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草仏教ブログ

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2009年 05月 09日

コッヘル26番 蕗(ふき)と人参のタイタン(炊いたん)

コッヘル26番 蕗(ふき)と人参のタイタン(炊いたん)_b0061413_0254387.jpg 今後、このコッヘルナンバーに 「タイタン」 というシリーズ (と言えるほど数が揃うかどうかはまだ不明) を登場させたいと思う。 料理としての 「タイタン」 とは何か? それはスペースの関係で、別にフットノート(脚註)を書いて補足しておきたい。 さて、新潟でも地物の蕗(ふき)のシーズンとなった。蕗(ふき)という素材はこのタイタンのエース格である。この季節の山菜や蕗をいただいていると、何だか血液が浄化され日頃の不摂生の罪滅ぼしとなってくれる気がする。健康面での欠点は、日本酒が合いすぎるということだろうか。しかもこの季節、お燗でも冷酒でもなく、そのままの温度の日本酒が劇的に合う。


コッヘル26番 蕗(ふき)と人参のタイタン(炊いたん)_b0061413_0262342.jpg 旬のものは当たり前のように美味しい。日本酒などは飲めないうちの長女(10歳)と長男(7歳)と次女(3歳)であるが、旬のものには敏感に反応して食いついてくる。それは 「舌を肥えさせた」 ということとちょっと違って、知識とか経験とかを超えて 「生命力があるもの」 を本人の生命力から来るアンテナで察知して本能的に食いついてくるように見える。 生命は生命をいただかないといけないのだ。  ※ 写真はちょっと前(3月19日)のものなので、中央にフキノトウを炊き合わせてのタイタンです。


マーヒー加藤

by kaneniwa | 2009-05-09 00:43 | 草外道


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