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2008年 05月 19日

墨絵のプーさん

b0061413_4373478.jpgマーヒーは趣味まであとを継ぐ気はないが、住職(父)が墨絵をたしなんでいる。住職にとって初孫でもあるうちの長女は、2歳の頃に「クマたんを描いて!」とリクエストをした。 ほとんど植物を中心とした花鳥風月しか描かない住職であるが、孫、特に初孫でもあるうちの長女にはめっぽう弱く、そのリクエストに応えてよく置物にあるような鮭をくわえたリアルな熊を墨絵で描き出した。そのリアル熊さんを見た当時の幼い長女は 「ギャー!」と泣き出し、「ちがう!ちがう!」 と激しいダメ出しをした。 そこでディズニーのキャラとはほとんど縁のない生活をしてきた住職に、初孫に泣かれてしまったことのリベンジのためにバーベキューの炭おこしに使っていたディズニーのうちわを貸してやり、「これが娘の大好きなクマのプーさんだ」と教えてやった。私が父に何かを教えてやることの主流は、だいたいこういうことだ。

b0061413_438122.jpg 「おい、このWINNEってのはどういう意味だ?」 
と父に尋ねられ、マーヒーもよくわからないままに 
「短歌の枕詞(まくらことば)のようなもんだ」 
と答えたら妙に納得して文字まで書き加え、
おまけに朱墨(しゅずみ)まで取りだしてきて、
最後にプーさんの赤いチョッキを表現した。
リベンジ成功。
完成した色紙を2歳だった長女は
「クマのプーたん、かあいい」
と抱きしめた。 
というわけで、今年の子どもの日にその色紙を
シャラポア(妻・日本人)が取りだしてきて飾った。
5月も後半に入るのでそろそろ外したいのだが、
その時の長女の年齢に近い2歳になったばかりの末娘が、とても似た口調で 
「プーたん、かあいい」 
と言うので、これがなかなか外せないでいる。


マーヒー加藤

※ リベンジ(revenge)という言葉は、復讐(ふくしゅう)という、
  あまり穏便(おんびん)ではない意味の英語ですが、
  18歳当時の西武ライオンズの松坂大輔(現・ボストンレッドソックス)が、
  初めてプロの手痛い洗礼を浴びて滅多打ちにあった後に
  「必ずリベンジします!」 と言ったのをきっかけに、
  今の日本では復讐というよりは 「プライドをかけて名誉挽回します」
  というような意味で使われることが多いようです。 

※※ ただ、この機会に調べてみると、リベンジは 「雪辱」 という和訳が
   あるように、登山などでは 「悪天候などで断念した登頂への再試行」
   という意味で普通に使われているようですし、
   怨念的な意味の強い言葉だと思っていたらもともとラテン語系のフランス語で
   「自分が正しかったことを証明する」 という原意もあったりして、
   特にスポーツの世界では「怨念抜き」で使われることも多い言葉のようでした。
   スゴイなぁ、本来の意味で口にして普及させた松坂大輔!
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by kaneniwa | 2008-05-19 05:23 | 雑草
2008年 05月 16日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第210段)

喚子鳥は春の物なりとばかりいひて、如何なる鳥ともさだかに記せる物なし。
ある眞言書の中に、喚子鳥鳴く時、招魂の法をば行ふ次第あり。
これは鵺なり。
萬葉集の長歌に、
「霞立つながき春日の」などつづけたり。
鵺鳥も喚子鳥のことざまにかよひてきこゆ。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第210段)

b0061413_23423181.jpg


「喚子鳥は春の季語です」というばかりで、
どんな鳥なのか詳しく解説した鳥類図鑑も文献もない。
ある真言宗の密教の行法を記した書物のなかに、
喚子鳥が鳴く時に、人間が死んだ時に出て行く魂を
招き返すという秘法が記されている。
だけど、この場合の喚子鳥は鵺(ぬえ・トラツグミ)のことだ。
万葉集の歌には
「霞立つな がき春日の 暮れにける
わづきも知らず むらぎもの 
心をいたみ ぬえこ鳥 うら泣きをれば」
という歌があり、これによれば季節は春だとわかるのだが、
ここでの鵺(ぬえ・トラツグミ)も、喚子鳥と似かよっている
ように思える。

超訳BYマーヒー

※ 本文中の喚子鳥(よびこどり・かんこどり)についてですが、、
  吉田(兼好)くんはどうもカッコウのことを想定しているようです。

  さて、ずっとイメージシェフという、画像のなかにマーヒーの
  好きな文字を入れられるソフトを使って、この超訳徒然草に
  組み込む絵を作ってきましたが、この210段に限って、
  つい最近行った実在する焼鳥屋さんの写真を使わせていただきます。

  この実在する 「かんこ鳥」 という焼鳥屋さんのことは、いずれ
  このブログの記事でも言及したいと思っていますが、松本さんという
  三条市・燕市地域の華麗なるラーメン一族の末裔に育った方が、
  「松本商店」 という名の自分のラーメン店を開店するまでの間、
  三条市の青玉小路で余興でやっていた 「かんこ鳥」 という焼鳥店が、
  焼鳥ファンの間で伝説になっていました。

  5年間の時を経て、その 「かんこ鳥」 は昨年の秋から
  新潟市の東堀通りに場所を変え、たび重なるファンからのラヴ・コール
  に応える形で復活しました。
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by kaneniwa | 2008-05-16 23:24 | 徒然草
2008年 05月 15日

草仏教掲示板(14)  なりたかった自分になるのにもう遅いということはない

b0061413_2340488.jpg いくつかストックしてある掲示用の言葉のなかから、妻のシャラポア(日本人)がこの言葉がいいと選んだものだ。 すると、この言葉を掲示した直後にクルム伊達公子さんがカンガルーカップ国際女子オープンのシングルス予選で現役復帰をした。そして、予選を突破したと思ったら本戦でもシングルスで準優勝、ダブルスで優勝という快進撃を果たしたのだ。 スポーツニュースなどのダイジェストでは、彼女のいい面の映像が中心ということはいちおう認識しつつ、25歳までの彼女を彷彿(ほうふつ)とさせるどころか、「ものすごく強いのではないの?」 と思わせてくれた。伊達さんの相手の立場から見れば、緊迫する長いラリーも、楽しんでやっている相手からポイントを取ることは難しく、気がつけば追い込まれていたという感じではないだろうか。 セットポイントや決勝のマッチポイントなどの大事なポイントを取られた時も、昔の気合いの入りすぎた表情ではなく、魅力的な笑顔をしていたように思う。 37歳の第一線へのカムバックという快挙だけでなく、10年以上の歳月をかけて「なりたかった自分になった」という人を見た爽快感があった。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-05-15 23:40 | 草仏教
2008年 05月 14日

今回の中国の震源地付近の地理的状況について

今回の震源地となったブン川付近の地理的な状況に
ついて、このブログと以前から相互リンクをさせていただいている
私の旅はこんな旅 のkobamikiさんがお詳しいのではないかと思っておりましたが、
最新ブログ記事が、まさにその地理的な状況をふまえての危惧をされて
いました。

このブログ記事を読んで、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている
九寨溝(九寨沟)という中国四川省北部のガパ・チベット族羌族自治州にある
自然保護区に観光などで入っておられる方々のことがリアルに危惧されました。

※念のためですが、その他の地域で被害に遭われている方々を危惧しないという
 わけではありません。

日本語で書かれている地域情報として、極めて貴重なものではないかと
感じましたので、緊急に紹介させていただきます。

緊急、というのは、kobamikiさんの推測は土地鑑があるために
非常にリアルさを感じるのですが、この一帯が陸の孤島のような状態と
なっているとすれば、至急、最寄りの(従来なら車で1時間半)空港から
救出に向かわなければたいへんなことになってしまうという強い予感からです。

生きてください!


マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-05-14 00:57 | 草類(ブログ紹介)
2008年 05月 13日

中国はフランスの支援を受けてくれ

中国の南西部で起きた四川大地震だが、
発生から、1時間ごとに発表される死者の数が
1000人ずつ増えていく。
ネットのニュースを見るとき、クリックする手が少しだけ震える。

ビルマ (ミャンマーは軍事政権で地名変更された名なのでビルマと呼びたい)
のサイクロンに続き、たいへんな大惨事が起こってしまった。

ビルマにしろ、中国にしろ、義捐金や募金はもちろんのこと
各国やさまざまな民間団体からの人的支援の用意があると思うのだが、
現在のビルマは閉鎖的な軍事政権下にあるので、さまざまな各国の
スペシャリストたちにもビザが発給されない。

中国は、明日以降の動きをみないとわからない。

チベット弾圧問題に端を発したオリンピックの聖火リレーは、
中国に抗議するフランスに抗議するフランス系のスーパーマーケット
への不買デモ(置かれている製品の95%は中国産らしいが)という
形で、 「愛国心」 を盛り上げ、つい一年前の日本がそうであったように、
中国のチベット弾圧に積極的に抗議するのはフランスだけではないのに
目の敵(かたき)にされている。

中国は、フランスからの支援を積極的に受け入れる方向をとって欲しい。
もちろん、フランスだけではないが。

フランスは日本では仏国と表記し、中国では法国と表記する。

仏法・・・

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2008-05-13 23:49 | 草評
2008年 05月 12日

粒焼(28) 早送りと走馬燈

どんな名作映画のDVDでも、
早送りしていると滑稽(こっけい)にみえる。

間が飛んでいるから
マヌケにみえるのは当たり前だが・・・

自分の人生、どこかで録画されていて、
猛スピードで早送りされたらたまらないなぁ。


死ぬ時には、今までの記憶が走馬燈のように
かけめぐると聞く。

そんなことは、その時にならないとわからない
が、

猛スピードでまわる走馬燈ではなく、
スローモーション映像でお願いしたい。


どこにお願いしたらいいかわからないが。 

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by kaneniwa | 2008-05-12 18:36 | 雑草
2008年 05月 12日

超訳徒然草・吉田くんのブログ(第209段)

人の田を論ずる者、訴に負けて、ねたさに、
「其の田を刈りて取れ」
とて、人を遣しけるに、先づ道すがらの田をさへ刈りもてゆくを、
「是は論じ給ふ所にあらず。いかにかくは」
といひければ、刈る者共、
「其の所とても刈るべき理なけれども、
僻事せんとて罷る者なれば、いづくをか刈らざらん」
とぞいひける。

理り、いとをかしかりけり。

(吉田兼好法師 『徒然草』 第209段)

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田んぼの所有権をめぐって訴訟沙汰になり、その裁判に負け、
悔しさのあまり
「その田んぼの稲を収穫前に刈り取っちゃえ!」
命じて何人かを田んぼに行かせたところ、
その人たちは手はじめに訴訟とはまったく関係ない
道の途中の田んぼまで刈り取ってしまったので、
「ここは、あんたらの裁判とは関係ない田んぼなのに、
どうしてそんなワルサをするんですか?」
と言ったら、その人たちは
「その問題の田んぼだって刈り取っていいわけじゃない。
われわれは、どうせ人の道に外れたことをやろうと思って
やって来ているのだから、どうせならずべて刈り取っちゃうのだ!」
と逆ギレ気味に開き直って言った。

すごい論理だ。

超訳BYマーヒー
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by kaneniwa | 2008-05-12 16:50 | 徒然草
2008年 05月 10日

名曲草鑑賞 (9) キャンディーズの年下の男の子 (5)

5回に分けることになるとは思わなかったが、
やはりキャンディーズを語ると長く熱くなってしまった。
なんせキャンディよりもキャンディーズが好きだからなぁ。

今夜は、この 年下の男の子 の詩と曲、それから
ミキちゃんのことを書いて終わりにしたい。

詩と曲とミキちゃん
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by kaneniwa | 2008-05-10 00:06 | 草音
2008年 05月 09日

名曲草鑑賞 (8) キャンディーズの年下の男の子 (4)

年下の男の子 をじっくり聴いてみる。(カーオーディオだが・・・)

今回は伴奏に焦点をあてよう。 (長いよ)

(それから・・・熱いぜ!)

焦点をあてる
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by kaneniwa | 2008-05-09 00:39 | 草音
2008年 05月 08日

名曲草鑑賞 (7) キャンディーズの年下の男の子 (3)

 年下の男の子 は、ランちゃんのボーカルをメインに
 スーちゃん、ミキちゃんがユニゾン(同音)での控え目な
 コーラスを担当し、最後の最後で三声和音での見事な
 ハーモニーを聴かせてくれる。

 この、最後の部分を聴いて、
 キャンディーズはもちろん三人でなくてはいけないのだが、
 この 年下の男の子が、実はブルーノートというJAZZっぽい音階を
 多用する(関連の記述は続編で述べてみたい)楽曲でもあり、
 最後のコーラス部分を聴いて

 もしもキャンディーズが四人だったら?
 
 ということを小夢想してみるのだった。
 テンションを含むJAZZっぽい四声コーラスのエンディングであれば、
 またこの曲は違った味をもっていただろう。

 そのマーヒーの小夢想は、あながちデタラメではなかった。

 キャンディーズは東京音学院→スクールメイツ→ナベプロ
 というプロセスを経ているのだが、あの「木綿のハンカチーフ」の
 太田裕美が同じプロダクション(ナベプロ)に所属しており、
 何とキャンディーズのオーディションを受けたことがあるという。

 ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃん、ヒロちゃん、という
 四人組が結成されていた可能性もその時にはあったのだ。

 マーヒーの記憶があやふやで、記憶違いの可能性もあるのだが、
 紅白歌合戦の他の歌手が歌う曲(ああ、思い出せないなぁ)の
 バックコーラスに、キャンディーズ+太田裕美というのを見たような、
 かすかな記憶がある。 ああ、これは自信がないなぁ。
 キャンディーズ+誰か、がバックコーラスをしたのだけは確かだ。
 キャンディーズのバックコーラスに加わったのは、太田裕美以外の
 誰かだったかもしれない。

 でも、所属が同じだったということで、まさに太田裕美だった可能性も強い。

 それにしても、当時の「紅白歌合戦」というのは、
 キャンディーズがバックコーラスをつとめるというようなところに、
 「オールスターゲーム」を観戦する時のようなワクワク感があった。
 当時、まだ現役だった王貞治が、オールスターゲームで
 ファーストミットのままライトを守ったような。

  マーヒー加藤



 
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by kaneniwa | 2008-05-08 12:46 | 草音