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2007年 03月 10日

大人のための子ども向け映画講座

今日は、久しぶりに最新映画を映画館(シネコン)で封切り日に観た。
シネコンなので、間違ったふりをして「愛の流刑地」なんかを上映しているところに
行ってしまったらどうなるか・・・などと考えてしまったが、それはできなかった。
なんせ、長女と長男を連れて「ドラえもんのび太の新魔界大冒険」の封切り日の
鑑賞だ。14時10分の上映を観るつもりだったが、事情で16時35分からの回に
なった。

子ども向けながら2時間7分の映画なので、その間、妻と次女(まだ10ヶ月)は
ベビーカーで待機だ。映画の上映の前後の30分づつ、全員が最寄りの楽器店を
ふらついたのだが、マーヒーの本音をいうと、その時間がとても楽しかった。
しかし、このことはまた別な機会に書こう。

子ども用のアニメで大人も楽しませるということは難しく、また、大人を楽しませる
ことばかり考えてもらってもイヤらしいので、それをとやかく言う必要はない。
マーヒーとしても、子どもが食い入るように映画館の画面を観る様子を楽しむのだ。

しいていえば、以前、マーヒーの父(子どもたちのおじいちゃん)は、
TV番組の「ドラえもん」を観ていて、しずかちゃんの家の家紋は
源氏の家紋であるということを発見したということを
ブログに書いたこともあるのだが
今回、封切りされたばかりの 「ドラえもんのび太の新魔界大冒険」 を観て
マーヒーが気がついたことは、劇中に登場する「魔法のじゅうたん」に刻印されて
いるマークは、なぜユダヤ教のシンボルに酷似しているのだろうか・・・ということだった。

それから、今回の主題歌で、エンディング近くで流れるmihimaru GT の
「かけがえのない詩」 は、イントロのアコーステックギターの音はさすがに
映画館の最新のサウンドシステムで美しく響いた。

しかし、サビの部分の、たぶん 「そばに居て」 と歌っている個所が、
マーヒーのロバの耳には 「ソバ煮て」 と切実に悲しく連呼しているように聞こえた。

19時に映画館を出て、それに洗脳されてしまったのか、
新潟市小針の 「天下一品」 の中華ソバに家族で向かった。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-03-10 23:56 | 草評
2007年 03月 10日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第104段)

荒れたる宿の人目なきに、女の憚る事ある比にて、
つれづれと籠り居たるを、或人とぶらひたまはんとて、
夕月夜の覺束なきほどに、忍びて尋ねおはしたるに、
犬のことごとしくとがむれば、げす女の出でて、
「いづくよりぞ」といふに、やがて案内せさせて入り給ひぬ。
心細げなる有樣、いかで過ぐすらんと、いと心ぐるし。
あやしき板敷にしばし立ち給へるを、もてしづめたる氣配の、
若やかなるして、「こなた」といふ人あれば、
たてあけ所せげなる遣戸よりぞ入り給ひぬる。

内のさまは、いたくすさまじからず。
心にくく火はあなたにほのかなれど、もののきらなど見えて、
俄にしもあらぬにほひ、いとなつかしうすみなしたり。
「門よくさしてよ。雨もぞふる、御車は門のしたに、御供の人はそこそこに」
といへば、
「こよひぞやすき寢は寢べかめる」
と打ささめくも、忍びたれど、ほどなければ、ほのきこゆ。
さて、此のほどの事どもこまやかにきこえ給ふに、夜深き鳥も鳴きぬ。
來し方行末かけて、まめやかなる御物語に、
此の度は鳥も花やかなる聲にうちしきれば、明けはなるるにやと聞き給へど、
夜深く急ぐべき所の樣にもあらねば、少したゆみ給へるに、隙しろくなれば、
忘れがたき事などいひて、立ち出で給ふに、
梢も庭もめづらしく青みわたりたる卯月ばかりのあけぼの、
艶にをかしかりしをおぼし出でて、桂の木の大きなるが隱るるまで、
いまも見送り給ふとぞ。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第104段)

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荒れていてて来客もないような家に、ワケあり(たぶん喪中)で世間から
離れて暮らさなければいけない女がいて、流れにまかせて引きこもっていた。
ある人(たぶん男)が、お見舞いをしようと月がまだほの暗い夜にこっそりと訪ねたが、
犬がバウバウと激しく吠えるものだから、家政婦が
「どちらさまでございますか?」と言った。
その家政婦にそのまま家の事情を聞き、案内をしてもらって入る。
家の中のさびしい様子を見ると、どのように日々を送っているのだろうかと
わびしい気持ちになってきた。
粗末な板敷きの場所にしばらく立ちつくしていると、
落ち着いたトーンであるが若々しい声で「こちらへどうぞ」と言う人がいるので、
窮屈そうな引き戸を開けて中に入った。

家の中の様子は、外見にくらべればそんなに荒れているわけではなく、
奥ゆかしいともし火が向こうの方ほんのりとした明るさを演出している程度だが、
いろんな家具、食器、衣装、などの華麗さも見えてきて、
自分の来訪を知ったから急いで焚いたのではないとわかるお香が、
その場にすっかりなじんでいる。
「門はきちんと閉めてね。雨が降るといけないから車は門の下に引き入れて。
お供の人はそこら辺で休んでいてね」と誰かが言うと
「今晩こそ安眠できそうですわ」と低い声で内緒話をしているのだけれど、
それほど大きな家ではないからかすかに聞こえてきてしまう。

さて、最近の事情などをことなどを来客が女の人に細かく話していると、
まだ夜中に一番鶏も鳴き出した。
過去のことや、未来について、こと細かく話しているうちに、
今度はニワトリもにぎやかな声でしきりに鳴き始めるので、
「もうすっかり夜が明けちゃったの?」と」聞いたりするのだが、
夜中に人目を避けて急いで帰らなくてはいけない場所柄でもないので、
しばらくはゆっくりしていた間に、今度は。扉の隙間から朝日が差し込んできたので、
女性のハートにグッとくる、やがて思い出になりそうな話をしてから帰ろうとすると、
木々の梢も庭の草木も、心をひきつけるように一面に茂っている。
そんな四月の明け方が、艶っぽくてきれいだったのを、その人(男)は今でも、
ついつい思い出しちゃって、その周辺を通る時には、
その女性の家の目印になっている大きな桂の木が、
彼の視界から消えてしまうまで目を送ったり、ふり返ったりするのだという。


超訳BYマーヒー

 ※  桂の木は、元々大きいものであるので、この女性の家の木の高さ、
     推定30メートルぐらいか?

※※ ムーディ勝山さんは、誤植というのか何なのか、新聞のテレビ欄や
    テレビの字幕ではムーディー勝山と紹介されることが多いようです。
    しかし、このことは、ムーディ勝山さんのマネージャーもつい最近に
    なって気がついたことのようです。このタグ(貼り付け写真)は、
    正確に「ムーディ」としておきます。
    んなこたぁどうでもいい、とも言えますし、写真と本文記事は関係ありま
    せんとも言え・・・ます。
    
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by kaneniwa | 2007-03-10 23:26 | 徒然草
2007年 03月 08日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第103段)

大覺寺殿にて、近習の人ども、なぞなぞを作りてとかれける處へ、
醫師忠守參りたりけるに、侍從大納言公明卿、
「我が朝の者とも見えぬ忠守かな」
となぞなぞにせられにけるを、
「唐瓶子」と解きて笑ひ合はれければ、腹立ちて退り出でにけり。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第段103)

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後宇多法皇が住んでいた京都の嵯峨野の大覚寺で、お仕えの人たちが
なぞなぞをやっていて、問題を解いていたところに医師の忠守さんが
やってきたので、侍従の公明卿が、
「わが国の人には見えない忠守さんは、なーんだ」
となぞなぞを出したのだが、誰かが
「中国からやってきたドクター」
という解答を言って笑い合っていたので、忠守さんは腹を立てて
退出してしまった。

※ 実際に忠守医師は源氏物語の注釈者としても有名な、中国からの
  帰化された人の子孫であるらしい。
  「唐瓶子」となっているのは「定本」と呼ばれる『徒然草』で、
  常縁本と呼ばれる『徒然草』には「唐医師」となっている。

※※ なぞなぞ、という言葉というか遊びが鎌倉時代からあるのにも
   多少驚く。吉田兼好さんは、ただ耳にしたお話を書いただけで
   どんな意見をもたれていたのかわからないが、
   それにしても酷いなぞなぞだ。

超訳BYマーヒー
  
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by kaneniwa | 2007-03-08 23:00 | 徒然草
2007年 03月 07日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第102段)

尹大納言光忠入道、追儺の上卿を務められけるに、
洞院右大臣殿に次第を申し請けられければ、
「又五郎男を師とするより外の才覺候はじ」
とぞのたまひける。
かの又五郎は、老いたる衞士の、よく公事に馴れたる者にてぞありける。
近衞殿、著陣し給ひける時、軾を忘れて、外記を召されければ、
火焚きて候ひけるが、
「先づ軾をめさるべくや候ふらん」
と忍びやかにつぶやきける、いとをかしかりけり。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第102段)

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警視庁の長官であった光忠卿が、大晦日の夜に行われる節分の原型のような
行事の現場の総指揮をすることになったので、大臣の公賢さんに指導を願った
ところ、アドバイスを聞いたところ、大臣は
「又五郎さんを師匠にしたらいいよ。それ以上のグッドアイディアはないね」
と言った。その又五郎さんというのは大ベテランの警備員であり、儀式にも非常に
精通している人だった。
 
 警備隊長が所定の位置についた時、自分がひざまずくときの敷物敷をすっかり忘れ、
儀式の進行係の係員を呼びつけたのだが、
たき火をたいて待機していた又五郎さんは
「進行役を呼びつけるよりも先に、まずヒザの下の敷物を取り寄せるほうが
よろしいのに・・・」と、こっそりと独り言をつぶやいたのは実に痛快だった。

超訳BYマーヒー
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by kaneniwa | 2007-03-07 23:38 | 徒然草
2007年 03月 05日

謎なぞはいかがですか? (1)

車のなかで娘(小学校2年生)から出題された。
自分で考えた問題だと言っていたが、もし本当なら、
けっこうよくできたナゾナゾである。

値段が付いているのに
お店では絶対に売っていないものなーんだ?


解答は、一週間後に、この記事にMoreが付きます。
コメントは大歓迎ですが、解答がわかった方は、
できるだけまわりくどくファジーにぼやかして
いただいて、後の方へのかすかなヒントになるように
お書き込みいただけたら幸いです。

マーヒー加藤

More
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by kaneniwa | 2007-03-05 00:44 | 雑草
2007年 03月 04日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第101段)

或人、任大臣の節會の内辨をつとめられけるに、
内記の持ちたる宣命をとらずして、堂上せられにけり。
きはまりなき失禮なれども、立ち歸りとるべきにもあらず、
思ひ患はれけるに、六位外記康綱、衣かづきの女房を語らひて、
彼の宣命をもたせて、忍びやかに奉らせけり。
いみじかりけり。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第101段)

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ある人が、大臣任命の儀式の仕切りをしたときに、
儀式を取り仕切る部署が発行した辞令を受け取らないで堂内に上がってしまった。
そのことは、実はとんでもない失態であるのだが、再び取りに戻るわけにもいかず、
おろおろしていると課長の中原くんが宮中では目立たないカッコをしている
女性職員にお願いしてわからないように内緒で辞令を手渡した。
実に素晴らしい連携プレーだった。

超訳BYマーヒー
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by kaneniwa | 2007-03-04 23:40 | 徒然草
2007年 03月 02日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第100段)

久我相國は、殿上にて水を召しけるに、主殿司、土器を奉りければ、
「まがりを參らせよ」
とて、まがりしてぞ召しける。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第100段)

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久我道光さんが清涼殿の殿上の間で水をお飲みになった時だが、
女官が素焼きの杯を差し出したら、
「木製の椀がいいワン」
とおっしゃって、それを使ってお飲みになられた。

超訳BYマーヒー
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by kaneniwa | 2007-03-02 12:17 | 徒然草
2007年 03月 01日

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しばらくの間、(半年ぐらい?)今回は4位の 「仏教 ブログ」 がこのブログを検索する
人のキーワードランキングの1位を独走していましたが、これは、このブログを読みたい
という人に「そう検索すればいいよ」と言っていたというのが理由でしたが、ついに、
その定位置がくずれました。

1位の該当記事は、昨年の甲子園での決勝直後に書いたものですが、
プロになって(楽天)この前のオープン戦での好投でアクセスした方が多かった
のでしょうね。彼のスライダーはスゴイです。

2位と8位には、新潟県の下越のお店の名前がランクインしました。

3位と7位は、「三條新聞」 関連です。 また読みたいなぁ、三條新聞・・・


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2007-03-01 12:37 | 雑草