2009年 06月 08日
コッヘルナンバー竹の子特集は、竹の子のカレー(コッヘル34番)に始まり、今年は主にイタリアンと中華料理の素材としての竹の子に焦点を合わせてみたいのだが、その前にやはり日本料理というか、和食も紹介しておきたい。 「日本は好きですか?」なんていう漠然とした質問をされたら 「ええ、まあ」という漠然とした答え方しかできないが、その質問を少し具体的に「日本料理は好きですか」と変えてもらうだけで 「日本料理といっても領域は広いですけれども、大好きです」 と答えることができる。さて、タイタン の登場である。この蕗と竹の子のタイタン は、「おばんざい」の主力であるタイタンのなかでもエース格といっていいと思う。この写真は2ヶ月ほど前のものであるが、蕗と竹の子というのは、私の住む地域(新潟県北部)の場合は地物が出回る時期が重なるのも嬉しい。ダブル・ラッキーという気持ちになる。考えてみれば、このブログではある理由があって「竹の子」という表記をしているが「旬」という字に竹かんむりで「筍」(たけのこ)であり、「筍」をズバリ 「しゅん」 とも読む。 さて、その「竹の子」表記の由緒であるが、 10年ほど前に仕事で京都に出張した時、 居酒屋に観光客らしい白人客が入ってきて 私が食べていた竹の子について 「宇宙・照美・ワット伊豆です?」 という質問を投げかけてきた。 「バンブーですがな」 と教えてやるとその白人はそのタイタンを 注文して食べ 「王、舞・蛾!」という言葉を叫び、 「どうやったら竹をこんなに柔らかく調理できるのか、 その驚きの秘密を教えてください」 というようなことを訊いてきたので 「バンブーのベイビィやんけ」 と答えた。 ついでに蕗についても 「宇宙・照美・ワット伊豆です?」 と言ったので 「フキ・ジャポニカ」と答えた。 英語で何と言うかわからない名詞は「ジャポニカ」を付けて 学名っぽくするに限る。 しかし、その白人は竹の子の方は驚きとともに食べたが、 フキ・ジャポニカは苦手だったらしく、ほとんど残していた。 マーヒー加藤 コッヘルバックナンバー
by kaneniwa
| 2009-06-08 20:49
| 草外道
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