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2013年 01月 31日

草仏教掲示板(48) あきらめたらそこで試合終了だよ

b0061413_15512644.jpg 『SLAM DUNK』(スラムダンク)というのは井上雄彦による高校バスケットボールを題材にした漫画作品である。そのコミックス『第27巻』のP147~148に出てくる言葉。物語のなかの試合で残り時間 11分41秒、22点差で負けている状況での安西先生の言葉。実は検索などをしてみたら「現代の名言」としてとても有名になっている言葉であった。正直言って単なる根性論(根性は嫌いではないけれど…)を超えた意味が見い出せなくて今までは法語としての掲載はためらっていたのであるが2日前のマニー・パッキャについてのブログ記事を書いた後にちょっと考えが変わった。「ムリ」と口にすることは日常のなかの「あきらめ」なのである。「ムリムリ」と軽く口にしているうちに、本当にあらゆることが不可能になってしまうこともあるかもしれない。そうしたら、心臓は動いていても人生のゲームセットだよ。少なくとも「これならば私にもできるかもしれない」「この役割なら今の私にもできるかもしれない」「これぐらいの変化はしてみるべきかもしれない」と思うだけで、あきらめない世界が開けてくるように思う。 さらに大阪市立桜宮高等学校のバスケットボール部の顧問の暴行によってバスケットボール部のキャプテンが自ら命を絶ってしまったことや柔道全日本女子の園田隆二監督が15人の選手から暴力行為などがあったとして告発されている問題などがクローズアップされている今も「体罰抜きにはスポーツの指導はできない」とハッキリと公言する人がプロ・アマを問わず多いのだけれども、フィクションとはいえ安西先生のように的確な言葉をその時しかないというタイミングで投げかける能力を持つべきだろう。「体罰抜きではできない」なんていう「あきらめ」をもってしまたら、指導者としてそこで試合終了だよ。

マーヒー加藤(ブログ文)
シャラポア(書)
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by kaneniwa | 2013-01-31 16:27 | 草仏教
2013年 01月 29日

NHKスペシャル 「"世界最強"伝説 ラスベガス 世紀の一戦」を観て

5〜6年前のサラリーマン川柳(第一生命保険主催)での
 「無理をさせ 無理をするなと 無理を言う」
という作品は、実に大傑作であった。
読んだその日から覚えられ、見事な風刺にもなっている。

しかし、最近は若い女の子の 「ムリ!」 という言葉遣いが気になっていた。
もっとも身近なところで中学生の長女の「ムリ!」という言葉に腹を立てていた。

「もうちょっと髪を短めにした方がお前には似合うんじゃないか?」
「あ〜ムリムリ!私はこれがいいから」

などという用語例で使われると
「んじゃお前を養うのもムリっぽい!」
と返してしまって、しなくていいケンカをしてしまうことになる。

シャラポア(妻・日本人)も実は私と同じ気持ちであって
「無理、ムリの言葉の軽さは気になるよね」
と、ちょうどそういう話をしていた日曜日の夜(21時)に、テレビで
NHKスペシャルの「世界最強"伝説ラスベガス 世紀の一戦」を観た。
50分間ぐらいの番組であったが、映像と構成は作りこまれて
そのすごいキャラがそろって演技ではないドキュメンタリーを見せつけられ、
上質な映画を何本も観た気持ちになってしまった。

アメリカ合衆国・ラスベガスで
「ここはボクシングの聖地だ」と
ボブ・アラムというモハメッド・アリと出会ってその試合もマッチングしてきた
老獪な敏腕プロモーターが語るところから始まった。
そのプロモーターが、現在、いちばん目をかけているボクサーがマニー・パッキャオ。
そのボクシングの本場アメリカで6階級制覇(体重差20kg)という
前人未踏の偉業を成し遂げたマニー・パッキャオがドキュメンタリーの主役。
どんな名優を揃えた映画よりも
マイク・タイソンやシュガー・レイ・レナードという名ボクサーが出てきて
そのマニー・パッキャオというボクサーに無条件の賛美を語るので、
それだけで今回の主人公がタダモノではあり得ないと感じていきなりひきこまれる。
1時間前には「名前を聞いたことがある」という程度であったマニー・パッキャオが、
番組が終わる頃には唯一無二のスーパースターとしてその顔は焼付けられた。

身長167センチの小柄なフィリピン人は、
目に見えないほどの高速左ストレートを武器に、
自らよりも上の階級のボクサーを次々に倒していき、
ボクシング界のスーパースターの座に上り詰めた。

フィリピンのミンダナオ島の極貧から身を起こしたパッキャオは
今でもフィリピンのその島に住みトレーニングに明け暮れる。
父親がいなかった少年パッキャオは、母親がいなかった幼馴染をトレーナーとして
ボクサーとなっていった。

12月8日にこれまで3度拳を交えた宿命のライバル、
ヒスパニックの英雄との世紀の対戦が交渉で決まった。
メキシコのプロモーター、ベルトランが推挙したメキシコ人ボクサーは
ファン・マヌエル・マルケス。
ペーパービュー(番組・スポーツの試合ごとの有料放送)での数十億円の
売り上げを重視して決まった。
現在のアメリカ合衆国ではボクシングでもヒスパニックの人気が絶大だ、

さて、ここから先は、ネタバレをおそれて私はあえて書かないようにしたい。
これだけ映像と構成のひとつひとつに力が入った優れたドキュメンタリーだから
必ず再放送があるだろう。(深夜になるかもしれないけれども)

ともかく、ラスベガスでの、その「世紀の一戦」を終えた後で
マニー・パッキャオがフィリピンのミンダナオ島に戻ったところのシーンで、
私は久しぶりにテレビの前で涙してしまった。
そこで涙をこらえるなんて、私にはムリ!

そう、最初は長女が口にする「ムリ」の話だった。
マニー・パッキャオも、ファン・マヌエル・マルケスも、
その高度で厳しいトレーニング中に
「いいぞ、勝てるぞ」
「やれるぞ」
と口にしていた。
軽々しく「ムリ!」と口にするのとは対極の世界だ。

マーヒー加藤

※ 出張中のため、このブログ記事はタイマーによる予定投稿で書いております。
  コメントへのお応えなどは遅れると思いますがご了承ください
 
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by kaneniwa | 2013-01-29 00:01 | 草評
2013年 01月 27日

失われた時を求めるラーメン (2) 「北山新町」にあったラーメン小屋

b0061413_1103197.jpg 学生時代にもっとも食べたラーメンは北山新町(ちょっとくどいですが、京都市の北山通と新町通りが交差する地点です)のラーメン小屋である。「小屋」という表現はどうかと思うが、トラックを改造した店(車体)に大型のロッジ式テントがドッキングしたような店舗であり、屋台というよりは「小屋」と呼ぶのが雰囲気が出る。無口だが「小池さん」のようにラーメンが似合うご主人がひたすら麺を茹でてスープを注ぎ、革ジャンに革パンツという女性ライダー風ともSMの女王様風とも言えるような奥さんがトッピングと接客を担当されていた。チャーシューが美味しいラーメンだったが250円で「肉抜き」というバージョンもあってバイト料が出る直前などの時には有り難かった。「肉抜き」とはいえ、チャーシューのハネモノというのか切れ端というのかカケラというのか断片というのか、それをチョコっと入れてくれていた。私は常連だったので他にお客さんがいない時などは「肉抜き」の時でもそのカケラをドサっーと盛ってくれた時もある。ただ、ガイドブックには決して載るようなタイプのラーメン屋さんではなかったが隠れた名店であり人気店であったから、私の他に客がいないという状態はけっこう通っていて5回もなかったかな。 さて「ガイドブックには決して載るようなタイプのラーメン屋さんではなかった」という一文をついさっき打ち込んだばかりであるが「今はインターネット時代だし、それを使ってかき集める情報のなかでもラーメンという分野は最も活発なジャンルだぞぉ」とふと思った。以前、「このラーメン屋さんには店の名前はないの?」と革ジャンおばさんに尋ねたことがある。みんな「北山新町のラーメン」という感じで呼んでいて、ほとんどそれで通じてはいた。ただ、ある時にラーメンを食べながら「ずっと名前のない店に通っているんだなぁ」とふと思っちゃった。すると革ジャンおばさんは「一応ね、『蓬莱そば』という名前はあるのよね」と言った。よく観察してみれば、店先の赤ちょうちんに遠慮がちに小さくだが「蓬莱」という文字はあった。その「蓬莱」での検索はまったくダメだったが、たとえば「北山新町にあったラーメン屋」という検索ワードで割合と簡単に移転先が見つかった。今回の写真は「食べログへの投稿」から拝借してきたが、モヤシが載っている濃い醤油味と、記憶のなかにあるドンブリ(器)までが一致する。何よりも嬉しくて「ああ、間違いない!」と実感したのが路地とはいえ最寄りが地下鉄烏丸四条駅という京都の中心部に移転されているのに、その店名を「京都北山元町らーめん」とされていることであった。これは北山新町時代のファンへのアピールも込めた感謝を現しておられるのだと思う。どうしよう、明後日から京都に出張だ。失われた時を求めるラーメンの実践編をやるか!

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-01-27 23:11 | 七草
2013年 01月 25日

失われた時を求めるラーメン (1) 「天下一品」のラーメン

b0061413_2172552.jpg 冬休みの読書感想文に10歳の息子はコナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』のシリーズの短編をチョイスしていたようだ。しかも40年近く前に私が読んでいた本の現物を手にとって年末年始に夢中になって読破したようで、ちょっと嬉しかった。ただふと思ったことは「小学校の先生って子どもが感想文の題材にした本は読んでおかないとその感想文の評価もできないから大変だなぁ」ということであった。ぶふふ…『マルセル・プルーストの失われた時を求めて(À la recherche du temps perdu)を全巻読破して』なんて感想文が夏休みや冬休みや春休みの感想文の宿題で提出されたらどうなるんだろう?その小学校の先生に当分休みはなくなるだろうなぁ。なんせ日本語訳では400字詰め原稿用紙が一万枚にも及ぶ超大作である。その超大作、学生時代に図書館から借りて、第1巻の書き出しだけ読んだことがある。要するに読破の方は序盤の冒頭をちょっと過ぎたあたりで挫折したということだ。ただ、その序盤の冒頭部分に書かれていた物語は、ある日語り手がふと口にしたマドレーヌの味をきっかけに、幼少期に家族そろって夏の休暇を過ごしたコンブレーの町全体の記憶が鮮やかに蘇ってくるというものであった。 マドレーヌというものを私も年に何回かは口にするけれどもプルーストと違ってフランス人ではないし、マドレーヌに格別の思い出や思い入れはないので20世紀の長編傑作どころか物語らしきものの断片すら浮かんでこない。私にとってのマドレーヌはラーメンではないか?とふと思った。一杯のラーメンが、そのラーメンをけっこう食べていた時期の記憶を鮮明に思い出させてくれるということなら、長編小説などには繋がりようはないけれどもブログ記事の文章はすぐに出てくる気がする。 というわけで、その第1回目(不定期に7つぐらい書くつもり)は京都を拠点としながらジワジワとその勢力を広げる「天下一品」のラーメンである。なんせ私は屋台時代こそ知らないが「天下一品」の第一号店であり本店でもある北白川の近所のバブテスト病院で生まれた。その後、修士課程の大学院生時代の2年間、京都の千本北大路で「換気扇から流れてくる天下一品のスープの香りを常に嗅ぎ続ける環境」というところに居住していたことがある。筋金入りというか骨の髄まで天下一品のスープが染み入っている身なのである。 その後、丸三年ほど天下一品を口にしない人生の後で東京に6年間ちょっと住んでいた時期、東京都下に(今とは違って)まだ天下一品の店舗が2店舗か3店舗しかない時期に、車で15分以内の場所(練馬区江古田)に「天下一品」があったのだ。その時、「ん?意図的なのか微妙に京都と東京では味が違うなぁ」とは思いつつも紛れもない天下一品の麺やスープやチャーシューに接するという久しぶりの再会に、ラーメンの一杯が過去のさまざまな出来事を断片的ながら思い起こしてくれるというプルースト状態をちょっと経験した。 天下一品のラーメンはフランチャイズ制で店舗がどんどん増えて全国展開(海外店も増えているので世界展開か?)しているラーメン屋さんとしてはハッキリと好きか嫌いかが分かれる賛否両論ラーメンであるが、その分中毒性もあるということである。 今、もっとも最寄りの天下一品の店舗は新潟市の郊外の小針という場所で、自宅からは40キロ離れている。(できれば食べたい時にすぐ出動できる10キロ圏内に欲しいところだが…)ただ、天一中毒となり、それにとりつかれた人は100キロ以上の道のりを車で行くという人もいると聞くので、よしとしなければならない。ただし、付近に用事がある時に「よし、今日は天下一品のラーメンだ!」と心に決めた時に定休日(新潟市小針店の定休日は木曜日)だったりした時の失望感は大きい。たとえるのは難しいけれども猛烈にビールが飲みたい時に入った居酒屋がマニアックな日本酒専門店でビールが置いてないところ(ビールを置いてない酒場は滅多にないけれど)だったり、コーヒーが飲みたい衝動を感じて喫茶店に入ったら紅茶専門店だったりするような感じだろうか。仕方なく他のものを食べても「ああ、求めていたのはこれではない」という感覚がとても強くなる。 ただ新潟市の小針店で天下一品のラーメンを食べる時の状況は、付近の野球場でナイターの試合を終えた後にユニフォーム姿のままで入る時と、近くにある行きつけの楽器店(あぽろん)に寄る前後である。失われた時を求めつつも、スポーツと音楽という大事にしたい趣味と嗜好がからんでいるので、まだまだこれからも天下一品のラーメンの味に記憶がからんでくるということは嬉しいことである。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-01-25 23:18 | 七草
2013年 01月 23日

コッヘル198番 人参としらす干しのきんぴら

b0061413_23281079.jpg 私の弟の妻、つまり義理の妹から教えてもらったきんぴらである。通常、きんぴらといえばゴボウと人参というのがスタンダードであると思う。アカデミー賞でいうならばゴボウは男優か女優かは不明だが主演男優賞とか主演女優賞の候補であり人参は助演男優賞か助演女優賞の候補というところであると思う。そして、流儀はいろいろであろうかとも思うが、さらに脇役を厚くするのであればレンコンなどが加わり、さらに脇にまわってはいるけれどもまさに良い味を出していたりするのがゴマとかカツオブシといった布陣ではなかろうかと思う。教えてもらったきんぴらにはゴボウがいない。ゴボウがいないとなるときんぴらとしては淋しいのではないか?と最初は思っていた。主演が降板した映画や芝居、エースが投げない日や4番が欠場した野球の試合、そういうものになるのではないかと思っていた。ところが二番手ピッチャーの好投というのか、下位打線の奮起というのか、はたまた助演の役者の好演というべきか、しらす干しという普通はきんぴらにはあまり考えていなかった素材の起用により人参が奮起!魚系の出汁味のような役割はしらす干しがやってくれているのでカツオブシの投入は不要。その代わりにこのシンプルさを演出するのにゴマの方は欠かせざるような重要な存在に思えてくる。人参が美味い!気がつけば人参を大量に摂取していたきんぴらであった。

マーヒー加藤

コッヘルバックナンバー
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by kaneniwa | 2013-01-23 23:29 | 草外道
2013年 01月 21日

CDの時代はとっくに終わっているのだろうか?

昨年、2012年の一年間でもっとも売れたCDは
AKB48 の「真夏のSoundsgood !」 のシングルであり
182万56枚らしい。
シングル部門のベスト20のランキングは
どのようになっているかといえば

1位 AKB48 「真夏のSoundsgood !」 182万56枚
2位 AKB48 「GIVE ME FIVE!」 143万6519枚
3位 AKB48 「ギンガムチェック」 130万3407枚
4位 AKB48 「UZA」 121万5079枚
5位 AKB48 「永遠プレッシャー」 107万3499枚
6位 嵐 「ワイルド アット ハート」 64万9114枚
7位 嵐 「Face Down」 61万9940枚
8位 SKE48 「片思いFinally」 59万2947枚
9位 SKE48 「キスだって左利き」 58万7993枚
10位 SKE48 「アイシテラブル!」58万1612枚
11位 嵐 「Your Eyes」 55万9412枚
12位 NMB48 「ナギイチ」 44万9098枚
13位 NMB48 「ヴァージニティー」 39万896枚
14位 NMB48 「純情U-19」 37万6302枚
15位 関ジャニ∞ 「ER」 37万4853枚
16位 Kis-My-Ft2 「WANNA BEEEE!!!/Shake It Up」 35万5374枚
17位 NMB48 「北川謙二」 35万3160枚
18位 Kis-My-Ft2 「We never give up!」 32万1573枚
19位 関ジャニ∞ 「愛でした。」 32万289枚
20位 NEWS 「チャンカパーナ」 30万5407枚

ということであり、1位から5位までは
「総選挙とのからみ」ということもあってか見事に
AKB48 が独占している。
AKB48 の総選挙へは投票しても解散総選挙となった
衆議院議員選挙には行かなかった20歳以上もたくさんいたと思う。
総選挙が終わってブックオフなどに大量にAKB48 のCDが出回ったという話で、
これは昔、仮面ライダースナックを付録のカード目当てに買って
スナックは捨てられていたという社会事象を彷彿とさせる。

さらに1位から20位に至るまで、
見事にAKB48 (SKE48もNMB48も姉妹グループであるらしいから)関連と
ジャニーズ事務所関係が独占をしているということになる。

CDアルバムの方のランキングのベスト20はというと

1位 Mr.Children 「Mr.Children 2005-2010」 117万298枚
2位 Mr.Children 「Mr.Children 2001-2005」 110万5080枚
3位 AKB48 「1830m」 102万9954枚
4位 嵐 「Popcorn」 84万7671枚
5位 EXILE 「EXILE JAPAN」 76万7274枚
6位 桑田佳祐 「I LOVE YOU -now & forever-」 75万7831枚
7位 コブクロ 「ALL SINGLES BEST 2」 69万3650枚
8位 Mr.Children 「[(an imitation) blood orange]」 61万2507枚
9位 松任谷由実 「松任谷由実 40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。」 54万9541枚
10位 山下達郎 「OPUS ~ALL TIME BEST 1975-2012~」 51万8906枚
11位 安室奈美恵 「Uncontrolled」 51万7603枚
12位 いきものがかり 「NEWTRAL」 41万4490枚
13位 ゆず 「YUZU YOU[2006~2011]」 39万4781枚
14位 EXILE 「EXILE BEST HITS -LOVE SIDE/SOUL SIDE-」 38万2217枚
15位 関ジャニ∞ 「8EST」 36万7107枚
16位 Kis-My-Ft2 「Kis-My-1st」 32万6078枚
17位 西野カナ 「Love Place」 31万3835枚
18位 KARA 「スーパーガール」 29万5651枚
19位 SMAP 「GIFT of SMAP」 27万7993枚
20位 FUNKY MONKEY BABYS 「ファンキーモンキーベイビーズ4」 26万5759枚

ということになっていて、シングルよりは少し馴染みがある名前が出てくる。
18位のKARAなどのKポップも昨年は一昨年ほどの大きなヒット曲には
恵まれなかったとは思うのであるが、問題の核心は
「昨年もっとも売れた洋楽のCDシングルは何か?」
ということなのである。

答えを先に書いてしまうと、
マレーシア出身でアメリカで活動するR&Bシンガー、
シェネルの「ビリーヴ」という曲が
映画『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌でもあったということもあり、
CDシングルの洋楽としての売上の第一位であったという。

それはそれでいいとして、その売上枚数は約1万枚!
えっ?インディーズの数字ではないの?
などと思ってしまったが、1万枚だそうだ。
もっともiTunesなどでのダウンロード件数では
すでにミリオンセラーともなっているそうで、
音源がそっちで手に入ればCDなど買う必要がないということである。

しかし、その数字は年間のトップにして1万枚。
洋楽がMTVなどでどんどん流れ、
民放のFM局なども洋楽をヘビーローテーションでガンガン流し、
レコード会社のCMもバシバシ入っていた時代からすると
考えられない時代になっていたんだなぁ。

しかし、たとえばアメリカ合衆国などでは
すでにタワーレコード等の店舗はほぼ全滅状態で消え、
スーパーマーケットなどの片隅にCDが置かれているだけだとも聞く。
まだ日本は世界でいちばんCDという物体が売れている国であるのだ。
先日、タワーレコード(新潟南店)で
マイルス・デイビス(Miles Davis)の10枚組ボックスを千円で買った。
一桁間違えていて1万円ではないか?と思ったが確かに千円だった。
輸入盤ではあったが中古品ではなかった。
そういった時勢の在庫整理を手伝ったのかもしれないが、
千円であればレンタルよりも安いので買った。
レンタルより安いというよりも、アナログ盤をコピーするための
CDRのような値段で10枚組ボックス・セットである。

さて、昨年の洋楽ヒットシングルの第1位である
シェネルの「ビリーヴ」
をラジオで初めて耳にした。

わははは、いくら
『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌であるといっても
歌詞のほとんどの部分が日本語だ。
日本語の歌が洋楽チャートの第1位?
ますますわけがわからなくなった。

ちなみに、和田アキ子の昨年の新譜の売上は約800枚。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-01-21 23:48 | 草評
2013年 01月 19日

コッヘル197番 いちなん製ソーセージのホットドッグ

b0061413_23232256.jpg ついさっきfacebookを見ているとおもしろいことがわかった。知り合いが二人、それぞれ今日の昼食を京都市左京区一乗寺にある焼肉屋さんの いちなん さんでとられている。ほんのわずかな時間のズレでこのお二人は会われてはいないのだが、ニアミスをしているなぁ。というわけでこれは先月(昨年末)の写真であるのだが、そのいちなんさんに送って頂いたソーセージに、同じくいちなんさん製である「殿様ベーコン」というものをカットして間にはさんだ贅沢なホットドックである。いちなんさんのソーセージは自家製であり、ヴァイスヴルストほど白くはないものの自然な色をしている。塩と胡椒のみで仕込まれているいちなん製ソーセージを食べていると、いかに市販の大手メーカーのソーセージが作られた色をしていてパキッというクリプス感を出すために無理をしているかがわかる。その無理の多くは食品添加物などの薬品を使っての無理である。子どもなどは正直で、いちなん製ソーセージが届くと何本でも食べたがりすぐになくなってしまうので気をつけなければならない。贅沢であるがソーセージもベーコンも最後に残ったものをホットドックでいただくことにした。ちょっと失敗したのが、コッヘルの上にのせて写真を撮る時に「ホットドックの絵としてはやはりケチャップの赤が欲しいか…」と思って最初から逆さにして置くようになっているハインツ(HEINZ)のケチャップをかけたところ勢いよく飛び出して絵としては美しくなくなっただけでなく、味覚の点でもケチャップの味がさすがに強くなりすぎたことである。もちろんそれはそれで美味しいものであったが自然な旨味が凝縮されていたソーセージとベーコンだけに、かけるならマスタードをちょっとだけというのが正解であった。

マーヒー加藤

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by kaneniwa | 2013-01-19 23:23 | 草外道
2013年 01月 17日

ボーイング787とWindows8

1月17日、阪神淡路大震災から18年が経過した。
18年前の1995年といえば実にいろんな事件があった私の31歳から32歳。
当時は東京に住んでいたのであるが、阪神淡路大震災や3月の地下鉄サリン事件のことなどは
書き出せば止まらなくなってしまう。
書こうとしていることと関係が強いこととして、
1995年の11月下旬にあった
「Windows95の日本での発売」
ということにちょっとふれておきたい。
MS-DOS(懐しい!)や95以前のWindowsをちょっといじったことがある者としては
「やっとWindowsがマッキントッシュ(Mac)のような感覚で使うことができる!」
と喜んだ。
面白いのはこの頃、SONYがかなりギリギリまでWindowsパソコンを製造すべきか
マッキントッシュのMacOSを使ってパソコンを作るのか、
社内の意見も半々というか真っ二つであったそうだ。
(これも懐しい話だが音響メーカーのパイオニアがMacOSのパソコンを出していたのだ)
結局、今に続いてWindowsをOSとしたパソコンをずっと作っているのだが、
スティーブ・ジョブズもSONYの盛田会長を尊敬しSONY製品のファンだったというのだから、
この時点でMacOSのパソコンを作っていれば、歴史は変わっていたと言えるのだが、
SONYの録画機におけるベータがVHSに完全に敗北していたことも
伏線として大きかったのだろう。

そのWindows95はこれまた面白いことに98やMEという新OS(昔の話だが…)が出て、
さらに2002年にXPという定番OSが出てもしばらく出荷されていた。
つまりは、XPが出現して定着するまでの間でも
新機能のことよりも7年前からの安定性を選んだ個人や企業が
いかに多かったかということがわかる。
実際、私もWindows98をIBMのノートパソコンで所有していた。
15年前のOSの悪口を言っても営業妨害にならないと思うのでハッキリ言うが、
Windows98はしょっちゅうフリーズを繰り返す不良品であった。
挙句の果てに(これはマイクロソフトではなくIBMのせいかもしれないが)
ノートパソコンの内部にタイトルを記するのも恥ずかしい
エッチなDVDが入ったまま全く起動しなくなった。

さて、ボーイング787のトラブルがなかなか収まらない。
34%から35%の部品が日本製であり新しい飛行機なのだが、
正直言って今飛行機に乗るとするならば
パイロットが副操縦士から機長になったばかりの状態よりも
新型飛行機が導入されたばかりという方が不安だ。
つい先日、ラジオの深夜放送(文化放送)を聴いていたら
伊集院光が正月休みのことをしゃべっていた。
カナダのイエローナイフにオーロラを見に行き、
3晩連続でオーロラを見ることができたのは良かったが
ラスベガス経由でロサンゼルスからテレビの収録番組に間に合うように
帰国しようとしたら、その飛行機がボーイング787であり
飛行機の緊急点検のためにその日は飛びそうにないという。
(実際にその次の日も飛ばなかったそうだ)
慌てて全日空の飛行機で一つだけキャンセルが出たビジネスクラスを
38万円で押さえて帰ってきたという。
そして、何とかその収録の日に帰ってきたのだが日本のタクシーの運転手さんが
若手の新米でヘボで遅刻した、というオチみたいな愚痴もついていた。

さて、WindowsのOSも新しくなってWindows8か。
今パソコンを使う場合に90%はiMacなのであるが、
Windowsのパソコンも一台は欲しいものである。
10年ぐらい前はMacかWindowsか?という議論が白熱していたが、
Macはオートマチック車でありWindowsはマニュアルミッション車という感じ。
子どもや妻(シャラポア・日本人)も二台が並んでいるとMacの方を使いたがる。
ただ無料ソフトを含めて出ているソフトの数やカスタマイズのしやすさの関係で、
実はMacでなければできないことが多かった時代もあったけれども
今は圧倒的にWindowsでなければできないことの方が多いのではないだろうか。

というわけで、起動時間も短くなってくれたようでWindows8に軽く興味を持った。
まだ出てから数ヶ月で、使用している人には多くの戸惑いが見られる。
ただ、そんなことはよくあることなのでそれはいい。
根本的に問題であることは、雑誌で読んでいてビックリしたことなのだが
Windows8のたとえばノートパソコンを購入するとして
タッチパネルのものと従来型の非タッチパネルがあり、
何と両者に対応しているソフトは同じワープロソフトひとつにしても
まったく別物であるという。
これは「詐欺まがいである」とまで言ってしまえば営業妨害になってしまう可能性も
ちょっとあるから言わないとして、うーん、実にネーミングがまずい。
従来型の非タッチパネルのモデルはWindows7の次だからWindows8でいいとして、
画面にタッチするタイプはWindowsTouch PCとか、WindowsTablet PCとか
まあありきたりの名称しか思い浮かばないのだけれども
とにかくWindows8とまったく別な名称を与えないとひどく混乱してしまう。

どうも「8」は混乱がどう収まるかを見極めてからの方がいいなぁ。
そうなるとWindows7の叩き売りというものも、
そろそろ「在庫限り」というものも少なくなってくる頃なので
悩ましいところである。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-01-17 23:26 | 草評
2013年 01月 15日

立ち往生

b0061413_2593752.jpg1月15日の新聞、テレビ、ラジオ、ワイドショーは軒並みに首都圏を中心に関東地方の積雪のニュースを一日中伝えていた。そのなかで何度も「立ち往生」という言葉を耳にすることになった。「立ち往生」という言葉に違和感をもつ人というのは今では少ないと思うが、こう一日のうちに(ニュースなどで)何度も耳にすると「20年以上前にはそういう意味で往生という大事な言葉を使うなとマスコミ等に仏教系宗教団体や僧侶個人が抗議をするということがあったけれども今はそういうこともなくなったのだな」という感触をもつ。一時期は「他力本願」という言葉を棚から牡丹餅的な用語例で使われる際にも宗教団体の広報部や総務部にあたるとことが逐一抗議をしていたという時代もあったが、今では新聞にも「自力優勝の可能性は消えてあとは他力本願」などという文字を普通に見る。最近、その用語例に関する抗議で耳にしたのはある評論家が「親鸞聖人ではあるまいし他力本願ではダメだ」と発言した(これもまた15年ほど前の話)時と受験生グッズ(お守りのようなもの)の「これを置けば試験にパスする、他力本願寺のオクトパス」というタコのオブジェのプロダクツ(製品)に抗議した(これもまた10年ほど前の話)という事例。もともと「他力とは本願力のことである」という趣旨の用語例はあっても「他力本願」という言葉を私が読んだことがある浄土系の聖教で見た覚えはほとんどない。もし言うならば「本願他力」であって、「他力本願」という熟語自体が「他力」も「本願」もそれぞれが言葉の独り歩きをしつつ生み出され、普及してしまったものだ。独り歩きから群衆の行進になっていった言葉である。 なおさら、降雪によって交通機関などに支障が出ることを「立ち往生」と言うことに今さら逐一抗議などすることは難しいと思う。それならば機械や道具が壊れることを「オシャカになった」などということは、これは僧侶などでもよく使っていることを耳にしたことがあるが「役に立たないものになってしまった」という意味の「オシャカ」は、まず間違いなくお釈迦様からきていると考えられる。 さて、今回の太平洋側での降雪で経済的損失などの点、イベントの中止など予定が予定通りに行かなかったことに対する面から「立ち往生」の言葉は強調される。死者も出て500人以上のけが人が出たことは痛ましいと思うので書きにくが、立ち往生という日常語になったニセの往生であったとしても、予定が予定通りいかないことに我慢ができなくなってしまった現代人は年に1回は立ち往生してみたらいいと思う。行き詰まってみて久しぶりに日頃の生活を真剣に考えてみた、という人もいると思う。危機管理の問題も「こういう時に大地震が起きたらどうするか?」と思ってみるのが本当のリスクヘッジとかリスクマネジメントとかいうものであると思う。 東京に6年ちょっと住んでいたことがあり、冬の朝の凍結路で事故を起こしている車に国産・輸入車を問わずに四輪駆動の高級車が目立ったことをよく覚えている。ノーマルタイヤのままであるものも多く、四輪駆動であることでかえって間違った過信があること自体が危険なことであると思った。逆に、ウインタースポーツをやるわけでもないのに首都圏の厳しいガレージ事情のなかスタッドレスタイヤを持っている人を尊敬した。「置き場も含めて無駄なお金だと言う人も多いけれども、何かあった時の費用に比べたらこれを安いと思わなきゃいけないでしょ」という言葉にますます感心した。 知り合いの福島県の方は(福島県は山間部と太平洋側とで降雪量がまるで違う)除染しても除染してもなかなか下がらなかった放射線量が降雪で大きく下がったことに喜んでおられる方もいた。立ち往生も立ち位置でいろいろ。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-01-15 23:59 | 草評
2013年 01月 13日

ポケットが多いジャケット

ポケットが多いジャケットというものを一つ持っている。
それはスキーウェアの上ということもあって、
バック類などを持たずに手ぶらでいられるのはいいことだ。
ただポケットがたくさんあることで必要なものを取り出す時、
それを普段から常用しているわけではないので
どこに何を入れていたかがわからなくなる。
どこかには入っているのであるけれども、
そのどこかを探すのが大変になってしまう。

これは説明書が分厚すぎて使いこなせない
ハイテク製品などが多機能であるがゆえに悩ましいことに
とても似ている気がした。

マーヒー加藤
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by kaneniwa | 2013-01-13 23:57 | 草評