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草仏教ブログ

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2009年 08月 24日

コッヘル66番  島豆腐のカプレーゼ

コッヘル66番  島豆腐のカプレーゼ_b0061413_041432.jpg コッヘル53番が初出だと思うが、この夏に実によく食べたのが沖縄を主な産地とする島豆腐というものだった。これをモッツアレラチーズのように使ってトマトと合わせ、ゴマドレッシングをかけたものは実に美味しい。ただ、やはりカプレーゼと呼ぶには見た目からちょっとムリがある気がした。結婚し、そして特に子どもが生まれてからはこの私、少しは  「見た目」 というものを気にするようになった。やっぱ見た目が鮮やかなものは子どもや妻が喜んでくれる。そうすると私も変わっちゃった。たとえばアウトドアクッキングに限ってもかなり昔からやってはいたのだが、オフロードバイクでのアウトドアが主流だった時代、作る料理の見た目なんか気にしたこともなかった。敵から逃げ回り野営をするブルース・リーがトカゲを焚火で焼いて食べる・・・と、そこまではワイルドではないが、そのちょっと手前ぐらいの感じであった。 それが、家庭をもったらガラッと変わっちゃった。昔のハードボイルド仲間たちよ、ゴメンね。

コッヘル66番  島豆腐のカプレーゼ_b0061413_051239.jpg というわけで、まずはカプレーゼっぽくしてみた。キューピーとかAjinomotoなどのイタリアンドレッシング系統もいいが、やっぱりここはシンプルに 「塩をふってその上からオリーブオイル」 というぐらいのシンプルさが島豆腐には味と風味がマッチするみたいだった。 ちなみに島豆腐だが15キロほど離れた地点にあるスーパーで見つけて1丁買い、その味に感動して次の日もそこに行って置いてあった3丁を全部買い占めてきた。 ところが、最近は家から歩いていけるところにある同じ系列のスーパーに 「島豆腐入れてもらえませんかねぇ」 と言ったら、「電話で数を注文してくれたら3日後には入荷させておきますよ」 と応えてくれた。ネットで取り寄せると1丁でも送料が825円ほどかかってしまうのでこれは助かった。送料分だけで3丁買えると思うと何だか得した気分になって5丁も注文してしまった。島豆腐は重いので5丁で2キロだ。しかし、それをすぐに消費して次をまた注文している自分が怖い。 

コッヘル66番  島豆腐のカプレーゼ_b0061413_055826.jpg できればこのコッヘルシリーズを通じて私の地元だけにでも島豆腐ブームを起こし、地元の豆腐屋さんが日常的に島豆腐を作り出すようになるのが私の夢だ。信長の野望や家康の陰謀にくらべると小さいなぁ。マーヒーの健忘になるかもしれないが、いちおうそう記しておきたい。そして、ニガリを作っているようなきれいな海も割と近くにあるので、自分で島豆腐を大豆から作ってみるということもやってみたい。 ただ、今は沖縄産のものにハマリにハマっている。さて、話をコッヘル上に戻して、この島豆腐のカプレーゼを見た目で子どもにも喜んで食べさせるにはどうしたらいいか?とちょっと考え、カプレーゼが無くなる直前 (実は見た目を気にしなくてもけっこう子どもは島豆腐を私同様に喜んで食べているのです) この形状が壊れにくい豆腐の特性を活かして、にぎり寿司のような見た目になるようにしてみた。うーん、なかなかいいぞ。あとは、赤、白、に加えてイタリア国旗の緑にあたるものはないか?と食卓の上を見回すと、枝豆があったのでのせてみたのが最初の写真となった。いちおう今のところ、これを島豆腐のカプレーゼということにしておきたい。 


マーヒー加藤

コッヘルバックナンバー

by kaneniwa | 2009-08-24 00:48 | 草外道


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