
しかも優勝している。

うーん、ダメージが心配だが・・・
2時間20分以内のハイペースだったらどんなことになっていたか・・・

でも、他人が同じ状態でマラソンを走るといえば止めるよね、Qちゃん。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2005-11-20 20:26 | 草走
2005年 11月 20日

走るなQちゃん!

あと5時間後に、東京国際女子マラソンが始まってしまう。
言わずにはおれなくなったので、ブログで声に出したい。

どうかQちゃん(高橋尚子選手)、今回、こらえて、勇気を出して
出場を止めて欲しい。もう、あなたを止めることができる唯一の人
である小出さんは、もはやあなたを止める立場ではなくなってしまった。

Qちゃんのファンである私は、それは再び走り出す姿、再びの快進撃を
見てみたい。しかし、それには、今日、肉離れを抱えたままの体で
走らない、という条件がまず必要なんだ。
あなたほどの真面目すぎる人ほど、休息というものが本当に必要なんだ。
骨の故障ばかりだったのが、今回は肉離れだから、休息の時間は少しは
短くて済むのだ。

Qちゃん、仮に今日、復活を見せてくれても、そのダメージの大きさを
考えるとファンだけに感心しない。

走るなQちゃん!直前でも気がついて止めてくれ!

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2005-11-20 07:52 | 草走
2005年 11月 19日

さあ飲み継げ、お酒バトン

トレーニング方法や書評、世評などを通じてお世話になっている喜八さんの
ブログから「お酒バトン」なるものがまわってきました。

前回の「調味料バトン」のジワジワとながら全国的な浸透を考えると、今回も
心して、しかしながら短い時間で即興的に、かつ素直に、このバトンを受けて
放ちたいと思っております。それでは始めます。

1.酔うと基本的にどうなりますか?
30歳までのことはすべて忘れたことにして(笑)基本的に陽気になります。
言葉は、酔うと人様の場合「らりるれろ」のら行活用形が多発される方が多い
ように思いますが、私の場合は「ちゃちちゅちぇちょ」の変則タ行の
活用形を多発します。わかりやすく言えば、赤ちゃん言葉です。
ちょっと恥ずかしい告白だなぁ。なんでこんな告白をしなきゃならないんだろう。
で、その状態で原辰徳(はらたつのり)巨人新監督について論じていたりすると
「原たちゅのり」と彼のことを呼んでいたりします。天下国家を論じていても、
「構造改革はちりめちゅれちゅでちゅね」などの言葉づかいになり、はた目からは
どう見ても言っている本人が支離滅裂(しりめつれつ)です。

2.酔っ払ったときの最悪の失敗談は何ですか?
京都での学生時代、ちゃんとしたお店で飲んでいたのですが、記憶が飛んで、
気がついたら潜在意識で水音を求めていたのか加茂川のほとりで寝ていました。
目が覚めたのは、そんな私を酔っぱらい運転で真剣に捜索する後輩の原付ながら
オフロード・タイプのオートバイに、寝ているところを轢(ひ)かれて目が
覚めました。不思議なことに、オートバイが当たった時の痛みは三日間ほど
続きましたが、怪我はありませんでした。若いって素晴らしいけど危ういなぁ。

3.その時は、何をどのくらい飲みましたか?

ウイスキーを3人でボトル3本以上飲みました。私は1本半ぐらい飲んでいたと
思います。その酒造メーカーには責任はありませんが、それ以来、酒屋やスーパーで
そのメーカーのボトルを見ると、今でも近寄りません。それ以来、ウイスキーを
飲む時はストレートかロックでグラス1杯だけ、もしくは濃い目の水割りを2杯だけ。
これでも最低限の学習能力はあるようです。

4.最悪の二日酔いはどんな感じでしたか?

33歳ぐらいの時、ある出版物の打ち上げで都内を何軒もまわって、最終的には
ワインの飲み過ぎによる二日酔いは最悪でした。全治三日以上でした。ワインというお酒は
飲んでいる最中は和やかで実に好きなお酒ですが、いざ飲み過ぎて二日酔いという
状態になると天使の顔が悪魔の表情を見せはじめます。日本酒の二日酔いならば
シジミのみそ汁、ジンやウオッカの飲み過ぎならば冷たいトマトジュースなど、
二日酔いには長年の学習で身につけた適切な処方箋があるのですが、ワインの場合は
朝になってからも何度も吐いて激しい脱水症状があるにもかかわらず、体は何も受け付け
てはくれませんでした。苦しかったです。悲しかったです。
ワイン好きのみなさん、ワインによる二日酔いには何が有効なのですか?
まあ、本当のワイン好きは二日酔いになるまでは飲まれないのでしょうが・・・

5.酔っ払ったときに迷惑をかけた人にこの場で謝りましょう

学生時代の先輩のYさん、結果的には「ただ吐く」というような目的のためだけに
あなたの下宿先のアパートをはるばる訪ねるようなことになってしまったこと、
20年以上前のことだけれども謹んでお詫び申上げます。

「トイレに行く」と言ったまま、実はフラフラと加茂川に向かって徘徊していた
私を自分も思いっきり酔っているのにオフロードバイクで捜索してくれたH君、
僕を轢いてしまったことなど忘れていいよ。実は僕だってあの日の記憶は朦朧(もうろう)
としていてよく覚えてはいないんだ。僕から視線をそらさなくてもいいんだよ。
悪いのは私なんだから。

S君、むかし河原町の派出所の前で童謡の「犬のおまわりさん」を四声でハモっていた時、
君だけが逃げ遅れてしまったね。申しわけなかった。あの時、僕たちは50メートルほど
離れた柳の木の陰からお巡りさんに叱られている君の姿を見つめていたんだ。学生には
甘いと言われる京都のお巡りさんも、あの時は厳しかったね。ゴメン、今、正直に言うと、
酔って最初に歌い出したのは僕だった。

ああ、記憶の格納庫のなかから次々とあふれ出てくる慚愧、こんな私を阿弥陀如来立像は
今日も、何も語らず見つめてくださっています。


Q1.今冷蔵庫に入っているお酒の容量は?
幸いなことにお隣が酒屋さんです。だからあんまりビールは買い込んでいません。
プリン体が少ない、カロリーが少ない(大人になったなぁ)、安いという理由で、
発泡酒の缶が3本ほどいつも常備されています。あと、今は飲み残しの白ワインが
一本、入っています。

Q2.好きな銘柄は?
ビールは普段はエビスビールかモルツが好きで、梅雨時に、なぜかキリンラガーが好きに
なります。外で飲む時は、このエビスかモルツの生ビールがあると、ラッキー!って感じ
です。「これからの人生、一種類の酒しか飲むことが許されない」という厳しいことを
言われたら、そんな厳しいこと言う奴は誰だ!と怒りますが(医者がそう言う可能性があるなぁ)
さんざん迷った末に、ありきたりですが、やっぱりビールを選択すると思います。
川島なおみの血は赤ワインでできているそうですが、マーヒーのおしっこはビールで
できているのです。

日本酒は数多くある新潟の地酒のなかでは〆張鶴(しめはりつる)が好きです。
新潟もの以外では、これは、このバトンで複数みかけて驚くのですが、菊姫、これは美味しい!

Q3.最近最後に飲んだ店は?
昨日の話で、新潟駅から徒歩5分以内のところにある炉端焼の「天下一」ですね。
炉端焼のお店ですが、焼き鳥、それからお刺身も美味しいです。
駅にとても近いので、出張などで来られた方にもおすすめします。
いつも活気のあるお店です。目の前に陳列されている魚介、野菜をその場で
炭火で焼いてくれるのですが、料金は大衆居酒屋チェーン店並です。

Q4.よく飲む、もしくは思い入れのある5品
ソバ焼酎雲海をそば湯で割って飲む

草野球のあと、景気よく乾杯の音をさせて飲む生ビールは夏の季語

真夏、体が酸味を求めている時のキンギンに冷やした安い白ワイン

「これでもうビールには戻れないなぁ」とつぶやきながら飲む
今の季節の熱燗。(しかし次のサイデラで戻る)

絶対に簡略な日本語には訳せない、
「いろいろ飲んだけどさあ、今夜はみんなで仕上げのビールを各自
一杯づつ飲んでさぁ、そんでもって景気よく解散にしよう」という
意味の言葉をたったひと言、ブラジルでは「サイデラ」というポルトガル語
で表現するのであるが、そんなサイデラでのビール一杯。

Q5.ジョッキを渡す人5人
5名ですか、まずは今までコメントをいただいた方のなかで、お酒の
話をしたことのある方に、いちおうトラックバックなど送ってみます。

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by kaneniwa | 2005-11-19 05:28 | 雑草
2005年 11月 16日

本田美奈子さんの葬儀

寺院の行事で1週間更新が空いてしまいました。

たいへんに遅ればせながら、本田美奈子さんの葬儀についてです。
6日に急性骨髄性白血病で亡くなった歌手本田美奈子
(ほんだ・みなこ、本名・工藤美奈子=くどう・みなこ)さんの葬儀は9日、
埼玉県朝霞市の朝霞市斎場でありました。

儀式を司っていたのは、私がTVで拝見したところ、浄土真宗の本派本願寺派、
いわゆる「お西」と言われる宗派の僧侶の方のように拝見いたしました。

そして、法名(一般的には戒名と呼ばれたりしますが、儀式も浄土真宗だったので、
ここは是非とも法名と呼びたいですね)が 「釋優聲(しゃくゆうしょう)」です。

文字どおり、「優しい声」というわけですね。

斎場で流れていたのは、本田美奈子さん本人のレコーディングから、
アメイジング・グレイス。まさに優しい声でしたね。

この曲についてはこのブログで、以前に書いたことがあります。
(上にブログ内リンクを貼りました)

この曲の詞は、ジョン・ニュートンという元奴隷商人が嵐に遭って牧師に転職して、
感謝と懺悔を込めて書いたものです。

南無阿弥陀仏とアメイジング・グレイスの響きがクロス・オーバーしました。


マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html




 
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by kaneniwa | 2005-11-16 10:07 | 草仏教
2005年 11月 09日

おかげさまでブログ開設から丸一年です!

今日で、ブログを開設してから丸一年となりました。
ブログを開設してからは、その前にホームページのデータベースに
「草仏教週一日記」というものをやっていました。(現在はこっちの方はもうありません)

まったく、紙の日記の方は、お恥ずかしいことに本物の三日坊主でありました
のに、やはり書いたものに反応がいただけるということが、こんな私にでも何かを
継続させるということを可能にしてくれたのかと感謝しております。

この一年間に書いた記事が160本ほどです。2日か3日に1本のペースですが、
最初はホームページのデータベース日記の頃と同じく週1ペースだったことを
思うと、我ながら、私としてはよく書いたなぁと思っております。

ともかく、これからもよろしくお願いします!

マーヒー
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by kaneniwa | 2005-11-09 00:31 | 雑草
2005年 11月 08日

逆宣伝を考える(3)

逆宣伝を考える(2)は、ちょっと本筋を外してしまったので、書き直します。

解散後の衆議院議員選挙の小泉自民党の圧勝の原因として欠かせないのが、
またまた大きな逆宣伝で小泉さんの宣伝をしたあの前総理であります。

後で、うっかり口を滑らせてくれた前首相のコメントで分かったことですが、あの素晴らしい
本人の地もたっぷりと含まれた前首相の演技の脚本を書いたのは小泉首相だったのです。
そして、これまた演出効果抜群の小道具であったつぶれた缶ビールと固いチーズを
(こっちの方はたまたまかもしれないが)用意した演出も小泉首相だったのですね。

固いチーズとは、引っ越ししたばかりの総理官邸に、固くなったプロセスチーズが
あるとは思えませんね。あれは、たぶん、ミモレットなどの元々固いチーズだったはずです。

前総理は、「死んでもいい」という決意の言葉を宣伝する役目(これは小泉首相の脚本)
とともに、期待以上の逆宣伝による宣伝効果を発揮したのです。

それは、衆議院の解散を決めた後に、ミモレットを飲みながら缶ビールを飲んでいる
姿、という、本来は見えないはずの、見方によってはちょっとカッコいい姿を見せたのです。

そして、ミモレット(だと思うなぁ)を、「こんな固いチーズ」とけなし、
また、それを噛み切る力強さを失った前時代の権化(ごんげ)のような姿を
見事な映像で示したのが、今回の小泉自民党の圧勝の原因だったように思うのです。

小泉さんも、YKKと呼ばれた時代は、赤坂の料亭には頻繁に通っていたと
思うのですが、今回のこのケースでは、何といっても固いチーズと缶ビールをけなされる
という効果抜群の逆宣伝が、結果的にこれ以上ない宣伝になったと感じるのであります。

総理官邸の小泉さんの冷蔵庫に買い置きしてあったミモレットが、
日本の歴史を変えたのです。

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-11-08 23:47 | 草評
2005年 11月 08日

逆宣伝を考える(2)

逆宣伝とは、そもそも何のことでしょうか。

衣料のことに絞ってみます。「あの憧れの人が着ているから、私も着たい」というのが、
これが宣伝効果というものであり、広告という形にもなる、宣伝効果の表の部分です。

それに対して、「あの人と同じものは着たくない」というのが、宣伝効果の裏の部分、
すなわち逆宣伝というものです。

よく、欧米では、中高年もたいへんに若々しいものを着ているという一般論を聞きますが、
マーヒーはちょっと違うと思っています。欧米の欧の方は行ったことがないのでわからない
のですが、アメリカでは、ファッションに敏感な中高年ももちろん沢山おられると思いますが、
郊外でド派手なTシャツを着ている人がいるとして、そのTシャツをよく見れば、5年ぐらい前に
流行った映画のタイトルがあったりして、要するに若者のお古を着ていたりするっていうわけ。
お古でなかったとしても、古着屋なりリサイクルショップなりで無地のTシャツよりも
安い値段でたたき売りされていたものを買ったというケースが多いのだろうと想像するのです。

まあ、5年前に流行った映画のタイトルのTシャツというのは、いかにも分かりやすい
例なので出したのですが、そこまでいかなくても、ちょっと先端から外れてしまったものが、
見捨てられた時に、急速に逆宣伝は進行していくのです。そして、そのなかのいくつかは、
奇跡的にヴィンテージとして残るわけなのですが・・・・・・

ちょっと衣料を例に出したのは、書きたいことの本道から外れたかもしれないなぁ。
「食べ物」でたとえを出すべきだったかもしれない。

次の記事に行こう!

マーヒー加藤  http://www.iplus.jp/~naoko/index.html
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by kaneniwa | 2005-11-08 23:22 | 草評