2009年 03月 06日
けっこう前の話であるが、 私の父に孫たち(私の娘と息子)が オッパッピィ ! と言ったので、父は私に 「オッパッピィとは何か?」 と尋ねてきた。 「本人の小島よしおの定義によれば、オーシャン・パシフィック・ピースという ことだそうだ」 と答えると、 「なぜ大西洋上の平和なのか?」 と真面目に、また尋ねてきた。 「大西洋はアトランテックだ。パシフィックは太平洋だね。 ともかく、太平洋だろうが大西洋だろうが関係なく、 オッパッピィは一種のナンセンス・ギャグだね」 と解説してやると、 「それでは川上音二郎の オッペケペー のようなものか?」 と、再三、質問してきた。 川上音二郎と小島よしおの両者を知る者というのは、 今の日本の人口分布のなかでもどれくらいなのだろうか? オッパッピィが自由民権運動の流れの延長線上にはないこと だけは確かだろうと思う。 あと、川上音二郎は福沢諭吉の書生だったという経歴があるが、 小島よしおは大隈重信の創始した早稲田大学出身といういう、 そういうつながりが・・・・・・あるとは言えないなぁ。 しかし、オッパッピィ と オッペケペー の連想すらしかかった私には たいへんに意外性に満ち、言われてみれば 「なぜ今まで考えなかったのだろう?」 というぐらいの指摘だった。 川上音二郎。 明治時代にアメリカ公演を成功させ、 1900年のパリ万博での 「オッペケぺー節」 の収録が、 日本人初のレコーディングである。 日本人の録音物は、オッペケペーからはじまっている。 マーヒー加藤
by kaneniwa
| 2009-03-06 21:25
| 草評
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