草仏教ブログ

kaneniwa.exblog.jp
ブログトップ

<   2007年 10月 ( 33 )   > この月の画像一覧


2007年 10月 30日

BCリーグへ心からの進言(6) 登録名編

b0061413_22301093.jpg愛工大名電高校からオリックスに入団して3年目の鈴木選手が新井打撃コーチのアイディアに当時の監督の仰木監督が「そりゃいい!」と強く賛同して「イチロー」という登録名で登場してきたのは斬新だった。それまで、外国人選手がニックネームを登録した例はあった。阪神のバースは本当は「バス」と発音するのだが「阪神バス」と混同されるといけないので「バース」と登録されたのだし、1962年に大毎オリオンズに1年だけ在籍したマニー投手は、本名が日本ではラジオやテレビで発音できかねるような名前だったので「マニー」という登録名になったという例もあった。 とにかくイチロー選手のデビュー(というか3年目の大活躍)が激烈だったこともあり、新聞に「鈴木200本安打達成」と書かれるのと「イチロー日本記録」と書かれるのとでは迫力も違い、そして今に至る「ICHIRO」なのだ。その後、イチローと同時期に同チーム(オリックス)に登録されたパンチ(佐藤和弘)以来、何人かの選手が愛称というかファーストネームで登録されているが、ロッテのサブロー選手などは二番煎じというか、サブローという名前のせいもあってか三番煎じに見えてしまう。 ただし、独立リーグ(BCリーグ)では、知名度が最初からあるのは監督さんぐらいなので、選手を愛称で登録してくれると覚えやすい。BCリーグのリーグの名前自体が、現在、そのネーミング・ライツ(命名権)を賛同しつつ買ってくれるところを募集しているようだが、リーグ自体の名前(リーグ名)よりももう少し小さな規模で、選手の登録名のネーミングをスポンサーとともに募集してみてはどうだろうか?

新潟のアルビBCを例にとってマーヒーが考えてみる。

久保田万寿 
(久保田は新潟県を代表する地酒で万寿はその銘柄)
パロマ・ヒーター
(パロマ自体は愛知県に本社を置くが、新潟県内に工場がある) 
ブルボン・ルマンド
(柏崎市に本社を置く北日本食品の主要銘柄)
キャプテン・スタッグ
(三条市のパール金属のアウトドア用品ブランド)
スノー・ピーク
(同じく三条市の高級アウトドア用品メーカー)
ショーン・コメリ
(同じ名前の登録名の選手がなんちゃってヤンキースにいて、
これはマーヒーが007で有名な俳優のショーン・コネリーを
もじって付けたものですが、コメリは新潟県の最大企業であり、
すでにアルビBCの活動に協賛しているので、よかったら使って
ください)
亀田ピーナッツ
(サッカーのアルビレックスのユニフォームの亀田製菓の文字は有名)
栗山ベイカー
(お米を使ったあられやおせんべいを作る栗山米菓という会社がある)

それから、BCリーグの立ち上げにも尽力された漫画家の水島新司さんの
創り出したキャラクター名をそのまま使わせていただくことはできないだろうか。
つまり、代打の切り札には あぶさん 
俊敏なセカンドには 殿馬 
強肩強打の大型捕手には ドカベン(もしくは山田太郎) 
速球勝負のサウスポーには 藤村甲子園か、もしくは小次郎
という名前で登録させてもらう。

この場合は、いわゆるネーミング・ライツとは逆に、水島先生の許可を得て
使用させてもらうという形になるだろう。しかし、水島野球漫画の愛読者は
よくわかるだろうが、水島先生は郷土の新潟県への愛情がとても深い方なので、
快く了承してくださるような気がする。

しかし、「ドカベン」や「あぶさん」が全然打てなかったら、球場まで足を運ぶ
野球ファンに水島野球漫画の大ファンも多く、怒って味方でも
ヤジを飛ばすことだろうと思う。

しかし、そんなプレッシャーを背負ってでも、そういう登録名をつけた
選手が出てくれば、マーヒーは拍手を送りたい。


マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-30 23:13 | 草評
2007年 10月 29日

なんちゃってヤンキース今シーズン最終戦

b0061413_2251329.jpgありがとうございました。なんちゃってヤンキースの今シーズン最終戦が新発田市の五十公野野球場という素晴らしい場所でナイターが行なわれ、今夜のケアレ・スミス(マーヒーの野球名)は6イニングを投げ抜き、相手である若僧さん(新潟市)の45歳のエースの多田さんも6イニングを投げ抜き、雨で試合開始も少し遅れたので6イニングの表裏が終了した時点で4-4の引き分けに終わりました。ナイスゲームだったと思います。心地よい疲れです。来月の10日に行なわれるなんちゃってヤンキースの納会は、今シーズンの楽しいプレーの数々をふり返りながらのバカ騒ぎになりそうで今から楽しみです。今日のケアレ・スミスは何と3打数3安打の固め打ちで、打撃の方が絶好調でした。ただし、相手投手の多田さんに2安打を打たれてしまいました。意地の張り合いです。何だかワールドシリーズの松坂大輔(レッドソックス)のナイスバッティングの影響もここまで波及してきたのかもしれません。 自分のことばかり書いてしまいましたが、4-4という試合は、全員がナイスプレーをした結果です。満足感のなかに「ああ、あと一歩で勝てたのになぁ」という前向きな悔しさのスパイスも加わり、今シーズンの締めくくりにふさわしいゲームだったように思います。選手はもちろん、「がんばってね」と送り出してくれた家族のみなさん、応援してくださった全世界のなんちゃってヤンキースのファンのみなさん、今シーズンも本当にありがとうございました。

ケアレ・スミス(マーヒー加藤)
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-29 23:04 | 草野球
2007年 10月 29日

BCリーグへ心からの進言(5) 野球音楽編

b0061413_0393794.jpg(北信越)BCリーグの試合を観戦しながら、攻守交代の合間に球場内に流れる音楽に耳を傾けてみた。J・ガイルズバンドの「堕ちた天使」が流れ、スティービー・ワンダーの「可愛いアイシャ」が流れ、アース・ウインド&ファイアーの「宇宙のファンタジー」なんかが流れていた。誰が歌っているのかはわからないが、たぶんフランク・シナトラあたりが歌っているものすごく古い録音の「Take Me Out to the Ball Game」(私を野球に連れてって)なんかも流れた。全体的にアメリカンロックとポップスの中間あたりの路線のような気がした。「Take Me Out to the Ball Game」という長い歴史をもった歌は別格として、全体的に悪くはないけれども湯沢あたりのスキー場で流れている音楽とどこが違うか?というような気がしないでもなかった。 たとえば野球をテーマにした映画の『フィールド・オブ・ドリームス』のサウンドトラックなんかが流れていた方が「おっ!」と思うし、雰囲気作りという点なら「さすが」だと思う。他に、日本の野球をテーマにした歌なんかが合間に流れて、緊張感のあるゲームの合間をリラックスさせてくれたら嬉しい。板東英二の歌う「燃えよドラゴンズ」などの特定チームの応援歌や、「バナナボート~野茂が投げれば大丈夫」などの特定選手のための歌は場違いだろうが、

笠置シヅ子の「ホームランブギ」、
チャゲ&飛鳥の「NとLの野球帽」
KANの「野球選手になりたかった」
スガシカオでも何だか野球を主題にした曲があったような?
(誰か教えてくれませんか、勘違いだったらすみませんが・・・)

などが流れたら思わずニヤッとする人もいるのではないだろうか。

もっとマニアックな路線でいくと
ロッテで選手として活躍したリー・ブラザーズ(レロン&レオン)が歌った
「ベースボール・ブギ」は、ちょっとブルース・ブラザーズのようでカッコ良かった。
ただし、この曲のドーナツ盤のEPシングルのアナログレコードを30年間中古で
さがしているが未だに見つかっていない。

それから、特定選手の応援歌であっても、これは水島野球漫画の主人公を歌った
『あぶさん』(歌は南海ホークスの現役投手だった時代の江本)
のEPシングルは、マーヒーのいる寺の倉庫をていねいに探せばみつかるはずだ。

本当は、たとえばBCリーグのなかの新潟アルビレックスBCのホームゲーム
などには、スネオヘアーのような新潟県出身のミュージシャンがオリジナルの
曲を作ってくれるといちばんいい。

ゴスペラーズの台頭やハモネプブームの前から新潟県を基盤に活動していた
アカペラグループのヴォーカルセブンスビートは、サッカーのアルビレックス新潟
のためのサッカーをテーマにした曲をやっていたと思うが、
とてもよかったという記憶がある。
特に準メンバーのMr.NOISE MAN のボイスパーカッションが入ると、
アカペラながらスポーツの躍動感に実にマッチする。
ただ、よくわからないがセブンスビートのホームページはまだあるのだが
解散してしまったという噂も聞いた。本当ならとても残念だ。

先日、県内の大型CDショップで真紀(字が違っているかもしれない)という人の
CDが地元インディーズコーナーに並んでいた。アコーステックギター一本で
がんばっている女の子だが、この人の歌がとてもいい。
実物を見たこともあるが、ジョン・レノンと同じでGのコードを2弦の3フレットも
押さえてギターの倍音を響かせ、キレのいい歌を歌っていた。

その真紀ちゃんに限らず、ハコ(会場)の少ない大都市ではない場所で
活動を続けるミュージシャンとBCリーグの選手たちというのは、何だか
カブッてくる部分も多い。

インディーズのミュージシャンと独立リーグの選手たちが互いに
応援しあえるようなことがあれば素晴らしいと思うが、球場内に流れる曲と
いうのは、そのひとつの接点ではあると思う。


マーヒー加藤

※文中の「真紀」さんは、同窓生からのご指摘で、正しくは「真季」さんであると
  判明しました。ご指摘に感謝します。
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-29 00:31 | 草評
2007年 10月 28日

BCリーグへ心からの進言(4) 外国人捕手編

b0061413_23274570.jpg古い話で恐縮だが、長嶋茂雄さんが引退して監督になった年、それまで外国人選手を使わなかった巨人が補強したのがニューヨークメッツの二塁手だったディブ・ジョンソンだった。二塁手なのに長嶋さん引退後の三塁を最初の年に守らされ、ジャンピング・スローなど二塁手特有の動きで三塁を守っていた記憶がある。(この年の巨人は初めての最下位になる) このジョンソンのことはマーヒーのように40歳代半ばの野球ファンならよく覚えている人は多い。しかし、実はジョンソンを獲得する前に、モントリオール・エキスポス(今はカナダのこのMLB球団はない)の捕手だったボブ・スティンソンという選手と契約するはずだったのだ。スティンソンとは、確か仮契約ぐらいまでいって来日の用意をしていたのだが、直前に養子をもらっていて、確か合衆国の法律で出国して日本の野球選手になるということが不可能だったために、確かこのお話は流れちゃったのだ・・・確か・・・。長嶋さんにしてみれば、V9時代の中核だった捕手の森さんも引退して、結果的には翌年に山倉捕手を地獄の秋期キャンプ(静岡県伊東)で鍛えに鍛えてその後の巨人の正捕手とするのだが、このスティンソン捕手が巨人の捕手になっていたとすれば、その後の巨人の野球、というよりも日本のプロ野球そのものがMLBの影響をかなり色濃く受けて変わっていたような気がする。それがいいか悪いかはわからないが、少なくとも4番ファーストあたりのポディションの選手だけをさがしてくるようなワン・パターンの外国人選手補強とはまったく違ったものを求めて長嶋さんはスティンソンを欲しがったような気がする。

どうしてもMLBの日本人選手のなかで、今日のワールドシリーズの勝利投手となった松坂大輔や、MLB全体のなかでもスーパースターとなったイチローにどうしてもスポットライトが当たりやすいし、それも当然だが、シアトル・マリナーズの正捕手である城島選手はMLBのなかで本当によく活躍していると思う。そして今後もMLBの何を吸収し、日本野球の何を伝えるのかという存在として、ものすごくおもしろい存在だという気がする。捕手というのは、本能的に文化交流でも優れたキャッチャーだという気がするのだ。

BCリーグに、将来も含めてアメリカの独立リーグから、あるいはメキシコリーグから、あるいはドミニカ共和国やプエルトリコから、韓国や台湾から外国人選手も入れるという構想があるのかどうかはわからない。しかし、その時には従来のプロ野球のような「主砲獲得」というワン・パターンではなく、「ものすごく混乱するかもしれないがもしかしたらものすごい化学反応が起こるかもしれない」という期待を込めて「外国人捕手」の獲得をしてみるチームなんかがあったら、新潟以外でもファンになっちゃうかもしれない。監督さんもコーチも選手とのコミュニケーション能力が試される立場になっておもしろい。

そんなことが実現したら、六カ国会話辞典を持って応援に足を運びたい。

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-28 23:14 | 草評
2007年 10月 28日

BCリーグへ心からの進言(3) ホットドック編

b0061413_22424228.jpg独立リーグに限らず、野球のナイター試合を観戦する時には夕食抜きで試合場に駆けつけるということが多い。そして、たえずボールから目を離せないサッカーやラグビーなどの観戦と違って、野球はダイナミックなスポーツではあるものの、攻守交代や投手交代の合間など、けっこう観戦しながら食べ物や飲み物を楽しめる。マーヒーはけっこうこれを楽しみにしている。(北信越)BCリーグを観戦に行った時、ケバブ(トルコ料理)のスタンドがあって、人気があるようでけっこう列ができていた。ケバブというのは美味しいものだと思うし、選択肢のひとつとしては悪くないが、ここは風物詩としてホットドックでの同様の屋台が欲しかった。BCリーグの食べ物屋さんはいろいろな業者が参入したり抜けたりしたりしているようだが、絶対に外して欲しくないのがホットドックだ。 ホットドックという食べ物は、何だか夜風に吹かれて野外で野球を見ながら食べていると急に価値を増す食べ物だ。真夏のナイターでのビールにも合うし、秋シーズンのホットコーヒーにも合う。500円ぐらいしてもいいからジャンボサイズのホットドックなんかも欲しい。そういう食べ物を家族や恋人と分けながら食べるのは、野球場のスタンドのなかの光景としても何だか風物詩的ないい感じだ。

ちなみに、アメリカ英語の野球用語の俗語で「ホット・ドック」といえば、
派手なプレーで観客を沸かす魅力ある選手のことを指すようだ。
たとえば、シーズン後半やワールドシリーズになるとホームランを連発した
ヤンキース(ニューヨーク)のレジー・ジャクソンは代表的なホット・ドック!
枝川公一という人がご丁寧に1982年シーズンのレジー・ジャクソンの記録を
調べたところ、観客が4万人以上の時の打率が3割6分8厘だったのに対し、
観客が4万人以下の時は2割5分5厘だったという。
(こういう本人も気がつかないような記録をよく調べたなぁ)

同じヤンキース(ニューヨーク)から来日した大洋ホエールズ
(今は横浜ベイスターズ)の三塁手だったボイヤー選手をはじめ、
1970年代に日本で活躍したアメリカ人選手たちは口をそろえて
長嶋茂雄選手のことを「最高のホットドックだ」と言ったらしい。

選手も食べ物も、野球場ではホット・ドックがいい!

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-28 23:09 | 草評
2007年 10月 27日

BCリーグ へ心からの進言(2) 始球式編

b0061413_23232121.jpg首相としての政治的評価に関するコメントは差し控えさせていただくが、野球に関して小泉純一郎元首相は、甲子園球場の春の選抜高校野球や、ヤンキースタジアムでのMLB公式戦など、始球式のたびに見事なストライクボールを投げ込んだ。一説によると、その時の春の選抜高校野球で優勝した愛媛県の高校の校歌の歌詞にある「やればできるは魔法の合い言葉」のフレーズを聞いて郵政民営化をしたとか・・・(ちょっと眉唾かも)  登場しただけで、会場が沸くような人が始球式をつとめるのは毎試合は難しいが、新潟県の長岡市出身でパリーグの最多勝も2回獲得し、日本のプロ野球でもわずか15人しか達成していない「完全試合男」の阪急ブレーブスのエースピッチャーだった今井雄太郎さんには、是非ともBCリーグの、長岡市の悠久山球場での試合の始球式を是非ともつとめていただきたい。極度のあがり症のために当時の上田監督から酒を飲んでからマウンドに上がるように言われたら好投したという伝説をもつ人だ。完全試合を達成した仙台宮城球場でのロッテ戦の前もウイスキーを飲んだらしい。現在でもマスターリーグ(プロ野球OBのチーム)の博多ドンタクズに在籍していらっしゃるので、是非ともシュートを投げて欲しい。始球式の前に、缶ビールなど飲んでから渾身の一球を投げ込んで欲しい。

それから是非とも村田兆治さんも始球式をつとめていただきたい。現在、あのかつてのサンデー兆治は離島の子供たちへの野球教室をライフワークにしていらっしゃる。その離島での野球教室をはじめるきっかけにもなり、第1回の野球教室を開催した場所が新潟県の粟島であった。いまだにあのマサカリ投法のダイナミックなフォームそのままに140キロ以上の速球を投げる。そんな感動の始球式を見てみたい。BCリーグの選手たちも観客も奮い立つだろう。

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-27 23:48 | 草評
2007年 10月 27日

今頃に盛り上がる野球の話題

草野球も今頃になって盛り上がっているが、
(グランドが確保しやすいのも大きな理由)
MLBのワールドシリーズが始まり、
今日からファイターズVSドラゴンズの日本シリーズも
始まり、何だか生活のなかで急に野球で盛り上がっている。

しかし、今日のダルビッシュと川上両エースの投げ合いは
テレビ観戦していて見どころ満載だったなぁ。
ダルビッシュの火の玉系剛速球に、川上の快速球。
そしてドラゴンズの二塁手荒木と遊撃手井端は、
さすが全日本でも二塁と遊撃手だ。

いったい何本のバットがへし折れちゃったのだろうか?

マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-27 21:42 | 草評
2007年 10月 27日

BCリーグへ心からの進言(1) プレイボール宣言編

b0061413_052580.jpg野球の北信越BC(ベースボール・チャレンジ)は、北信越地方からさらに規模を拡大し(群馬ダイヤモンドペガサスなど新たな地域のチームが参入する)、次のシーズンには(正式には来月から)BCリーグと呼ばれるようになる。このBCリーグに対して、野球というスポーツを愛する者として、心からの進言をしてみたいと思う。 まず、BCリーグは創設されたばかりでもあり、誕生期というよりも胎内期という時代のなかにあるのかもしれない。プロ野球(の一軍)やMLBと比較した上での「減点法」ばかりでの批評はただのファンの声として酷だと思う。まずシリーズ最初のコラム第一弾として「加点法」から見えてきた部分のなかで、素直に「良かったなぁ」と思えた部分から書き出していきたい。(ただし第二弾以降からはときおり辛辣な意見も書く予定)

マーヒーが、はじめて試合開始時間から北信越BCリーグを観戦した10月18日の新発田市の五十公野野球場での試合で、本来なら主審がコールするはずの「プレイボール」の合図を、ユニフォーム姿の市民(パチンコマルハン新発田店の店員さんだったらしい)がマイクを持ってバックネット前で「プレイボール」とコールした。これは、素直に「いいねぇ!」と思った。25年以上前の記憶がよみがえってきたのだ。

1982年の巨人の開幕試合のことだった。(相手は確かヤクルトスワローズ)
試合開始前のセレモニーのようなものに鈴木龍二さんが現れた。
鈴木龍二さんという人は1953年から1983年までセリーグ会長を務めた人だ。
腰は曲がり、両脇を二人の係員に抱きかかえられて現れた鈴木龍二さんは
何を言っているかわからないほどのボソボソとしたか細い弱い声で、
飽き飽きするような何だかよくわからないあいさつを長々と述べた。
しかし、そのあいさつが終わった瞬間、背筋を伸ばし、グランドに直立不動となった
その老人は、「どこからそんなスゴイ声が出せるの?」という感じで

プ、プレレレェ~
ボボォ~ォオオオオオオォ~
ルゥ!


と叫んだのだ。
球場いっぱいに響きわたったその声は、
何だかとっても感動的だった。
何だか涙を誘われたのだ。

そのたったひと声で、そのヨボヨボの老人が、
いかに野球を愛しているか、どんなに野球が好きなのかが
ヒシヒシと伝わってきたのだ。

ゲームのスターターの役目となるその合図を、
BCリーグで地元市民にやらせるということに、私は素直に喜んだ。
素晴らしいと思った。

ここから具体的な進言となるが、
まず、この習慣はこれからも継続して、老若男女のファンや市民に
「プレイボール宣言」をしていただきたい。

そして、オフシーズンには『○○年BCリーグ名場面集』のDVDなどの
販売用映像メディアを作製していただき、そこには年間の流れと
選手の好プレー集(これぞ加点法!)は必ず収録していただくとして、
百人以上の「プレイボール宣言集」を収録して欲しい。
(DVDの随所に入れる編集は大変だが・・・)

かわいい子どもファンの 「プレイボール」
オールド・ファンの 「プレイボール」
セクシーヴォイスの 「プレイボール」
歌うような 「プレイボール」
裁判官の指示のような 「プレイボール」

いろんな人が球場に足を運んだことの記録(レコード)になる。

勝敗の成績、打撃成績、投手成績、有料入場者数、
いろんな記録(レコード)があるが、地域に愛され、地域のスポーツ振興と
地域の活性を目的とするBCリーグには、こういう記録(レコード)を
大切にして欲しい。


マーヒー加藤
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-27 00:13 | 草評
2007年 10月 26日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第172段)

若き時は、血氣うちに餘り、心物に動きて情欲多し。
身を危ぶめてくだけやすき事、珠を走らしむるに似たり。
美麗を好みて寶を費し、是を捨てて苔の袂にやつれ、
勇める心さかりにして物と爭ひ、心に恥ぢ羨み、好む所日々に定らず。
色にふけり情にめで、行をいさぎよくして百年の身を誤り、
命を失へるためし願はしくして、身の全く久しからん事をば思はず。
好ける方に心ひきて、ながき世がたりともなる。
身をあやまつ事は、若きときのしわざなり。

老いぬる人は、精神衰へ、淡くおろそかにして、感じ動く所なし。
心おのづから靜かなれば、無益のわざをなさず。
身をたすけて愁なく、人のわづらひなからん事を思ふ。
老いて智の若き時に勝れる事、若くしてかたちの老いたるにまされるが如し。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第172段)

b0061413_2334429.jpg


若いときは体中に血の気の多さが充満し、ナイーヴで感動しやすいかわりに
動揺もしやすく、発情もしやすい。
わざわざ自分を危険なところに置いて自滅しやすいことは、
転がっていくボールのようだ。
美しい女性を好きになって気をひくために貢いでしまったかと思えば、
そういうことにバカらしくなって出家して雲隠れしたり、わざとボロボロの衣を着たりする。
あるいは気合いが入り過ぎて他人と競争したり、でも、そんな自分が嫌になったり、
他人をうらやましく思ったり、まったく情緒なんかは安定していない。
愛することに没頭し、愛されることにときめきを感じ、
思いきりのよすぎる行動でだいぶ先があるはずの将来をだいなしにしたり、
若くして死んだヒーロー伝説に憧れて堅実に長生きをすることなんかは考えずに
スキモノとしての道を歩み、後々まで長く語り草となったりする。
こういう感じで身も心もボロボロになってしまうことを
「若気のいたれりつくせり」というのだ。

年をとった人は気力も減退し、亭主関白だった人は亭主淡白となり、
細かいことはどうでもよくなって動揺しにくくなる。
やっと心が自然と穏やかになるので、ムダなことをわざわざすることもなく、
自分の身体を大切にして病気の予防を心がけ、
人の嫌がることや不快になることを避けたいと思う。
年をとって老人の知恵が若い人よりもまさっているということは、
ちょうど若い人のルックスが老人よりもまさっているのと同じようなことなのだ。

超訳BYマーヒー
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-26 22:59 | 徒然草
2007年 10月 24日

トリプル・ラッキー・ディ

b0061413_23594292.jpg今日はトリプルでラッキーな日だ。まず今日の五十公野野球場でのナイターは降水確率がゼロの絶好のコンディション。今日の試合の相手はなんちゃってヤンキースが苦杯をなめてきた草野球の宿敵・テラノサウルス(新潟市)さんで、7イニングを戦って10-1というスコアで勝利した。今まで、テラノサウルスさんには雨で途中で中止になった試合で参考記録で勝ったことはあるものの、今日の勝利は完璧に近かった。しかも、勝利投手は先発して5イニングを無失点で抑えたケアレ・スミス(マーヒーの草野球名)であった。3イニング目はけっこう危なかったのだが、何と草野球ではとても珍しい(実はプロ野球でも珍しい)トリプル・プレーが出たのだ!ノーアウト2塁・3塁でケアレ・スミスがピッチャーゴロを捕り、当たりにつられて飛び出していたランナーに対してボールをホームに送ってアウト。すぐに捕手のモハメッド・ブリが3塁手のスコッティ・クリネックスにボールを送って遊撃手のショーン・コメリにボールが転送されると打者ランナーをラン・ダウン・プレーのはさみうちで2アウト目をゲットして、その間にホームに走り込むランナーにショーンがものすごい送球を投げて3アウト目! 前半の苦しい場面が三重殺(トリプル・プレー)で一気にゼロ!このビッグ・プレイに気を良くして、4イニング目と5イニング目のケアレ・スミスのピッチングは、自分で言うのも何だがほぼ完璧だった。特にストレートは高低とコースを捕手のブリがかまえたミットに寸分狂わず投げ込むことができ、マウンド上でピッチャーズハイの気分を味わった。打線は22日に雨で試合が流れた日のバッティングセンターでの練習も、結果的に非常に有効だったのだろう。主砲のモス・ラモス、新加入のジョニー・ウォーカーの打球は相手外野手の頭の上を越えていき、全員がボール球に手を出さないしぶとい打撃でテラノサウルスさんの左のエースに連打を浴びせて降板させ、リリーフからも点を積み上げ大量10点をゲット!最後はリリーフに立ったボーン・ヘッドマンが連続三振を奪って試合終了! しかも、美味しい夜食を食べに、なんちゃってヤンキースの選手たちが日頃からお世話になっている蕎麦屋の一寿さんに行くと「新蕎麦が始まりました!」だって。ああ、トリプル・ラッキーな一日だった。

ケアレ・スミス(マーヒー加藤)

More
[PR]

by kaneniwa | 2007-10-24 23:59 | 草野球